麻宮好のレビュー一覧

  • 筆耕屋だんまり堂(三) 一文字の想い

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    麻宮好さんのお話は優しくて温かい。いろいろな悩みを持つ人たちが、それを乗り越えて行く姿は読んでいて嬉しくなる。数馬とおりんのこれからも、春香ちゃんの成長も楽しみだけど、火事の真相も気になる。次回作が楽しみ

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    2026年06月07日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

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    内容(ブックデータベースより)

    「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う?
    文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。
    字を書くことなら何でも承ります!
    口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する――
    「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ!

    水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。今日も〝だんまり堂〟には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。温かな人情時代シリーズ開幕!

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    2026年05月23日
  • ひまわりと銃弾

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    太平洋戦争に向かいつつある昭和初期に、家族も亡くしたハジメが、住み込みで働いていた牛飯屋で親しくなったのは卓三だった。

    卓三がハジメに見せた『セザンヌゴオホ画集」の向日葵の絵の強烈さから感じとったものにより、2人は演劇の世界に興味を持つ。

    冨美に冴子が加わり、やがて一三座を作り活動するが、戦争間近になると警察や軍部による検閲や大衆の目が厳しくなる。
    卓三が兵役に取られ、東京大空襲に巻き込まれるが、奇跡的に生き残る…。



    戦争という抗えないものに翻弄される者が多いなか、ハジメや卓三は演劇に対して真摯であり、みんなに希望を与える力を持ち続けているのが凄いと感じた。
    その時代に演劇を続ける勇

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    2026年03月16日
  • 月のうらがわ

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    久しぶりの時代小説。
    やはりあの時代の風景や人情には深みがあっていいなと一人想像して楽しみました。
    それぞれみな良い登場人物たちでしたが、中でも新兵衛、大福のおばあちゃん、棟梁が好きでした。言葉が行動が優しさが心に沁み入る。

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    2026年01月21日
  • 龍ノ眼

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    今年出会った作家さんで、イチオシの作家さんです。子どもたちの描写が素晴らしく、読後には温かい気持ちになれます。どの作品も大人たちの愚かさと子どもたちの純粋さが対照的にうまく描かれています。愚かな大人だけでなく、子どもを慈しむ大人も描かれているのも、とても良いなと思います。

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    2024年12月31日
  • 恩送り 泥濘の十手

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    火付けを調べていた岡っ引きの父の失踪を追う、おまき親分を筆頭に個性的な仲間たちが苦しみながらも、真相に迫っていく姿は見物。江戸の闇は想像以上に深かった。闇の向こう側の人間心理がよく描かれていた。ミステリー要素に家族愛と、盛り沢山で最後まで飽きない。

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    2024年12月14日
  • 日輪草 泥濘の十手

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    「恩送り」の続編。この2冊、麻宮好さんを初めて読みましたが、ほんとに素晴らしい作品でした。単なる捕物帳ではなく、人の温かさや再生が見事に物語に埋め込まれていて、読後はなんともいえない温かさと清々しさに包まれました。

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    2024年11月17日
  • 月のスープのつくりかた

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    たくさん学ぶことというか、知ることができた。

    私自身も人のためって思ってしていたことは、
    自分のためだったのかと思って、
    今まで自分がしてきたことってなんだったんだろうと思ったり、

    理穂ちゃんがだんだん心を開いてくれる様子や、
    裕太くんを守るための優しい嘘とか切なくて、
    最後は本当に悲しかったし

    全部が全部温かい話ではなくて、姑の美月に対する態度や、美月の気持ちが痛いほど理解できて、作者さんの言葉のセンス?が良いからか、刺された事ないのに刺された気になって私まで辛くなった。

    奈美が美月にハッキリ言うところ、
    私も噂話や真実かもわからないような話を信じるのはやめようと思った。

    自分自身

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    2024年06月12日
  • 月のうらがわ

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    悲しい話ではあるが、人の心がよく描かれててうまい。この世の中もそうやって乗り越えて行くしかないないんだよな。綾と坂崎の再会の日をまた読みたいものだ

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    2023年12月16日
  • 月のうらがわ

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    人を思いやる優しさが沢山伝わってきました。悲しい別れのあと月のうらがわで死者に逢うことはできないが、その人を思い忘れないことが心の拠りどころになるのだと思いました。

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    2023年12月01日
  • 筆耕屋だんまり堂(二) 姉への恋文

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    内容(ブックデータベースより)

    後添えを案じるご隠居
    影の薄い落語家
    姉の幸せを願う武士の男子
    あのときの想い、憶えてますか? 
    文字に触れると心が視える筆耕師が、
    依頼人の願いをやさしく紡ぐ。
    “言葉”が人を救う感涙の人情シリーズ第二弾

    「恋文を書いてほしいの」筆耕師数馬の前で、姪の春佳は友人の健吾とともに頭を下げた。健吾は、自分のために嫁入りを諦めた姉を案じ、許婚だった男からの恋文を願ったのだ。逡巡しつつも代書する数馬。だが、男には既に別の女との縁談があった。さらに〝偽りの文〞であることも知れ、姉弟仲は険悪に。心を痛めた数馬は、事を収めるべく再び筆を執るが……。

