鏡の男 (下)
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鏡の男 (下)

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

4.4

捜査線上に浮かぶ謎の男
怒涛のクライマックス!

捜査線上に浮かぶ謎の男、〈シエサル〉。彼はいったい何者なのか。ヨーナは公園で吊されていた遺体の頭部に小さい烙印が押されているのを発見し、過去の事件との接点を見出す。催眠で得たマルティンの謎めく目撃証言と僅かな手がかりで事件を追うヨーナだったが……。
一方、夫に証言をさせたパメラのもとに犯人からと思しき脅迫状が届き、彼女が養子に迎えようとしていたミアが誘拐されてしまう。パメラ自身にも魔手迫るなか、はたしてヨーナは少女を救うことはできるのか──人気シリーズ待望の最新作。

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鏡の男 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 鏡の男 (上)
    1,210円 (税込)
    人気シリーズ最新作! 連続少女誘拐事件の闇 ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった……。警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取調べがおこなわれるが、その男・マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一マルティンを目撃者だとみなすヨーナがエリック・マリア・バルクのもとで催眠療法を試みると、途端に彼は饒舌になりある名を口にする──
  • 鏡の男 (下)
    1,210円 (税込)
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    購入済み

    ヨーナ・リンナシリーズはどれを取っても最高なのですが、私には「鏡の男」は群を抜いての傑作でした。

    横道に逸れる事なく一直線に、スピーディーに緊張感ある筋が展開され、これがどこまで続くのだろうという、怖いような、ゾクゾクするようなとてつもない大きなパワーがありました。後半からラストの臨場感はすごかったです。

    犯人は誰か。わかってしまうと筆者らしい展開ですが、そこにたどり着くまでの経緯がすさまじい。
    精神医学の深みも考えさせられます。

    終わりかたにもゾクリとさせられました。いつもいつも読み手をうならせる上手な終わりかたで、さらにヨーナシリーズにやみつきになります。
    サーガ、生きててよかった。


    また、筆者のあとがきを読み、このヨーナシリーズを描くにあたっての本気度、使命感のようなものも感じました。
    ヨーナシリーズは小説ではありますが、風習や貧困、男女差別、政治などの差別により、残虐な虐待行為は世界中で現実に起こっている事だと、力説しています。
    本当にそうだと思います。

    #泣ける #感動する #怖い

    0
    2023年04月12日

    Posted by ブクログ

     スプラッタ・ホラー? サイコ・スリラー? 警察小説? 否、それらのジャンルをブレンドさせ、娯楽作品に徹したツイストを仕掛けに仕掛けた、びっくり箱のような作品である。前作までで、連続殺人犯ユレック・ヴァルテルとの対決構造は終焉を迎えたはずなのだが、はてさて。

     いつも仕掛けと残酷さと怖さとでこのシリーズに着いてゆけなくなる一歩前まで行くのだが、本作は久々のアイディアにやられてしまったかもしれない。夫婦作家共作のシリーズ向けペンネームで書かれたスウェーデン・ミステリーでありながら、甘いところは一切見られない、どぎついまでの暴力とサイコな駆け引きに満ちたシリーズを、図太い線で駆け抜けるのはお馴染みのシリーズ主人公ヨーナ・リンナであり、もう一つの主役を務める精神科医エリック・マリア・バルクである。

     エリックの方は後半の少しだけの登場ながら、やはりいつもの主役クラスの展開に絡む。本書ではクライマックス・シーンと言っても良いような一点で。

     いずれにせよ彼らシリーズ主人公は、物語の前半ではあまり活躍の場が得られない。むしろ悪の捕食者に捉えられ、辛く永く過酷な運命を辿ってゆく少女たちと、彼女らの運命が中心に語られてゆく。少女たちに絡む悲劇の夫婦が、本ストーリーにどう絡んでゆくのかが見えないまま、辛く凄惨な日々が過ぎてゆく。

     運に恵まれない少女たちの物語には眼を背けたくなる読者が多いのではないだろうか。そしていつまでも見えないフリークなまでの残忍な犯罪者の正体は? 張りつめたバイオレンスの緊張感を通低音として聴きながら、誤った方向に進もうとする捜査と、警察組織への苛立ちをものともせず真実への最短距離を走り抜けようとするわれらがシリーズ主人公ヨーナ・リンナが本書でも頼もし過ぎる存在となってゆく。

     謎の骨格が優れており、前半の暗い情景を丸ごとひっくり返すような驚く仕掛けで明かされるエンディングの妙は、シリーズ中屈指の面白さである。シリーズのスタート地点に立ち戻った観のあるエリック・マリア・バルクの活躍も苦闘も目立つ。

     絶対に明かせない真相に向けて疾走するストーリーとその語り口の妙。状況のあまりの凄惨さに辟易を覚えた点を覗けば、久々に見る優れたサイコ・サスペンスとしておススメの力作である。辛く、痛く、そして真っ暗なトンネルを抜けたところにある快感を目指して、この長く冷徹なレール上を走り抜けて頂きたいと思う。

    0
    2023年03月10日

    Posted by ブクログ

    ラーシュ・ケプレル『鏡の男 (下)』扶桑社ミステリー。

    ヨーナ・リンナ・シリーズ。

    悪意に満ちた連続少女誘拐殺人事件の闇。これ以上の犠牲者を食い止めようと奮闘するヨーナ・リンナ。この奇怪で凄惨な事件の真相は……

    非常にリーダビリティの高い北欧ミステリー。特に終盤のシエサルとヨーナの対決にはスリルを感じた。

    そして、再びシリアル・キラーのユレックがヨーナに暗い影を落とす。

    パメラの精神病の夫マルティンに催眠術施したところヤンヌ殺害の現場を目撃したことが明らかになり、拉致監禁殺害犯はパメラを脅迫状を送り、パメラが養女として迎えようとしていたミアを拉致する。

    拉致されたミアはヤンヌと同様に頭部に凍結烙印を押され、檻の中に監禁される。何人もの少女を監禁する謎の人物シエサルとお婆の目的は……

    マルティンの証言から手掛かりを得たヨーナは犯人とつながりのある人物を捜査するが……

    そう来たかというまさかの展開と終盤の怒濤の展開。シリーズの中でも指折りの面白さ。

    定価1,210円
    ★★★★★

    0
    2023年02月06日

    Posted by ブクログ

    気がつけば今回ヨーナは孤軍奮闘だった。ノーレン、エリック以外かつての仲間・家族は周りにおらず、本筋からはちょっと離れた番外編的な話だったのかな。事件解決に執着するヨーナはかっこいいがちょっと常軌を逸してきたな。

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    さすがに今回は、先が読めてしまった。それでも結末まで目が離せません。
    さらっとした描写だが、もしも映像化したら、R18+は確実でしょう。

    0
    2023年06月14日

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