桑畑優香のレビュー一覧
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1章第一次韓流ブーム(2003から2008年ごろ)
ヨン様 冬ソナ(2002年)四月の月(2005年)
2020年にパラサイトが公開されるまで長いこと韓国映画の興行成績で二位だった。
チャングムの誓いでおじさんファンが増えた。
ワールドカップ共催を前にした。1998年の金大中大統領と小渕恵三首相の日韓共同宣言を契機に雪解け。
頭の中の消しゴム(2004年)30億円歴代興行収入1位
2章 第二次ブーム(2010から12年ごろ)
冷や水を浴びせたのは2012年8月、李明博大統領が竹島に上陸したことがきっかけ。
tiktok的な音楽の作り方はアーティストの名刺みたいなもの。
3章 第三次 -
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抜群に面白かった!この世に数多ある美容本を読むのなら、一緒にこの本も読むべきである。
私は韓流にもK-POPにも詳しくないのだが、テレビなどでちらりと見た若くて可愛くて細い体の韓国人アーティストたちがどれほどの過酷で苛烈な環境の中、あの外見を維持しているのかを思うと胸が苦しくなった。
本書の中でもっとも心が揺さぶられたのがパク・ボラムのインタビューの部分で、彼女の最期とデビュー曲のポップな曲調が何とも言えず胸苦しい気持ちにさせた。
韓国の化粧品もファッションもカルチャーもガンガン日本に入ってきて、特に何とも思わず受け入れてきたけど、それがどういう背景でどういう戦略で成長していったのかも本書 -
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「自分の音楽と言葉が誰かに傷を与えると気づいた。より良い人になるためには、自分の行動にせきにんを負い、考えを改め、多くの人の話に耳を傾けなければならない」この言葉は、BTSのリーダーRMが、自分たちの楽曲の歌詞にあった女性嫌悪と取れる歌詞への批判を受けて、自分が感じた思いを明かした時のもの。
BTSを知ったのはつい最近なのでにわかファンに過ぎない私だが、彼らに惹かれる理由は、ただ歌がうまいとかダンスがかっこいいとかルックスとかだけではない何かがあるのではと思っていた。
この本を読んで、やはり裏付けされる理由があったことがわかった。
彼らの謙虚で、真摯に学ぶ姿勢、自分自身を愛そうというメッセ -
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韓国の行きすぎる美容と社会背景をまとめたものです。
これをよんで考えた事をチャットGDPがうまくまとめてくれたので、載せてみます。
エリース・ヒューの『美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる』を読むと、私たちが登っている「美の階段」は、果てしなく続く自己改善の連続であり、その先にあるのは、誰も目を合わせられないほど完成された美=**メデューサ**のような存在ではないかと感じられる。
美しさが他者を圧倒する力になるとき、それはもはや“魅力”ではなく“恐れ”を生み、コミュニケーションすら断絶する。そこに登場するのが「もう潰れそうだけど」の感覚——**自己を削 -
Posted by ブクログ
エンタメ関連は信頼している雑誌編集者がお勧めしていた本。
韓国に引っ越した中国系アメリカ人の作者が韓国で感じた美容に対するそして社会が女性に対して求めている高すぎる「美」のハードルを文化的そして歴史的な背景を入れながら説明している本。
韓国ではもともと儒教の教えで女性は年配の方を尊敬し、夫に仕え、子どもに時間を割くことが求められていたため屋内にいるシミのない白い肌の女性が理想とされていた。そして戦時中に慰安婦はアメリカ人好みに合わせて目が大きい方が良しとされた時代背景があったため美白+二重まぶたが理想となっている。
また90年代にIMF危機という大打撃を受けた韓国では経済を立て直す必要になって -
Posted by ブクログ
最近本読めてなくて、まずは簡単に読めそうなの読んだ!インスタで、本紹介してる人がおすすめしてた本!
絵がめちゃくちゃかわいくて、絵見てるだけで癒された。
そんな今大きな悩みあるわけじゃないけど、
・自分を信じること。
そしたら、他の人も信じられるし、堂々としていられるから
・ときには省略したり放っておいたりすること
大事だと思った。
あとこの二つも覚えておこ
・すべてが完ぺきであるよりは、少し傷がついていたほうが多くの人に愛される
・ときには道端のベンチのように自分が立っているその場所で、ただひたすら与え続ける。そんな存在にわたしはなりたい。
あと、傘のエピソードもいいと思った。それと、ハ