芝瑞紀のレビュー一覧

  • ある特別な患者

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    オランダの医療現場が主たる背景となっている。特に安楽死が合法化されている国での判断など、日本人には難しい判断が必要となる場面も有るが、患者の気持ちに沿った治療をするべきか医者として治療ありきで考えるのか当事者として悩んだ、そして忘れられない結末だったからこそ、ここにストーリーとして本に残ったのだろう。私にとってなんとなくだが命に対する考え方が変わったように感じられる一冊だった。

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    2025年04月24日
  • ある特別な患者

    k

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    良かった

    色々な方々の医療に対して、医療関係者の考え方や患者さんの考え、短い文章ですが、勉強になりました。もう少しその後の事を知りたいと思いました。

    #タメになる #共感する #切ない

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    2024年07月02日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    購入済み

    彼なりの考え方

    アメリカ史上初の黒人大統領となったバラク・オバマ氏が、自身の働きを振り返った回顧録作品です。国中の様々な意見がある中で、真の平等とは何か、本当の平和とは何かを常に考え続けて、その真摯さと冷静さ、そして時に見せるユニークさを持ち合わせながら、長きにわたり大統領職を勤めあげてきたオバマ。そんな経験をしてきたからこそ語れる私たちの目指すべき国、そして世界の姿が描かれます。多くの日本人編集者が携わった力作です。

    #タメになる

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    2022年08月01日
  • ある特別な患者

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    医療スタッフ達にとっての特別な患者たちの話。どのエピソードも感銘するところがあるが、全体を通して感じた事は「相手(患者、あるいはその家族)の話を真摯に受け止めて、彼らの背景に想いを寄せる」という気づきがあったこと。かつ、私情を挟まないという客観性も必要。命を扱う現場は、即断即決が求められることがあるが、こういう経験を経験としてしっかり振り返る力のある人が身につけていけるのかも…と。
    いざという時に、そういうスタッフに当たりたい。
    自分としても人と対峙する時、その人の背景に配慮できるようになりたい。

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    2022年07月30日
  • ある特別な患者

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    医師や看護師などになる人に読んで欲しい1冊です。皆1人の人間であることを忘れてはいけない、医師も看護師も患者と同じなのだと思いました。日本には無い安楽死の話もかなり考えさせられました。安楽死にするもしないにも相当の苦難があることがわかって難しい問題だと感じました。

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    2022年02月22日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    購入済み

    バラク・オバマ

    この度、オバマ{約束の地}の試し読み版をやませていただきました、とても興味があるので普通版を買いたいと思っております

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    2021年08月06日
  • すらすら読める新訳 フランクリン自伝

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    建国の父が自らの歩みを淡々と語った古典を現代語に置き換えた一冊である。若き日から学びを重んじ、節制と努力を積み重ねた姿は三百年を経ても色あせない。だが今の社会は即効性を求め、忍耐や工夫を軽んじる傾向がある。フランクリンが示した「習慣こそ人をつくる」という信念は時代を超えて響く。その普遍の知恵は現代も生きている。

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    2025年09月20日
  • すらすら読める新訳 フランクリン自伝

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    「13の徳目」を守り続けて生きていくのは、かなりストイックでないと無理。
    キリスト教の宗派を超えて、禁止されるということはその点に気をつけて生きていけばいいと考えるところがすごい。

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    2025年01月01日
  • すらすら読める新訳 自由論

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    社会において市民の自由はどこまで守られ、社会の権力はどこまで行使されるべきか、を論じた古典。
    民主主義や信教の歴史を紐解きつつ、人間が本来的に不完全でどんな判断にも誤りがありえることも直視し、自由の原則と行使を見極めようとしている。

    完全な人間も政治も存在しないからこそ、「反対意見を抑圧せずに議論することで、間違いを正し、真理へ近づけようとする」姿勢は、国家や政治のみならず、あらゆる企業や組織においても根幹となり得る思想だと思う。

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    2024年12月25日
  • 幻想世界の作り方 ファンタジーの世界と伝説の生き物を創造するためのガイド

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    「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「マジック:ザ・ギャザリング」などのイラストなどで知られる、アメリカのイラストレーターでデザイナーのマーク・ネルソンによるファンタジー・アートを描くためのガイドブック。
    幻想世界を構築するうえでの各要素毎に章立てして、そのテーマにそった自身のスケッチやイラストといったアートワークと、それに付する形でのファンタジー・アートを描く上での自身のノウハウや考え方を述べた短いテキストを並べるというスタイルで、内容は割と断片的で感覚的。具体的な技術に関する記述はやや薄め。

    どちらかというと、マーク・ネルソンのアートワークを観ながら、彼のファンタジー・アートに対する考

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    2024年08月31日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    a

