桑畑優香のレビュー一覧

  • 家にいるのに家に帰りたい

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    本屋さんで購入したのは1年前。積んでることすら忘れていた一冊。衝動買いだったし。

    ここ数年韓国の作家さんから出てる癒し系、無理しないで生きよう系かと思ったけど、半分は恋愛系でした。(著者は1994年生まれ) だから、10代後半~20代に読んでほしい。

    大学生だったころの私に、20代の頃の私に読ませてあげたかったなぁ。なんか、大失恋してボロボロやったころを思い出し、読みながら泣きはしなかったけど、ああ、あの時はホントに辛くて辛くて苦しくて自分を責めまくっていたなぁと。そして、著者が書いてることと同じように、私の考え方や選択を批判して「あなたはおかしい。変! 普通はこうだ!」という価値観をズバ

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    2022年04月21日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    タイトルが気になって興味本位で手に取ってみたが、今の自分に通じる箇所が複数あって思いがけず涙を流してしまった。少しだけ後悔するか、たくさん後悔するか。間違っているのではなく、ただ違うだけ。ささやかなことが1番大事。多分、嫌なことや自分を責めてしまうほどの後悔を体験したことがなかったら、これらの言葉は自分に刺さらなかったと思う。著者の思いがよく伝わった。

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    2022年03月27日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    きっかけはただただ表紙に惹かれて買った。

    韓国の顔も知らない女性の素直なつぶやきに共感を覚え、この本を読むと「思いやり」や「愛」を今よりほんの少しだけ増やせるような気がした。

    ”どうか私が幸せでありますように”
    全くその通り。そんな風に思わせてくれる一冊。

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    2022年02月25日
  • BTSとARMY わたしたちは連帯する

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    BTSという現象をARMYというファンダムから考察する…ということ自体が、その関係性の強さを表していると思う。初期の頃の、特にアメリカのARMYたちのプロモーション活動を知ると、彼らが事あるごとにARMYに感謝を伝える意味がわかる。
    もちろん、そうしたくなる魅力が、彼らにあるからなんだけれど…。
    人は、物語が好きなんだ。彼らの物語を共有するために、ARMYたちは動いているのかもしれない。
    Dynamite以降さらに膨らんだであろうこのファンダムは、これからどう変化していくのだろうか。

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    2022年01月08日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    当たり前を当たり前に思わないこと。
    でも当たり前のように振る舞えること。
    簡単なようで大切なことをたくさん思い出させてくれる文章がいっぱい。

    「ひとりになりたいけど、ひとりになりたくない」

    「もっと特別な理由やものすごい事情がなければ、心から悲しんではいけないの?」

    「他の人と同じ道を歩かなくてもいい」

    すっと心に寄り添ってくれるような言葉が溢れている。
    きっと読むタイミングで、響く言葉は変わるけど、包み込まれるような優しさに触れられる。

    失ってから気付いたもの。
    別れと出会いが持つ意味。
    愛とは何なのか。

    また時間が経ったら読み返してみたい一冊。

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    2021年12月23日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    当たり前な日常に感謝を忘れがち。当たり前なことほど、幸せなことはないから、日々に感謝して生きていこうと考えさせられた。

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    2021年12月08日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    波のような感情を持ちながら過ごす日々の中でこの本を読むと少し気持ちが落ち着く気がする。
    世界が大好きなものでいっぱいになるように。どうかわたしが幸せでありますように。他の人のことも認めよう。誰かを憎む心は結局自分を傷つけるということ。ささやかなことこそがもっとも大切。

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    2021年10月09日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    自分が辛い時、苦しい時、寄り添ってくれる優しい本
    固まった心がほぐれる言葉

    特別気に入ったわけではないけど、ずっと本棚に入れて大切にして何度も読み返したい

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    2021年09月23日
  • BTSとARMY わたしたちは連帯する

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    BTSの独自性について、ARMYというファンダムの考察から迫った本。BTSとARMYの特徴と共に、対比・関連する形でK-POP文化についても色々と知ることができた。

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    2021年08月16日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    エッセイ集。

    ◎印象に残ったセリフ◎
    ・今日も後悔が少ない時間を生きようと挑んでいる。どんな人生にも悔いは残る。少しだけ後悔するか、たくさん後悔するか。違いはそれだけ

    ・子供も大人も他のスピードに合わせる必要なんてない。ゆっくりで大丈夫。

    ・輝く場所は自分で決めればそれでいい。自分が幸せならそれでいい。もしかすると私たちは自分に厳しすぎるのかもしれない。大きく、小さな一瞬の幸せに気づいていない。

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    2021年08月03日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    心にスッと入ってくる言葉たち。
    今の自分に寄り添ってくれるような表現で、救われる気持ちになりました。

