品川亮のレビュー一覧

  • 鏡の男 (上)

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    いつもこの作家さんの残酷なシーンには吐き気がする。監禁シーンも殺害シーンも毎回気分悪くなるけど、読み進まずにはいられない中毒性を持っている。今回は娘を亡くしたパメラに感情移入して彼女の目線で事件を追っている。そのリアリティがページを捲る背を押している。

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    2023年03月25日
  • 〈帰国子女〉という日本人

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    ☆外務省領事局政策課「海外在留邦人数調査統計」
    ☆「帰国子女」といえば、なにはともあれ「語学堪能」というイメージを抱かれるでしょう。裏を返せば、外国語ができなければ「帰国子女」である意味がないということにもなります。しかし実際には、ここまでお読みいただいた方にはご理解いただけたかと思いますが、「人それぞれ」なのです。「帰国子女」の中にも、外国語ができる人とできない人、できる人の中にもレベルの差がありますし、できる人が使える言語もさまざまです。

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    2022年11月20日
  • 墓から蘇った男(下)

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    上巻のあの展開だから、下巻は当然にこの展開。何処レヴューを見ても、絶賛に継ぐ絶賛?・ワーワーキャーキャー

    頭の悪い私には解せない。何故、この悪魔は世界中にいる数多の人々の中で自国の彼彼女をねめつけ回すのか・・これ保dまでに酸鼻極める手法で。
    理屈に合わないから面白いのか、悪魔の仕業だから既に人間性を凌駕して理解を超えるのか。
    ハンニバル博士の場合は何となく「悍ましきこじつけ」が感じられたが、人間の皮を被った彼は手足のある幽鬼としか思えない。

    情は既に1頁目から無い。
    極めるしかない・・あと2作読んでみよう。

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    2022年06月03日
  • 墓から蘇った男(上)

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    「催眠」「契約」「砂男」と読み、サイコシリアルキラーの真髄を突き詰めていく王道北欧サスペンス~ちゃちい言い方かな。この3作で十分に、とてつもない作家夫婦の技巧と頭の中を感じ、疲れてしまった。
    でひさしぶりの当作品~~えー、あの男が帰って来たんだ・・いやな予感はばっちり。
    次々と襲い掛かる凄惨な場面とスプラッター・腐臭・・頁からにおいが立ち込めてきそう。フォントがやや大きいせいかサクサク読める(中身はきついけど)
    題名そのものの状況に立ったヨーナ・・ただでさえ、妻を亡くした哀しみの底に在るというのに。
    かの天才的警部サーガのみにはさらにえぐい仕打ちが・・生きているんだろうか・・・

    Ⅾク社となれ

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    2022年06月02日
  • 墓から蘇った男(下)

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    ヨーナのシリーズもの。沢山の人が殺されて事件は解決されるが、ここまで色んなキャラを構築してきたのに、あっさり殺すかなぁ?と逆に心配。閉所恐怖症にはおすすめしない。

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    2022年05月31日
  • 墓から蘇った男(下)

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     このシリーズを最後まで読みたい気持ちと、犯罪の残忍さが安易に増幅する物語への嫌悪感とが擦れ合うような読書体験を本書はぼくにもたらし、素直に人に勧められるかどうか自信を失いつつある複雑な心境の作品であります。

     以上の段落は、ラーシュ・ケプレルの前作ヨーナ・リンナ・シリーズ第6作『ウサギ狩り人』に関するぼくのレビューのエンディング。上の段落が、今回の新作に対するものにそのまま当て嵌まってしまい、それ以上でもそれ以下でもないところが、何とも残念。

     例によって例により、過去作品のあの日あの時、死んだのか生き延びたのかわからないエリック・マリア・バルクの影が作品全体に投じられる。そうあのハンニ

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    2022年03月27日
  • 墓から蘇った男(上)

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     このシリーズを最後まで読みたい気持ちと、犯罪の残忍さが安易に増幅する物語への嫌悪感とが擦れ合うような読書体験を本書はぼくにもたらし、素直に人に勧められるかどうか自信を失いつつある複雑な心境の作品であります。

     以上の段落は、ラーシュ・ケプレルの前作ヨーナ・リンナ・シリーズ第6作『ウサギ狩り人』に関するぼくのレビューのエンディング。上の段落が、今回の新作に対するものにそのまま当て嵌まってしまい、それ以上でもそれ以下でもないところが、何とも残念。

     例によって例により、過去作品のあの日あの時、死んだのか生き延びたのかわからないエリック・マリア・バルクの影が作品全体に投じられる。そうあのハンニ

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    2022年03月27日
  • スティーグ・ラーソン最後の事件

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    かなりの文量というのが率直な感想。パルメ暗殺自体に馴染みがないし、登場人物も全く知らない。唯一スティーグラーソンが実際に調べていた事件という事で読んでみたが、読み終えるのは大変だったが、内容は面白かった。内容の一部にケネディ暗殺にも関係した部分が出てくるが、その辺はとても面白かったし、恐らく真相に迫っているだろうと思える内容。迷宮事件に関心がある人は下山事件の最後の証言を読まれたし。

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    2021年03月20日
  • スティーグ・ラーソン最後の事件

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    202008/ミレニアムシリーズとは違って、設定や構成のせいもあってかこれはなかなか読み進めるのに時間がかかった。ボリューム的にも読み応えあったけど期待してた程夢中になって読むことはなかった。

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    2021年01月03日