麻宮好のレビュー一覧

  • 月のうらがわ

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    久しぶりの時代小説。
    やはりあの時代の風景や人情には深みがあっていいなと一人想像して楽しみました。
    それぞれみな良い登場人物たちでしたが、中でも新兵衛、大福のおばあちゃん、棟梁が好きでした。言葉が行動が優しさが心に沁み入る。

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    2026年01月21日
  • 母子月 ~神の音に翔ぶ~

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    女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。子役として自分も出演した因縁の公演を前にして、初代殺しを疑われた者たちが集まってくる。真の下手人は誰なのか?初代はなぜ殺されてしまったのか?
    終幕に明かされる真相に涙を流さずにはいられない感動の時代小説。



    非常に面白かった♡
    残念ながら歌舞伎に詳しかったら更に良いんだろうなぁ(๑•́ ₃ •̀๑)

    美しい容姿と

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    2026年01月16日
  • 龍ノ眼

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    今年出会った作家さんで、イチオシの作家さんです。子どもたちの描写が素晴らしく、読後には温かい気持ちになれます。どの作品も大人たちの愚かさと子どもたちの純粋さが対照的にうまく描かれています。愚かな大人だけでなく、子どもを慈しむ大人も描かれているのも、とても良いなと思います。

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    2024年12月31日
  • 恩送り 泥濘の十手

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    火付けを調べていた岡っ引きの父の失踪を追う、おまき親分を筆頭に個性的な仲間たちが苦しみながらも、真相に迫っていく姿は見物。江戸の闇は想像以上に深かった。闇の向こう側の人間心理がよく描かれていた。ミステリー要素に家族愛と、盛り沢山で最後まで飽きない。

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    2024年12月14日
  • 日輪草 泥濘の十手

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    「恩送り」の続編。この2冊、麻宮好さんを初めて読みましたが、ほんとに素晴らしい作品でした。単なる捕物帳ではなく、人の温かさや再生が見事に物語に埋め込まれていて、読後はなんともいえない温かさと清々しさに包まれました。

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    2024年11月17日
  • 母子月 ~神の音に翔ぶ~

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    歌舞伎ものの時代小説。すごく面白い。歌舞伎が題材の小説の中でも近年稀にみる傑作だ。
     名女形の父親が名を継がせると決めたのは実の息子か、それとも才能に惚れこんだ養子か、という設定が骨子となる小説。二人の友情物語も泣かせるし、親子愛、師弟愛の話でも泣かせる。そこに犯人捜しのミステリー要素も加わるから、唸るしかない。

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    2024年08月22日
  • 月のスープのつくりかた

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    たくさん学ぶことというか、知ることができた。

    私自身も人のためって思ってしていたことは、
    自分のためだったのかと思って、
    今まで自分がしてきたことってなんだったんだろうと思ったり、

    理穂ちゃんがだんだん心を開いてくれる様子や、
    裕太くんを守るための優しい嘘とか切なくて、
    最後は本当に悲しかったし

    全部が全部温かい話ではなくて、姑の美月に対する態度や、美月の気持ちが痛いほど理解できて、作者さんの言葉のセンス?が良いからか、刺された事ないのに刺された気になって私まで辛くなった。

    奈美が美月にハッキリ言うところ、
    私も噂話や真実かもわからないような話を信じるのはやめようと思った。

    自分自身

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    2024年06月12日
  • 母子月 ~神の音に翔ぶ~

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    随所に出てくる言葉の表現がとても素晴らしい!母子月と言う狂言の世界での二人の子役のライバル意識や葛藤それに伴う事件と登場人物の心の表現等、又見物人の応援と感動は素晴らしい!心に残った一文は"何かを選ぶということは何かを捨てるということだ"特に芸の世界では特にそういうものかも知れない。

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    2024年03月02日
  • 月のうらがわ

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    悲しい話ではあるが、人の心がよく描かれててうまい。この世の中もそうやって乗り越えて行くしかないないんだよな。綾と坂崎の再会の日をまた読みたいものだ

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    2023年12月16日
  • 月のうらがわ

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    人を思いやる優しさが沢山伝わってきました。悲しい別れのあと月のうらがわで死者に逢うことはできないが、その人を思い忘れないことが心の拠りどころになるのだと思いました。

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    2023年12月01日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

    匿名

    購入済み

    とても優しいお話。
    不慮の事故で喋れなくなった主人公が新しい不思議な力で依頼者を幸せに導くお話。
    読んでいて 心がぬくぬくして明るい気持ちになる。
    このまま次の巻が出るといいな。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2026年01月20日
  • 月のうらがわ

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    月のうらがわはどんなところだろうか。分からないことは無闇に知ろうとしてはいけないっていう言葉が真理なのかもしれない。人の心は分からないことだらけだが、とても深く表現されており、感情移入しやすかった。こどもたち、特に正太の成長というのも、この本の魅力の一つだと思った。

