品川亮のレビュー一覧
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最高…
館シリーズを順番に追った時、京極堂シリーズを数冊読み終えた時と同じカタルシス、といったらいいのかなー
こう、ある程度作者の世界に身を投じたからこそ初めて得られる、計算し尽くされたパズルを解き終えた感とでもいいましょうか…
最初からフルスロットルでぶち込まれる殺人に、わずかな救いさえ砕く、...続きを読むPosted by ブクログ -
ホロコースを生き延びた少年の話。
読むのが途中辛かった。
読むのをやめようと何度も思ってしまった。
辛い出来事は、物語でもなく現実に起きたこと。
普通の暮らしが普通で無くなってしまう。
なんとなく知っていた収容所の話が詳しく書かれている。
運が良かったことが重なったり、いろんな人たちが助けてく...続きを読むPosted by ブクログ -
今回サーガが、大丈夫かな、勇み足じゃないかなとハラハラした場面が多かったのですが、、、、。
訳者の方のあとがきで、、、「こんなこと、あんなことが起こり」
リンナシリーズ最後の次巻、8巻では、そんな「この人、あの人」に何が起こるのかと書いていましたが、本当にそうです。
沢山の事が起こりす...続きを読む -
リンナシリーズは、巻を進めるごとにスリリングでスピーディー、そしてどんどん迫力が増してきていました。
今回も、もう一度読み始めたら止まらない。
ユレックは生きていると確信するヨーナの異常なほどの行動力がすごいです。
そんな中で起きるサーガの身辺の異変。
ユレックもすごい人物です。怪人です...続きを読む -
相変わらず凄惨な描写が多く全体を通して暗いのだが、それでもどんどん読み進めてしまうのはストーリー展開の面白さと登場人物の魅力だろう。北欧ミステリーに残虐な事件が多いのは、ヴァイキングに由来するものだろうか…
ラストがあまりに悲しかった。続編で救いのある展開に期待したい。Posted by ブクログ -
「スティーグ・ラーソン最後の事件」読んだ harpercollins.co.jp/hc/books/detai…
面白かった!スウェーデン首相暗殺事件だけでなく、武装中立主義や、極右やイスラム過激派やネオナチなどで政情不安定なことも寡聞にして全く知らなかった。JFKより興味深いよ。スウェーデン...続きを読むPosted by ブクログ -
あの、
二度言う あの!「ミレニアム」の
スティーグ・ラーソンです。
全世界を夢中にさせた小説だけではなく、ジャーナリストとしての彼の実績のノンフィクションかとも思うばかりの内容。
首相暗殺事件の真相は闇の中?とは言え、
ノンフィクションものとしての一冊としても読み応えが心憎いほど満載。
ストック...続きを読むPosted by ブクログ -
帰国子女という日本人。品川亮先生の著書。帰国子女といえば、自信家で自己主張が強くて外国語が堪能、明朗快活。でも空気を読まずに日本文化に無理解と思われがち。でも実際は帰国子女も千差万別。帰国子女もいろいろという事実をわかりやすく伝えています。Posted by ブクログ
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気がつけば今回ヨーナは孤軍奮闘だった。ノーレン、エリック以外かつての仲間・家族は周りにおらず、本筋からはちょっと離れた番外編的な話だったのかな。事件解決に執着するヨーナはかっこいいがちょっと常軌を逸してきたな。Posted by ブクログ
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壮絶。爽快感は ...ないですね。訳者あとがきにもありましたが、ヘトヘトになりました。残りページ数から話の展開が全く分からず祈りながら(?)読みました。Posted by ブクログ
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あまりに多くの方がなくなっていくので、シリアルキラーのモンスター感が返って薄れ、薄味になったのでは。こんなにすぐに辿りつけるもんですかね。そして老人のよう、って表現なのにあまりに万能すぎて、引くレベルです。それなのにちょっとあっけない。冗長な描写もあり、かなり満腹気味。Posted by ブクログ
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久しぶりのこの感覚!超人?と言わざるを得ないようなスーパーサイコパスシリアルキラーの登場に、北欧ミステリーの真髄を見ました。とことんやってくれます。途中、誉田哲也氏の作品で見たようなグロ描写が出てきて打ち震えましたね←病気。これ、結末来るの?と思いつつ上巻終了。Posted by ブクログ
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その怪物は、ひとの人生を破壊し、犠牲者からすべてを奪った。その魔の手はヨーナに及んだ。ヨーナは、妻スンミと娘のルーミを守るため彼らが亡くなったと見せかけ、高い代償を払った。一方、怪物の捜査に覆面捜査官として携わった公安警察の警部サーガは、父と和解し、腹違いでダウン症の妹ペレリーナに愛情を注いでいた。...続きを読むPosted by ブクログ