品川亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「催眠」「契約」「砂男」と読み、サイコシリアルキラーの真髄を突き詰めていく王道北欧サスペンス~ちゃちい言い方かな。この3作で十分に、とてつもない作家夫婦の技巧と頭の中を感じ、疲れてしまった。
でひさしぶりの当作品~~えー、あの男が帰って来たんだ・・いやな予感はばっちり。
次々と襲い掛かる凄惨な場面とスプラッター・腐臭・・頁からにおいが立ち込めてきそう。フォントがやや大きいせいかサクサク読める(中身はきついけど)
題名そのものの状況に立ったヨーナ・・ただでさえ、妻を亡くした哀しみの底に在るというのに。
かの天才的警部サーガのみにはさらにえぐい仕打ちが・・生きているんだろうか・・・
Ⅾク社となれ -
Posted by ブクログ
このシリーズを最後まで読みたい気持ちと、犯罪の残忍さが安易に増幅する物語への嫌悪感とが擦れ合うような読書体験を本書はぼくにもたらし、素直に人に勧められるかどうか自信を失いつつある複雑な心境の作品であります。
以上の段落は、ラーシュ・ケプレルの前作ヨーナ・リンナ・シリーズ第6作『ウサギ狩り人』に関するぼくのレビューのエンディング。上の段落が、今回の新作に対するものにそのまま当て嵌まってしまい、それ以上でもそれ以下でもないところが、何とも残念。
例によって例により、過去作品のあの日あの時、死んだのか生き延びたのかわからないエリック・マリア・バルクの影が作品全体に投じられる。そうあのハンニ -
Posted by ブクログ
このシリーズを最後まで読みたい気持ちと、犯罪の残忍さが安易に増幅する物語への嫌悪感とが擦れ合うような読書体験を本書はぼくにもたらし、素直に人に勧められるかどうか自信を失いつつある複雑な心境の作品であります。
以上の段落は、ラーシュ・ケプレルの前作ヨーナ・リンナ・シリーズ第6作『ウサギ狩り人』に関するぼくのレビューのエンディング。上の段落が、今回の新作に対するものにそのまま当て嵌まってしまい、それ以上でもそれ以下でもないところが、何とも残念。
例によって例により、過去作品のあの日あの時、死んだのか生き延びたのかわからないエリック・マリア・バルクの影が作品全体に投じられる。そうあのハンニ -
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