辻山良雄のレビュー一覧

  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋開業までのプロセス、オーナーの心理状態、背景などが余すことなく語られる。おまけに事業計画書まで・・・個人の新刊書店を立ち上げたい方におすすめです。そして、最後の若松英輔さんの解説「書物が生まれる場所」が読後感をさらに満足高いものにしてくれました。

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    2025年08月25日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋を始めたいと考えているならまずはこれを読んで!と多くの独立書店主さんが太鼓判を押す1冊。
    本屋開店までのいきさつ、流れなどを丁寧に詳しく書いてくださっているのでとてもわかりやすい。ご自身のお店に対して「こうありたい」という希望と、お客様に対する書店主としての責任感が強く感じられる。まだ訪ねたことはないけれど絶対に素敵な本屋さんだと確信できる。

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    2025年08月16日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋さん巡りが最近の楽しみ。
    特に街の本屋さんとか、大型書店ではなく昔懐かしい本屋さん、独立系書店と言われる本屋さんとか個人的に好き。

    今週東京に本屋さん巡りの旅に出るので、
    本屋titleさんの店主が書かれた本を読んでみた。開店前から開店後までの思いが読みやすい語り口でとても面白かったし、なんか良かった。

    是非訪れたい本屋さんです。

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    2025年02月18日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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     荻窪の新刊書店Title。昨年末に念願叶ってお邪魔した時に感じた印象は、ずっと居たい、毎日通いたいと思わせてくれる「新しい世界との出会いが生まれる場所」でした。
     店主の辻山良雄さんが選書(フィルターを通)し、手がけた書棚には、確かに光が宿っていました。辻山さんの推したい気持ちが託された本たち…。それらの語りかける小さな声が聞こえてくるようです。

     リブロ池袋本店の書籍マネージャーをしていた辻山さんが、2015年の閉店を機に、2016年に独立して本屋Titleをオープンさせます。
     本書は、このTitleオープンから約5年間、幻冬舎plusの「本屋の時間」に連載したエッセイに、加筆修正・再

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    2025年01月06日
  • しぶとい十人の本屋

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    各地で日々本を手渡し続ける人たちの想い。
    プロとプロの出会い、交わされる言葉はとてもリアルでどこかロマンを内包している。
    良かった。

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    2024年12月07日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    筆者が新刊書店を開くまでと開いたあとについて記載されている。
    特筆すべきはP/Lが詳細に載っており、事業計画書から内装や什器の設置など開業に必要なことが細かに書いてある。
    また、筆者の店舗経営についての考えも競争戦略がきちんと立っており、学びが深い。一冊。

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    2024年09月01日
  • しぶとい十人の本屋

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    いい本だった。
    登場する方々、話を聞きに回っているお二人の発する言葉の一つひとつが心に響く。
    やはり本屋はいいな。

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    2024年08月27日
  • しぶとい十人の本屋

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    定員25人だけで開催された青山ゆみこさんの『ほんのちょっと当事者』発売記念のトークイベントのために一度だけ(憧れの)titleに行ったことがある。その時のおふたりの話しかた、絶妙な間合いが印象的で忘れられないのだが、本書のどの対談からも、じっくり考えて言葉を選ぶ落ち着いたそれぞれの店主の声が聞こえてきそうだった。コロナ禍を経て、書店のイベントはもっぱら配信ばかりになってしまったけど、またtitleの本棚を眺めに行きたいし、近くにもきっとあるはずのしぶとい本屋さんを探さなくちゃ。

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    2024年08月09日
  • しぶとい十人の本屋

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    本屋の店主から聞く働き方、お店の苦労、そして本屋の未来。1人ひとりの言葉はどれもまっすぐで飾りはない。だから読んでいてとてもすっきりする。新潟の北書店が最後を飾る。本屋に行きたいと思わせる本だ。

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    2024年08月02日
  • しぶとい十人の本屋

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    荻窪の本屋Titleの店主が各地の本屋を営む方達との対談。誠光社を訪れた時にも感じたのは「本屋」の定義が変わってきているということ。少なくとも「本を売る場所」だけではなくなっていて、タイトルの「しぶとい」とリンクする様々な「本屋」のあり方が綴られている。「続けるためにしていること」と「本当はそうしたかったこと」がごちゃごちゃしてきたときにまた読みたくなる1冊。