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    2025年01月28日
  • 龍ノ眼

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    ネタバレ

    隠密同心の多聞が砥石の密造を探るべく村に潜入すると、その村にはおりゅうさまを祀り村ぐるみで女の嬰児殺しを行っていた。たかだか、50年ばかりの習慣が村の掟として存続していく集団心理が恐ろしい。

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    2025年01月04日
  • 月のうらがわ

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    母を亡くした13歳の綾と、訳アリ侍の交流を軸に、長屋に住む人達の人生が動いていく。最初からスーッと話の世界に入り込めて、中弛みもなく最後まで楽しめた。綾ちゃんはどんな女性になるのかな〜 幸せになって欲しいな。

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    2024年02月22日
  • 月のうらがわ

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    なんていい子なんだ。
    なんて健気なんだ。
    健気すぎて いい子すぎて…
    お母さん泣いちゃう
    。・゚・(*ノД`*)・゚・。


    深川の新兵衛長屋に住む十三歳のお綾。
    三年前に母を亡くし、父と7歳の弟 正太と慎ましく暮らしている。

    お綾の家の隣に坂崎という写本を生業とするお侍さんが越してくる。部屋の片付けの苦手な坂崎。お綾は部屋の掃除をするかわりに、坂崎から読み書きを習うことに。

    ある日、坂崎の部屋で「月のうらがわ」という書きかけの本を見つけたお綾。それは、母を亡くした子が『月のうらがわへ行けば亡くなった人に会える』という昔話を信じ、どうにか月のうらがわへ行こうとする物語だった。

    物語は「

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    2024年01月20日
  • 月のうらがわ

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    10歳で母を無くしたお綾は大工の父直次郎、弟の正太と暮らしていた。父の同僚の重蔵は怪我が元で、大工が出来なくなったが、実はその怪我の原因が父の忘れ物だったため、父は何かと面倒を見ていた。金も貸していた。その為、お綾は手習所に行けなくなり、13歳の今もまだ仮名しか読めず、早くまた手習所に通えるようになるといいと考えていた。
    今でいうヤングケアラーのお綾が長屋の隣に越してきた武士の坂崎から部屋の片付けと引き換えに文字を教えて貰える事になり喜んでいたのに長屋の女たちに勘ぐられる。
    坂崎は秘密を抱えていたが、お綾は真っ直ぐな坂崎を尊敬し、慕う。正太や重蔵の娘おはるも同じだ。
    長屋の暮らしとお綾や直次郎

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    2024年01月04日
  • 月のスープのつくりかた

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    ネタバレ

    月のスープって、何だろう。
    タイトルと、あらすじにある主人公の悩ましい状況が心に引っ掛かり、手に取った。

    姑との軋轢から婚家を飛び出し、中学受験生の理穂と弟の悠太の家に家庭教師としてやってきた美月。銀のスプーンをくわえて生まれてきたような一見裕福な二人、裕福な家庭と思いきや、理穂と悠太にも辛い記憶や思いが存在していた。

    理穂の言葉遣いは年相応には思えないほど大人びているが、やっぱり中身は小学六年生。家族を取り巻く様々な「事情」を前に、子供だからこそその奥深く暗いものを黙って隠してきたのだろう。美月がこの家に訪れなかったら、きっかけがなかったら……。一方、子供だとか大人だとか関係なく、“おま

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    2021年09月14日
  • 月のスープのつくりかた

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    悠太君の告白が美月を変える様子が見事でした。
    そこで明かされる事実に驚いたけど。
    それにしても理穂ちゃん、偉い。。

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    2020年12月06日
  • 月のスープのつくりかた

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    心が元気じゃないと、自分ひとりのために料理なんてできない。
    ましてや、料理がその元気をなくす原因だったならば……
    でもやっぱり、料理がそれを癒やすきっかけになっていくのは良かったな。
    登場人物それぞれの事情がじわじわわかっていくのは、ミステリー小説にも似ている。
    傷ついた人が立ち直るとき、そこにはいつだって、なんらかの食べ物があり、優しい人とそれらを分け合う体験があるのだろう。
    人は、何度でも食べて、何度でも再生できるのだ。



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    2020年11月16日
  • 月のうらがわ

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    ネタバレ

    時代小説の定番、貧乏人情長屋もの。住人たちは、人は良いが噂好きでお節介。噂は、良い噂より悪い噂のほうが面白く広まり安い。そして長屋の住人たちは、まさしく悪い噂のほうを信じ、良かれと思ってその噂を広めていく。そこに人間の愚かさ、醜くさが垣間見える。
    主人公は大工職人「直次郎」の娘12歳の「お綾」。幼い弟が1人「正太」。その「正太」が恋と言えない淡い思いを抱いているのが、幼い女の子「おはる」。
    この小説は、「お綾」を筆頭にして「正太」、「おはる」の3人で、「亡くなった大事な人には月のうらがわに行けば会える」と言う言い伝えを信じて「月のうらがわ」に行こうとする話。
    亡くなった大事な人とは「お綾」にと

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    2026年01月09日