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    2022年04月21日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    読書が苦手な私でも読みやすかった。
    なにかにすがりたくて孤独な気持ちに寄り添ってくれる文章がたくさんつまってるような。
    本当に、救われるようにぴたっと言語化されてるなぁっておもえるようなものと、まだ自分の中ではそう思いたくない部分や、そのうちそういう気持ちに自然となるのかなぁ、と思うものなど‥
    ページをめくるたび可愛らしいイラストも魅力的

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    2021年05月20日
  • 美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる

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    韓国の美容に対する意識がよくわかる本。
    12-16歳の娘がいる韓国の母親の4人に1人が娘に美容整形をすすめたことがある、らしい。
    韓国の女性が美しくあることは「must」なのだろう。生きづらそうである。
    上記のように具体的な数字が出てきてへぇ〜となる。韓国は多くの人が日焼け止めをしっかり塗るので皮膚がんが滅多にいないため、皮膚科医はアメリカに勉強しにいく」みたいな記載もへぇ〜とは思った。(ただ、ネットで軽く調べると20年で7倍くらい増えているらしい)

    上記のように韓国の美容についてはすごくよくわかるのだが、ちょいちょい挟んでくる著者自身のプライベートの記載の時系列がぐちゃぐちゃで少し読みづら

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    2025年09月07日
  • 死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ

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    たぶんきっと、この方は
    とっても心が強い方。

    恋愛の話が多いエッセイなんだけど
    詩のように書かれた文章で
    ハッと気付かされるというよりは
    少しの納得と共感が得られるような文章。

    ハンガンさんの作品を読んで、
    日本の方以外の作家さんの本を読んでみたいと
    思ったことがきっかけで手に取った。
    強さのベクトルが少し違うように感じて、興味深くなった。

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    2025年08月23日
  • 美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる

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    とにかく重かったが、韓国は異次元なのだな。儒教の教えで髪を切ることすら憚られていたのに、現在は両親が生計をプレゼントする時代。顔や体型を整えることがマナーになりつつある…と。

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    2025年06月10日
  • 美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる

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    ソウルに駐在した女性記者が語る韓国の整形事情。
    韓国の小説を何冊か読んでいる人にとっては、そんなに目新しいことはないと思うが、小説の背景となっている事件や社会通念を知ることはできる。

    何年も前、韓国旅行中に街中で赤ちゃんの整形広告を見てゾッとしたが、最近は日本でも小学生の整形に関するニュースを見かける。
    価値判断の最上位に「見た目」がセットされた子どもたちは、これから成長してどんな世界をつくっていくのだろう。

    本書のまとめ部分で紹介されている、ドクター・リンジィ・カイトの言葉に”「すべての女性が美しい、欠点も何もかも含めて!」というメッセージは「本当にすばらしいですが、問題の解決にはなりま

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    2025年02月25日
  • それぞれのうしろ姿

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    ただ優しくて温かい励ましの言葉をくれるだけではなくて自分の解釈次第でたくさんの捉え方ができるエッセイだなと思いました。面白い視点で物事を捉えられていて作家さんの感性の豊かさに触れられたような気がします。初めて読むタイプのエッセイで新鮮でした。何度も読み返すことで自分のその時の状況や心境によって感じることが変わるような気がします。再読したくなる本です。

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    2025年01月12日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    幼少期のトラウマで生きづらさを感じた事柄をシンプルな言葉で綴っているが、私的に前半は救いを感じるというよりは闇に引きずられそうに感じた。でも救われる人も沢山いるはずで、自分に欠けてる感情なんだろうか。
    後半のパートは幸せに人生を歩むための心得みたいなものを感じることができた。

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    2024年12月29日
  • 家にいるのに家に帰りたい

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    疲れている心に大丈夫だよと温かな温もりと共感をくれる本。共感できる心情がたくさんあって、自分では声にできなかった感情が文字になっていて、私もそう思ってた!!!ってなる。可愛いイラストがまたあったかくなる。

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    2024年10月26日
  • わたしの中の黒い感情

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    深い事、目新しく気付かされるような事は書いていない。学びも特にない。ただひたすら、黒い感情、ネガティブな言葉について、辞書のように解説が述べられていくだけ。その言葉の反対のページに、擬人化したうさぎのシュールなイラスト。本は分厚いが、文章量は多くないし、難しい事も書いていない。

    流し読みしていく。

    ハッとする。囚われた。黒い言葉に目が止まっている。明らかに、自分には無関係な単語と、関係する単語で読むスピードが変わる。言葉から連想し、本の外に飛び出し、自らの黒い記憶へ。

    感情の鏡みたいな本だ。

    こうした本にしか出せない手法というのがあるのだろう。自らの黒い感情を突き合わせながら読む本。覚

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    2024年10月14日