森下裕美のレビュー一覧

  • 大阪ハムレット 1巻

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    いろんな意味でこれはこころが震えてしゃーないわ。なんて切ない。

    大阪ハムレット
    乙女の祈り、おんなの島ー性同一性障害
    名前ー不妊治療
    恋愛ーあまりにいじらしい

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    2012年08月28日
  • 大阪ハムレット 4巻

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    ネタバレ

    女性の内面を深く潜っていくような感覚の漫画。
    完結巻です。

    この巻に収録されている話はどれも素晴らしく、
    隔週でこの作品を描き上げた森下先生には、ただただ尊敬の念を抱きます。

    物語を締めくくるにふさわしい「おカアさんのいた街」。

    サビィが祈る大ゴマは圧巻です。
    想うこと、苦しむこと。
    生きる道を選択すること。
    痛々しいほどにまっすぐなその姿すべてが
    サビィの祈りに集約されているのではないでしょうか。

    素晴らしい作品だと思います。

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    2012年08月09日
  • 大阪ハムレット 4巻

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    こんな素晴らしい漫画があったとは・・・
    泣ける。
    全4巻全部泣ける。そして心の奥ぅーーのどっか、が痛くなる。

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    2012年08月04日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    登場人物がそれぞれにみなコンプレックスを抱えながら、生きて、支えられて、生きてゆく。
    森下先生の描く情景に、関西弁が優しく人情を吹き込む。

    "そん時は、そん時や。"

    森下先生のことばの力は強い。
    痛みを知る人にそっと手を伸べるように。

    収録されているどの作品もとても素晴らしいです。

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    2012年07月07日
  • 少年アシベ ゴマちゃんセレクション

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    アシベ、ゴマちゃん、サカタ、ゆうまくん、まおちゃん、健司郎、ルリコちゃん、両々、リコ、アッキー、ヒトシ君、秋雄さん、山田さん、リンダ、よど号、天堂先生、鱶田さん、南先生、安西先生、スガオくん、チュリーさん、ギーコ、ボアちゃん、先生、ボラちゃん、芦屋社長、ペッペッペッ、白鳥さん、味田くん、完治くん、あづみちゃん、早乙女さん、吹田さん、チュッ太、イエティ、山本兄弟、礼子さん、吉田社長、西田…。

    改めて、登場人物の多さと個性の強さがすごいです…。

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    2011年11月29日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    おもしろい!
    映画の『大阪ハムレット』は既に見てたんやけど、原作は短編集なのですね。
    そして作者が『少年アシベ』と同じ人やったとは。
    『少年アシベ』もとても好きなので、この作者のものは好きなんやなと発見しました。

    それにしても登場人物が魅力的。
    人情味溢れるというか一筋縄ではいかん人間臭さ。
    特に表題作に出て来るオッチャンがなんとも愛しい。
    映画の岸部一徳も良かったけど岸部一徳ということでちょっと怪しさが付加されていて、原作のいじらしさはちょっと抜けていました。
    原作のオッチャンのが好き。
    ヤンキーハムレットは映画のが勢いあって良かったですが。

    もろもろ、私は映画よりもこちらの方が断然好き

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    2011年11月08日
  • 大阪ハムレット 4巻

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    日常を淡々と描いているだけなのに、いつもこの人の話にはやられる。
    今回も最後の最後でやられた。本当にやられた。撃ち抜かれた。

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    2011年05月06日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    剃り込み入った大阪の高校生がハムレット的立場にあったら、という感じの短編集。スノッブさから程遠い世界なので、ハムレットな主人公もアグレッシブです。
    アシベやエンヤとは毛色が異なりますが、ユーモアやキャラクターへの愛情は相変わらず。

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    2011年01月11日
  • 大阪ハムレット 2巻

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    カトレアモーニング、もし小説にして読むとイマイチかもしれないけど、なんともいえん土っぽい魅力のある絵が、話の内容とマッチしてる…と思うから5★

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    2010年09月20日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    「ボク、女の子になりたいねん」
    表紙の左下のコマのとこでグッ…ときました!
    世の中の偽善やらを敏感に感じちゃう人は
    これ、しっくりくる短編集だと思いますよ

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    2010年08月28日
  • 大阪ハムレット 4巻