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    2024年07月13日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    言葉が、柔らかく、繊細で、丁寧で、読み終えてしまうのが惜しくなる、素敵な文章の数々と出会える一冊でした。

    本が大切に扱われている本屋さんだということが伝わってきました。個人で経営されている本屋さんに行ってみたくなりました。

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    2024年02月22日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    荻窪の本屋Titleの開業1年目までと、5年後に書かれた増補章。
    前半のリブロパートもめちゃくちゃおもしろいし(憧れの時代のリブロ!)、開業準備・開業してからのパートはグイグイと集中して読ませてもらった。
    細やかな気配りと目配り、町への愛着、選書へのこだわり。あーTitleに行ってみたい!行ったら、ますます本屋を開くことに挑戦したくなってしまうのだろうな…。

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    2023年11月21日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    行ってみたかった本屋さんがあった。
    本屋さんなんてどこも同じ、では決してない。
    意思がある本屋さんにあこがれる。
    だけど、こじゃれたブックcafeとか、
    本をおしゃれな小道具的に扱うような本屋さんは範疇外で。
    荻窪駅から徒歩10分以上、あれ? この道で合ってるよね?
    と思い始めたときにさりげなく現れる書店。
    それがこの本の著者が経営するTitleだ。

    最初は2階のギャラリーで行われる展示に興味があって出かけた。
    展示自体にもワクワクして本をにぎりしめ(ちなみに牟田都子氏の『文にあたる』)
    階段を駆け下りて購入し、今度は書棚をじっくり見る。
    欲しい本がたくさんある。1階でもワクワクして止まらな

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    2022年11月29日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    ネタバレ

    荻窪にある新刊書店『title』の店主が手記をまとめた一冊。この書店ではカフェが併設されており、ちょっとしたイベントブースもある。時折、作家や写真家やデザイナーがトークイベントや個展を開き、店主の辻山さんもそこに静かに携わる。雨が降る客数の少ない日、東日本大震災、新型コロナウイルス下での営業。目まぐるしく環境が変わっていく中で、様々な人との、些細な会話や考えが暖かに書かれている。

    様々な出来事や著名人との会話を題材にしているが
    要所要所に心に残る光る言葉があり、日頃ストレスを感じやすい自分のもやもやが解けていく気持ちになります。その中でも特に好きだった一文を抜粋。
    『分かったと思う傲慢に身を

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    2022年07月07日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

    購入済み

    個人の想いが詰まった本

    私自身も個人経営したみたい願望があり、この本を手にとりました。しっかりとしたビジョンを確立しており、本人がやりたいようにお店を作っていっている模様が随所にかいまみえました。大変、参考になりました。

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    2021年08月23日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    Webでの連載時も時々読み、励まされたり慰められたりしていた。
    こうして読んで気づくのは、辻山さんの日々の実践から言葉の重さだけでなく、逡巡しながら葛藤しながらそれでも店を開け続けるその姿そのものに強さが宿っているのだと言うこと。
    同じ本を扱う人の息遣いを感じることは、何より安堵を得る。
    そして、また前を見ようと思わせてくれる。

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    2021年07月19日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    元リブロで、個人書店Titleの経営者の辻山良雄氏による「創業体験記」といった本。
    最大の特徴は、巻末に、事業計画書と実際の1年目の損益計算書が掲載されていること。
    そして、最大の驚きは、予算の精度が非常に高いこと。
    「今から店を出す」という時点で、どうやったらここまで精度の高い予算が組めるのか、想像もできない。

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    2025年12月07日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    短いエッセイ。本屋Titleの日々から連なるちょっとした思いや感情が静かに綴られている。
    コロナ禍の、静かに歯を食いしばって本屋として日々を過ごす様子が印象的だった。
    辻山さんの内向的な文体はけっこう好き。

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    2025年07月08日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    かなり面白かった。
    取次の信託金はやはり高く感じる。
    出版社からの直販をもっとしやすくするにはどうすればよいのだろうか?と思いを馳せた

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    2025年06月21日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本に対する豊富な知識と、本に向き合う姿勢がまっすぐで感動的。
    さりげない部分にこだわりが詰まっている本屋さん。
    いつか行ってみたい場所になりました。

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    2025年03月30日