    令和8年5月22日~

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    2026年05月28日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

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    麻宮好さんの作品は、初めて読んだ「恩送り」からファンです。人のぬくもりを感じる作品が多く、このお話もそういうものを感じます。これからシリーズとして続くのかなと期待したい作品です。

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    2026年03月28日
  • 筆耕屋だんまり堂(二) 姉への恋文

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    シリーズ第2巻は噺家の無口の演目めくり、惚けてしまった妻と絵草紙、春佳の友達の姉への恋文の話。
    今回は少し内容が薄い気がしたけどそれでも胸があったかくなる。
    片見月は縁起が悪いと初めて知った。
    同じ場所で同じ人と月を見る、簡単なようで存外に難しい。
    今日の幸せが明日も続くとは限らないとの言葉にハッとした。
    明日もこの幸せが変わらずにありますようにと願いながら大切な人と同じ月を見た人がどれだけいただろう。
    長屋に新しく入ってきた仁平から呪いの筆の女に少し近づいた。そんな理由でわざわざ筆耕師を使って手紙を書くものか…?

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    2026年02月16日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

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    ネタバレ

    付喪神なのか妖に近いのかわからないけれど
    硯や墨が言葉を話す。
    書道を少ししていたので、硯や墨が言葉を話していたらなんて楽しいのだろうかと思いました。
    そんな硯を持つ主人公の数馬と、
    姪の春佳のもつ過去。
    単なる火事なのか、何かが起きたのか。
    物語が進むとともに、数馬の記憶が蘇っていく。火事が起きて兄たちが、ではなく何かが起きて兄がわざと…?
    とても続きが気になる終わり方でした。
    もちろんそれぞれの話もおもしろく、
    人情あふれる物語だと思いました。
    子供が関連している話が多いことには理由があるのでしょうか?
    主人公と姪の関係性から?気になります。

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    2026年02月03日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

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    書いてもらった物で願いが叶うと言われる筆耕屋のだんまり堂の数馬は、口は利けぬが文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かび、硯や筆や文鎮とも話せると、すてきな設定な上に面白いし時代ものでも読みやすい。江戸時代の子供が受けるひどい扱いや境遇がすごく嫌になる。依頼の裏にある悲しみや残酷さに切なくもなる気持ちを、一緒に暮らす春佳が明るく朗らかで和ませ救ってくれる気がする。いいコンビだなぁ。春佳の両親と数馬の声の謎が女の持ち込んだ筆と繋がるのか先がすごく気になる!これは嬉しいシリーズが開幕したと今後が楽しみ。

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    2026年01月28日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

    匿名

    購入済み

    とても優しいお話。
    不慮の事故で喋れなくなった主人公が新しい不思議な力で依頼者を幸せに導くお話。
    読んでいて 心がぬくぬくして明るい気持ちになる。
    このまま次の巻が出るといいな。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2026年01月20日
  • 月のうらがわ

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    月のうらがわはどんなところだろうか。分からないことは無闇に知ろうとしてはいけないっていう言葉が真理なのかもしれない。人の心は分からないことだらけだが、とても深く表現されており、感情移入しやすかった。こどもたち、特に正太の成長というのも、この本の魅力の一つだと思った。

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    2025年01月28日
  • 龍ノ眼

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    ネタバレ

    隠密同心の多聞が砥石の密造を探るべく村に潜入すると、その村にはおりゅうさまを祀り村ぐるみで女の嬰児殺しを行っていた。たかだか、50年ばかりの習慣が村の掟として存続していく集団心理が恐ろしい。

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    2025年01月04日
  • 月のうらがわ

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    母を亡くした13歳の綾と、訳アリ侍の交流を軸に、長屋に住む人達の人生が動いていく。最初からスーッと話の世界に入り込めて、中弛みもなく最後まで楽しめた。綾ちゃんはどんな女性になるのかな〜 幸せになって欲しいな。

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    2024年02月22日
  • 月のうらがわ

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    なんていい子なんだ。
    なんて健気なんだ。
    健気すぎて いい子すぎて…
    お母さん泣いちゃう
    。・゚・(*ノД`*)・゚・。


    深川の新兵衛長屋に住む十三歳のお綾。
    三年前に母を亡くし、父と7歳の弟 正太と慎ましく暮らしている。

    お綾の家の隣に坂崎という写本を生業とするお侍さんが越してくる。部屋の片付けの苦手な坂崎。お綾は部屋の掃除をするかわりに、坂崎から読み書きを習うことに。

    ある日、坂崎の部屋で「月のうらがわ」という書きかけの本を見つけたお綾。それは、母を亡くした子が『月のうらがわへ行けば亡くなった人に会える』という昔話を信じ、どうにか月のうらがわへ行こうとする物語だった。

    物語は「

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    2024年01月20日