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読むと心があったかくなる森下流人生劇場“喜怒哀楽”てんこ盛り! あなたの心が弱くなっている時、たまたまこれを読んだりすると、笑いと涙で涙腺が壊れてしまいます。第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作!!
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Posted by ブクログ
1巻から引き続き一気読み。漫画なのであっという間に読めてしまうんですけどね。 ひとつひとつの話に心温まりました。
カトレアモーニング、もし小説にして読むとイマイチかもしれないけど、なんともいえん土っぽい魅力のある絵が、話の内容とマッチしてる…と思うから5★
あぁ、西の町が舞台なんだなぁと、いつか見た風景にドキドキします。 1つは、須磨の海岸にある喫茶店。 1つは、通天閣が見えるスパーワールドの階段の上からの風景。 実は、「カトレアモーニング」だけは、あんまり納得のいく終わり方ではなくて、収拾つかなかったのかなぁとも思ったのですが、これ読み返すと、...続きを読むやっぱりこうしかないのかなぁとも思います。 別のお話から、また、この物語の主人公たちのその後も見えてくるといいなぁ。
そこはかとなく哀しい話が多かった/本好きの東直子はお姉ちゃんがちょっと鬱陶しい/三村ハナコはバレエ教室を開くが母親の無理解に苦しんでいる/バレエと河内音頭/喫茶店「カトレア」で働き始めた朝子はいつも嬉しいんか悲しいんかわからない表情をしている/一人で女王様ごっこをしているよしのはお父ちゃんといっしょ...続きを読むにお父ちゃんの叔父さんのとこに転がり込んだが。 ■簡単な単語集(適当やけど一巻目から累積) 【アイコ】三十歳。子どもができないことに悩んでる。 【朝子】喫茶店「カトレア」で働き始めた。夫はパチンコ屋勤務のトシ君ということになっているがワケアリなようだ。 【岩井】直子を気にかけてくれる教師。 【エリカ】たぶん西谷エリカ。三村バレエ教室の生徒。ハナコ先生の演技を見てゾクッとした。西谷家は一家揃ってハナコ先生に好意的。 【大鳳太一/おおとり・たいち】ユキオを怖がっていない友人。家は美容室の「オードリー」。妹はルミとセイラ。母。もうすぐ父になるかもしれない小料理屋をやってるゆずる。 【久保行雄】→ユキオ 【潤弥】ヒロくんのおばあちゃんが住む島の少年。ヒロくんに一目惚れした? 【直子】東直子(あずま・なおこ)。初登場時中学一年生。姉が不倫している。本好きで将来小説家になって大金持ちになるつもり。核シェルターを買って自分だけ入るつもり。岩井に勧められ高校の文芸部見学に行って短歌にハマる。東直子って歌人おるけど関係ないと思う。 【波江】伊藤波江。十九歳の海女。潤弥の近所のお姉さん。 【のりこ】坂本のりこ。三村バレエ教室の生徒。すみっこでうずくまっているだけ。三村先生《のりこちゃん アタシは アンタとあっしょや》p.48 【ヒロくん】松田宏基。小学四年にして「女のコになりたい」とカミングアウトした。 【ヒロくんのおかあちゃん】優しい。 【ヒロくんのおばちゃん】故人。アキちゃん。父の妹。ヒロくんが大好きだったおばちゃん。かわいいカッコが好きだった。 【ヒロくんの担任】たぶん福田正宣の兄。 【福田正宣】久保行雄の担任。「りゅうのすけ」というあだ名は吉本さんトコのハムスターに似てるから。 【史子】エリカの母。 【マーくん】中学生やけど大学生くらいに見える。側溝にハマりそうになったお姉さんを助けてデートすることになった。 【マーコ】松田宏基がシンデレラをすることになった劇で王子様役になった女の子。宝塚の男役になりたくて練習している。 【松田宏基】→ヒロくん 【みっちゃん】アイコの同窓生。 【美濃】松田宏基を応援してくれたクラスメート。 【三村ハナコ】バレエ教室を開いた。母が自分を認めてくれず悩んでいる。 【三村花代】ハナコの母。娘をみとめようとしやい。 【ユウさん】六年生のボス。ヒロくんのことを「こいつカッコエエやん」と言ってくれた。 【由加さん】マーくんが助けたお姉さん。二十三歳。プライベートでは甘えん坊。 【ユキオ】久保行雄。ヤンチャな中学生。乱暴やけど気のええヤツではある。先生にハムレットやなぁと言われて気になって読み始めた。八重歯あり。 【ユキオのおかあちゃん】父の死後おっちゃんといっしょになった。看護師。スナックでも働いている。 【ユキオのおっちゃん】父の死後おかあちゃんといっしょになった。ユキオは意外になついてる。 【ユキオのお父ちゃん】故人。ユキノリという名前。あだ名は「干しネズミ」。 【善江】アイコの夫の妹。ヨシ君を連れて出戻ってきた。 【ヨシ君】アイコの夫の妹の息子。気を使う優しい子でもだが学校では(たぶん)ヒロくんをいじめた子でもある。 【よしの】エリカの友だち。父は宇都宮で餃子作りの仕事をしていたが妻に逃げられ叔父のところに転がり込んできた。 【よしののおじいちゃん】正確には父親の叔父。リサイクルショップを経営しているようだ。《子供は毎日幸せにしたらなアカンのに》。
良かったです
大阪が舞台なので大阪の人間にとってはうれしい限り。なじみのある場所がたくさん出てきます。 そこで繰り広げられる人間模様がまた良いです。 「この世界の女王」「大阪踊り」が良かったです。
こうなってしまっても、生きていく。幸せは難しいが、みな心の底に光も闇もあることを忘れてはいけないんだよね。バレエと指輪のシーンに相反する感情を抱く。
ちょっと切ないんだけど、やっぱりほっこりした気持ちになるというか、人間捨てたもんじゃないなと思わずにはいられない。
バレエの先生のお話が良かった。エリカちゃんのお母さんの機転がすばらしい。こういう人になりたいものです。
なんか、登場人物の目がコワい。人情話なのに、脅されてる気がする。ちょっとついていけない。でも、バレーの先生の話は良かった。少年アシベと荒野のペンギンの作者だとは読んだ後で思い出した。
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