辻山良雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
長年、チェーンの大型書店で働いていた作者が自分の店を持つまでの様子がまとめられている。
事業計画書などもついており、本気で書店経営を考えている人の参考にもなるなと思った。
池袋リブロの話も、学生時代に「ぽえむぱろうる」で詩集を買ったりして、好きだったので懐かしかった。
よく考えると、このお店(タイトル)に入ったこともある気がするのだが、週末だったせいか混んでいて、すぐ出たように思う。雰囲気はよかった。
個人経営で店をやるということは、気楽なようにも思えるけど、病気やけがで休むことがマイナスにすぐつながるし、ネット店と競合しなければならない。人や地域とのつながりや、イベントを打つことで売 -
Posted by ブクログ
幻冬舎のWEB連載をまとめた本。
荻窪の街道沿いにある書店Titleは気になっている場所。
レトロな看板建築と落ち着いた色合いが街に馴染んで、
車で通りすぎるばかりで行ったことはない。
小さな店舗はきっと店主の人柄がにじむ作りになってるだろう。
一章が短く、静かな文体で店の日常が書かれている。読んでいて落ち着く。
ネットで便利に買う本は、今に接続し今を肯定するばかりでさみしくはないか。
店で目に留まってつい買うという、いつか芽を出す可能性に水をやる行為の大事さ。
コロナ禍で、情報をネットやテレビではなく、本に求める人が、
必要とするのは心を鎮める言葉。