【感想・ネタバレ】大阪ハムレット 4巻のレビュー

あらすじ

愛らしい4コマ漫画キャラ、アザラシのゴマちゃんで有名な『少年アシベ』を描き一世を風靡した著者。ストーリー作品に挑み、人生の哀歓を深く描き切り、読む者を感動させた新境地の本作も4巻目。手塚治虫文化賞と文化庁メディア芸術祭優秀賞ダブル受賞をしてからも更にその内容を充実させています。読むと心があったかくなる森下流人生劇場“喜怒哀楽”てんこ盛り!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

サビィも、ミチルも、福ちゃんも、3つとも、一筋縄ではなくて、だからこそ、人生の折り合いの付け方ってこういうものなのかなって、素直に受け入れられる。

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2012年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性の内面を深く潜っていくような感覚の漫画。
完結巻です。

この巻に収録されている話はどれも素晴らしく、
隔週でこの作品を描き上げた森下先生には、ただただ尊敬の念を抱きます。

物語を締めくくるにふさわしい「おカアさんのいた街」。

サビィが祈る大ゴマは圧巻です。
想うこと、苦しむこと。
生きる道を選択すること。
痛々しいほどにまっすぐなその姿すべてが
サビィの祈りに集約されているのではないでしょうか。

素晴らしい作品だと思います。

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2012年08月09日

Posted by ブクログ

こんな素晴らしい漫画があったとは・・・
泣ける。
全4巻全部泣ける。そして心の奥ぅーーのどっか、が痛くなる。

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2012年08月04日

Posted by ブクログ

日常を淡々と描いているだけなのに、いつもこの人の話にはやられる。
今回も最後の最後でやられた。本当にやられた。撃ち抜かれた。

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2011年05月06日

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今回は3話。どれも素晴らしい。
いじめっ子と大人になって再会した女性。姉が病気で子宮を失い代理母になるべきか悩む妹。義理の母の介護をする外国人女性。
どの話も「よくある物語」のベースにのせていない。複雑で名前のつけられない感情にあふれている。「ここだけのふたり!」も大好きだが、この作品も書き続けてほしい。

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2010年07月31日

購入済み

人情もの

森下さんの作品の中ではちょっと珍しいいシリアス人情もの。
「じゃりン子チエ」のマイルド版って感じかな。
オムニバスです。

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2020年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズを読むといつも人間って色んな問題を抱えながらも懸命に生きいく物だなあと実感する。この人は人間描写がさすがだなあ。

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2014年04月26日

Posted by ブクログ

いつも、この人もマンガを(特に最近の)読んだときに感じる、安心感と、不思議な痛みは、なんなんだろうと思います。

わたしたちは、いろんなことをデータとして知っている。でも、いちいちそれに痛みなんか感じない。
だから、こうして物語として提示されて、はじめて想像力をめぐらすことができる。

そうして、データの向こう側に本当にいるはずの人について考えることは、とても大切なことだと思います。

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2012年02月15日

Posted by ブクログ

いじめ・DV・子どもが産めない・同性愛。
喜怒哀楽。
介護・再婚。
現実を真正面から描いている。
目をそらすことができない。
だからこそ。
最新刊が待ち遠しい。

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2013年01月06日

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