麻宮好のレビュー一覧
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女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。子役として自分も出演した因縁の公演を前にして、初代殺しを疑われた者たちが集まってくる。真の下手人は誰なのか?初代はなぜ殺されてしまったのか?
終幕に明かされる真相に涙を流さずにはいられない感動の時代小説。
非常に面白かった♡
残念ながら歌舞伎に詳しかったら更に良いんだろうなぁ(๑•́ ₃ •̀๑)
美しい容姿と -
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たくさん学ぶことというか、知ることができた。
私自身も人のためって思ってしていたことは、
自分のためだったのかと思って、
今まで自分がしてきたことってなんだったんだろうと思ったり、
理穂ちゃんがだんだん心を開いてくれる様子や、
裕太くんを守るための優しい嘘とか切なくて、
最後は本当に悲しかったし
全部が全部温かい話ではなくて、姑の美月に対する態度や、美月の気持ちが痛いほど理解できて、作者さんの言葉のセンス?が良いからか、刺された事ないのに刺された気になって私まで辛くなった。
奈美が美月にハッキリ言うところ、
私も噂話や真実かもわからないような話を信じるのはやめようと思った。
自分自身 -
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なんていい子なんだ。
なんて健気なんだ。
健気すぎて いい子すぎて…
お母さん泣いちゃう
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
深川の新兵衛長屋に住む十三歳のお綾。
三年前に母を亡くし、父と7歳の弟 正太と慎ましく暮らしている。
お綾の家の隣に坂崎という写本を生業とするお侍さんが越してくる。部屋の片付けの苦手な坂崎。お綾は部屋の掃除をするかわりに、坂崎から読み書きを習うことに。
ある日、坂崎の部屋で「月のうらがわ」という書きかけの本を見つけたお綾。それは、母を亡くした子が『月のうらがわへ行けば亡くなった人に会える』という昔話を信じ、どうにか月のうらがわへ行こうとする物語だった。
物語は「 -
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10歳で母を無くしたお綾は大工の父直次郎、弟の正太と暮らしていた。父の同僚の重蔵は怪我が元で、大工が出来なくなったが、実はその怪我の原因が父の忘れ物だったため、父は何かと面倒を見ていた。金も貸していた。その為、お綾は手習所に行けなくなり、13歳の今もまだ仮名しか読めず、早くまた手習所に通えるようになるといいと考えていた。
今でいうヤングケアラーのお綾が長屋の隣に越してきた武士の坂崎から部屋の片付けと引き換えに文字を教えて貰える事になり喜んでいたのに長屋の女たちに勘ぐられる。
坂崎は秘密を抱えていたが、お綾は真っ直ぐな坂崎を尊敬し、慕う。正太や重蔵の娘おはるも同じだ。
長屋の暮らしとお綾や直次郎 -
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ネタバレ月のスープって、何だろう。
タイトルと、あらすじにある主人公の悩ましい状況が心に引っ掛かり、手に取った。
姑との軋轢から婚家を飛び出し、中学受験生の理穂と弟の悠太の家に家庭教師としてやってきた美月。銀のスプーンをくわえて生まれてきたような一見裕福な二人、裕福な家庭と思いきや、理穂と悠太にも辛い記憶や思いが存在していた。
理穂の言葉遣いは年相応には思えないほど大人びているが、やっぱり中身は小学六年生。家族を取り巻く様々な「事情」を前に、子供だからこそその奥深く暗いものを黙って隠してきたのだろう。美月がこの家に訪れなかったら、きっかけがなかったら……。一方、子供だとか大人だとか関係なく、“おま -
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ネタバレ時代小説の定番、貧乏人情長屋もの。住人たちは、人は良いが噂好きでお節介。噂は、良い噂より悪い噂のほうが面白く広まり安い。そして長屋の住人たちは、まさしく悪い噂のほうを信じ、良かれと思ってその噂を広めていく。そこに人間の愚かさ、醜くさが垣間見える。
主人公は大工職人「直次郎」の娘12歳の「お綾」。幼い弟が1人「正太」。その「正太」が恋と言えない淡い思いを抱いているのが、幼い女の子「おはる」。
この小説は、「お綾」を筆頭にして「正太」、「おはる」の3人で、「亡くなった大事な人には月のうらがわに行けば会える」と言う言い伝えを信じて「月のうらがわ」に行こうとする話。
亡くなった大事な人とは「お綾」にと