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    シンプルでいい

    アメリカ合衆国第44代大統領バラク・フセイン・オバマ2世の今までをまとめた内容。分かりやすくまとめられていた。

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    2022年03月22日
  • ある特別な患者

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    89の医療関係者の声。
    医師と患者の繋がり、そしてその家族も含めてさまざまな経験を経て、医療は成り立っていると実感。

    やはり人と人のコミュニケーションや思いやり、お互いに成長し医療が向上する、とすべての人が理解できると願う。

    オランダの安楽死について、もう少し知りたい、学びたいと思う気持ちも芽生えた。

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    2022年03月15日
  • BILLIE EILISH ~ビリー・アイリッシュのすべて

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    周りの目を気にせず自分を貫く姿勢は羨ましい
    若いのに、やりたいこと、やりたくないことがはっきりしていてカリスマ性とはこういうことか

    ホームスクール……親の熱意がないとできないだろな
    徹底した育て方をした両親尊敬

    ビリーの声が好き
    せつない曲調が好き

    自分ももっと自由に生きよう
    大人だからとか、女だからとか、自分はタイプじゃないからとか……
    そんなんどーでもいいよね!
    って開放的な気持ちになれた一冊

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    2020年10月19日
  • BILLIE EILISH ~ビリー・アイリッシュのすべて

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    ネタバレ

    「ビリーは生まれたときからビリーだった」

    どうやったらこんな人間が出来上がるのだろうかと思わずにはいられない。
    幼少期のエピソードやホームスクール、分離不安障害や異食症、トゥレット症候群など、ネットで記事になっている情報は多数ありますが、ビリー関連の書籍ってユリイカとこれくらいなので(デビューEPが2017なので当然と言えば当然ですが)、写真も多く掲載されていたので購読。ライブの写真だけでなく、イベントに登場した際の写真も多く、多彩な髪色やファッションを堪能できるので、それだけで満足でした。

    まだ10代なのに色々と背負わせすぎな心配もある反面、誰も無視できない存在でもあります。BLM関連の

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    2020年07月05日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    匿名

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    回顧録は、ホワイトハウスの中でもっともお気に入りの場所から書き出される。些細な内容ながらも、充実している。

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    2025年02月16日
  • ある特別な患者

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    一つ一つもっと詳しく知りたいと思った。それぞれの話の気づきが結局よく聞く内容になってしまうのが惜しい。

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    2023年05月10日
  • ある特別な患者

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    各話が少し短いので 一冊に89人の話になっているのが できれば 20人ぐらいで1冊ぐらいがよいのかなと思う。翻訳はよいのが、腸壁破裂は腹壁破裂の誤り。これは校正ミスだろうか。サブタイトルの〈医師たちの人生を---〉というのは 医療従事者たちの に直したほうが良いと思う。

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    2023年01月02日
  • ある特別な患者

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    オランダ、イギリス、アメリカの医師たちが語る、自分にとっての「特別な患者」にまつわる89のエピソード。

    患者の年齢も、病気の種類も様々なケースを見るにつけ、時にギリギリの選択を迫られる医療従事者の過酷さを思う。

    「ほとんどの医師は、心のなかに“墓地“を持っている。これまでに亡くなった患者たちが眠る場所だ。
    彼らの重みを背負う事は、私たち医師に課された義務だといえる。たとえ自分にミスがなかったとしても、医師はすべての患者の死から何かを学びとろうと努めなければならない」
    最後の言葉が重く響いた。

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    2022年07月16日
  • ある特別な患者

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    ネタバレ

    ある特別な患者

    著者:エレン・デ・フィッサー
    訳者:芝 瑞紀
    発行:2021年12月10日
    サンマーク出版

    89人の医療従事者に、自分にとって特別な患者となった人との思い出についてインタビュー。著者はジャーナリストだが、各編はすべて取材を受けた医療従事者の一人称で書かれている。ほとんどが医師だが、看護師も少し、また、歯科医師、獣医師、医療ソーシャルワーカー、元医大生、救命救急士も各1名。日本と大きく違うのは、英語版出版に際して追加取材した人以外はオランダ人ばかりであるため、かかりつけ医の制度があること、そして、安楽死が認められていること。

    医師として、看護師として、それまでの考え方や姿勢

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    2022年05月30日
  • ある特別な患者

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    オランダの日刊紙の連載コラム『ある特別な患者』に寄せられた医療従事者たちへのインタビューをまとめた作品。文化や歴史的背景が異なっていても、オランダと日本の医療従事者が悩み葛藤する部分は同じなんだとわかった。ヘロインに手を出したことをきっかけに転落していく移民の患者さんを診ていた医師の言葉『素晴らしい資質を持った人でも「運」に愛されなければ幸せにはなれない。』は重く、現在自分が手にしている幸運に感謝しないといけないと思った。

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    2022年04月24日