【感想・ネタバレ】母子月 ~神の音に翔ぶ~のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

随所に出てくる言葉の表現がとても素晴らしい!母子月と言う狂言の世界での二人の子役のライバル意識や葛藤それに伴う事件と登場人物の心の表現等、又見物人の応援と感動は素晴らしい!心に残った一文は"何かを選ぶということは何かを捨てるということだ"特に芸の世界では特にそういうものかも知れない。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

歌舞伎の女形・瀬川路京は『大川秋野待夜月』-『母子月』の
公演中、毒が入れられた水盃を飲み亡くなった。

与一坊と呼ばれていた二代目路京は名女形に登り詰める。
だが、今は人気も落ち芝居小屋はがらがらの状態。
物語は、与一の成長と歌舞伎に取り憑かれた者たちからなる。

P223
〈魂と魂のぶつかり合い
そこから人々を惹きつける芝居が生まれる。
「しゃらしゃらしゃらしゃら、ちんとんしゃん」と
三味線の音が鳴れば、芝居のはじまり、はじまり。

親子(母と子)の物語でもあるのですね。

0
2024年04月01日

「歴史・時代」ランキング