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    今回は3話。どれも素晴らしい。
    いじめっ子と大人になって再会した女性。姉が病気で子宮を失い代理母になるべきか悩む妹。義理の母の介護をする外国人女性。
    どの話も「よくある物語」のベースにのせていない。複雑で名前のつけられない感情にあふれている。「ここだけのふたり!」も大好きだが、この作品も書き続けてほしい。

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    2010年07月31日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    関西人、大阪府民なら完全「こんな奴おるおる」ってなる人情漫画!
    意外とストーリーの登場人物が繋がってたり。
    ひとつひとつの物語は重いのに、
    底辺から突き上げる明るさのおかげで読んでて笑う。
    でも人情ものに弱い人が読むとすぐ泣けてしまいます。

    とくに、下の兄弟ができる話は
    暗いのに明るすぎて、泣きながら笑えます。

    顔がぐちゃぐちゃになるので
    電車で読むのはオススメしません。笑

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    2010年07月16日
  • 大阪ハムレット 3巻

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    いい漫画ですたい。
    この漫画読むと読まんじゃ大違い。
    しかしまた良いタイミングで読んだなぁw
    コレは一生もんです。

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    2009年10月04日
  • 大阪ハムレット 3巻

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    すごい暗い話なのに、笑って読める。
    いや、嘲るとかそういうんじゃなくて、
    「人生って辛いことばっかしやけど、下ばっかり向いてたらアカン。
     笑て、上向いて歩いて行こうや」
    みたいな、そんな感じ。

    全編泣き笑い。

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    2009年10月04日
  • 大阪ハムレット 2巻

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    あぁ、西の町が舞台なんだなぁと、いつか見た風景にドキドキします。

    1つは、須磨の海岸にある喫茶店。

    1つは、通天閣が見えるスパーワールドの階段の上からの風景。

    実は、「カトレアモーニング」だけは、あんまり納得のいく終わり方ではなくて、収拾つかなかったのかなぁとも思ったのですが、これ読み返すと、やっぱりこうしかないのかなぁとも思います。

    別のお話から、また、この物語の主人公たちのその後も見えてくるといいなぁ。

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    2009年12月21日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    森下裕美は、「少年アシベ」や、「ここだけのふたり」のように、毒を薄めて一般ウケするマンガがかける人です。もちろん、そのなかで、「そうとしか生きられない人間」をいれていくことで、オブラートに包みながら、いろんなメッセージを込めていく。

    でも、それは伝わりにくい部分もあったのかもしれません。でも、いろんな人に読んでもらうという意味では、あのかわいらしい絵柄は、とても、武器になっていたと思います。

    「大阪ハムレット」は、今まで武器にしていたもの、特に「かわいい女の子」が、使われていません。
    女の子の顔をソーランアレマみたいに記号的な「美人」に描くのは、この人にとって、きっとそれほど大変なことでは

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    2009年12月21日
  • ここだけのふたり! (10)

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    待ちに待った最終巻!9巻が出た後、どこにも収録されなかった話と、新たに連載された分とで、またまた面白い話になっています!
    でも、これで終わりかと思うと物足りないような、寂しいような・・・。
    ぜひ、続編を期待したいものです。

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    2009年10月04日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    この表紙を見ただけで、条件反射的に泣けてくる。
    が、この作品は決して、「泣けるいい話」ではない。
    もうえぐくて、えぐくて、もう勘弁してくれよ、
    と何度も思いながら、やっぱり読んでしまう。そんな作品。

    映画についてはノーコメント。

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    2009年10月04日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    「乙女の祈り」の、死んだアキおばちゃんの服を握りしめて、背中で泣いてるお父ちゃんの一コマで泣けた。
    この巻のお話は全部好き。

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    2009年10月04日
  • 大阪ハムレット 1巻

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    いやぁ、これは油断ならない本です。
    重い現実を抱えながら、それでも生きてく市井の人々。
    例えば、女の子になりたい男の子とか、中学生であることを隠して大人の女性と付き合う少年の恋とか。
    絵のせいか、一見むちゃくちゃ重くは感じません。
    でも、読み終わった後、何か色々考えると言うか、胸にずっしり残るものがある。

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    2009年10月04日