辻山良雄のレビュー一覧

  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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     荻窪の新刊書店Title。昨年末に念願叶ってお邪魔した時に感じた印象は、ずっと居たい、毎日通いたいと思わせてくれる「新しい世界との出会いが生まれる場所」でした。
     店主の辻山良雄さんが選書(フィルターを通)し、手がけた書棚には、確かに光が宿っていました。辻山さんの推したい気持ちが託された本たち…。それらの語りかける小さな声が聞こえてくるようです。

     リブロ池袋本店の書籍マネージャーをしていた辻山さんが、2015年の閉店を機に、2016年に独立して本屋Titleをオープンさせます。
     本書は、このTitleオープンから約5年間、幻冬舎plusの「本屋の時間」に連載したエッセイに、加筆修正・再

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    2025年01月06日
  • しぶとい十人の本屋

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    各地で日々本を手渡し続ける人たちの想い。
    プロとプロの出会い、交わされる言葉はとてもリアルでどこかロマンを内包している。
    良かった。

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    2024年12月07日
  • しぶとい十人の本屋

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    いい本だった。
    登場する方々、話を聞きに回っているお二人の発する言葉の一つひとつが心に響く。
    やはり本屋はいいな。

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    2024年08月27日
  • しぶとい十人の本屋

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    定員25人だけで開催された青山ゆみこさんの『ほんのちょっと当事者』発売記念のトークイベントのために一度だけ(憧れの)titleに行ったことがある。その時のおふたりの話しかた、絶妙な間合いが印象的で忘れられないのだが、本書のどの対談からも、じっくり考えて言葉を選ぶ落ち着いたそれぞれの店主の声が聞こえてきそうだった。コロナ禍を経て、書店のイベントはもっぱら配信ばかりになってしまったけど、またtitleの本棚を眺めに行きたいし、近くにもきっとあるはずのしぶとい本屋さんを探さなくちゃ。

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    2024年08月09日
  • しぶとい十人の本屋

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    本屋の店主から聞く働き方、お店の苦労、そして本屋の未来。1人ひとりの言葉はどれもまっすぐで飾りはない。だから読んでいてとてもすっきりする。新潟の北書店が最後を飾る。本屋に行きたいと思わせる本だ。

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    2024年08月02日
  • しぶとい十人の本屋

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    荻窪の本屋Titleの店主が各地の本屋を営む方達との対談。誠光社を訪れた時にも感じたのは「本屋」の定義が変わってきているということ。少なくとも「本を売る場所」だけではなくなっていて、タイトルの「しぶとい」とリンクする様々な「本屋」のあり方が綴られている。「続けるためにしていること」と「本当はそうしたかったこと」がごちゃごちゃしてきたときにまた読みたくなる1冊。

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    2024年07月13日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    言葉が、柔らかく、繊細で、丁寧で、読み終えてしまうのが惜しくなる、素敵な文章の数々と出会える一冊でした。

    本が大切に扱われている本屋さんだということが伝わってきました。個人で経営されている本屋さんに行ってみたくなりました。

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    2024年02月22日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    ネタバレ

    荻窪にある新刊書店『title』の店主が手記をまとめた一冊。この書店ではカフェが併設されており、ちょっとしたイベントブースもある。時折、作家や写真家やデザイナーがトークイベントや個展を開き、店主の辻山さんもそこに静かに携わる。雨が降る客数の少ない日、東日本大震災、新型コロナウイルス下での営業。目まぐるしく環境が変わっていく中で、様々な人との、些細な会話や考えが暖かに書かれている。

    様々な出来事や著名人との会話を題材にしているが
    要所要所に心に残る光る言葉があり、日頃ストレスを感じやすい自分のもやもやが解けていく気持ちになります。その中でも特に好きだった一文を抜粋。
    『分かったと思う傲慢に身を

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    2022年07月07日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

    購入済み

    個人の想いが詰まった本

    私自身も個人経営したみたい願望があり、この本を手にとりました。しっかりとしたビジョンを確立しており、本人がやりたいようにお店を作っていっている模様が随所にかいまみえました。大変、参考になりました。

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    2021年08月23日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    Webでの連載時も時々読み、励まされたり慰められたりしていた。
    こうして読んで気づくのは、辻山さんの日々の実践から言葉の重さだけでなく、逡巡しながら葛藤しながらそれでも店を開け続けるその姿そのものに強さが宿っているのだと言うこと。
    同じ本を扱う人の息遣いを感じることは、何より安堵を得る。
    そして、また前を見ようと思わせてくれる。

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    2021年07月19日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    短いエッセイ。本屋Titleの日々から連なるちょっとした思いや感情が静かに綴られている。
    コロナ禍の、静かに歯を食いしばって本屋として日々を過ごす様子が印象的だった。
    辻山さんの内向的な文体はけっこう好き。

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    2025年07月08日
  • しぶとい十人の本屋

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    自分の信念を持ち、足元をきちんと見つめながら、生きる手応えのある仕事ができるなんて、羨ましい限り。もちろん、商売なのだから経済的にも自活できている必要があるからこその『しぶとい』なのだろう。頑張ろうと勇気をもらった。

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    2025年02月08日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    街にある大きな書店に足を運んだときに感じる、うっすらとした靄が言語化されていて、目から鱗でした。
    ちいさな声に耳を傾けることのできる店主のいる本屋さんが近くにあったらしあわせだな、でもほしい本がたくさんあって困ってしまうだろうな。
    Titleさんにもぜひ一度うかがってみたいです。

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    2025年01月17日
  • しぶとい十人の本屋

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    昔、新卒で入った会社を六年で辞めようと思ったとき、本屋に勤めたいとは思ったが本屋をやりたいとは思えなかった。それからはや約30年、自分にとって本屋は、自分に返らせてくれる場所なあんてカッコいいことは言えないが、あいも変わらず落ち着いていられる場所ではあるが、やろうと思える場所ではなかったなあ。いや、やろうと思わなかっただけだから、これから本気で考えたらできるんじゃないのかな、なんていうことを、この本を読んでいる間考えていた。
    でもな、ここで訪ねた九人の本屋は、恐らくみんな坪数の少ないお店ばかりだろうから、自分がそういうところ行くのが苦手なのに、自分がやれるとはやっぱ思えないな…
    でも、兎にも角

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    2024年11月17日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    ストーリー性がメインの小説ばかりではなく、たまにはまったりとエッセイもいい。肩肘張らずにリラックスして読めた。

    本書は荻窪にある新刊書店「Title」の店主辻山さんのエッセイ。辻山さんは大手書店勤務ののち独立し、荻窪にお店を構えられた。

    長く書店に携わってこられた方だけに、著者の書店に対する矜持が凄く感じられた。
    「一冊ずつ手がかけられた書棚には光が宿る。それは本に託した、われわれ自身の小さな声だ。ただ本を売ることは誰にでもできるかもしれないが、書棚に光を宿すのは、思いの詰まった仕事にしかできないことかもしれない」
    書店として在るべき理想の姿を、日々模索されている。本当に並々ならぬ思いで、

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    2024年11月16日
  • しぶとい十人の本屋

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    ほっとするし勇気も出た。何度か読み直したい本。本とはひとがひとであることを教えてくれるものだと感じた。

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    2024年10月13日
  • しぶとい十人の本屋

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    当たり前だけど、人によって考え方が全然違っておもしろい。

    文脈棚が楽しくてすき。
    よく手入れされた棚かどうか、素人目ながら少し気にするようになった。

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    2024年06月18日
  • しぶとい十人の本屋

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    2024年12作目

    個人書店を営む皆さんの本が大好きだ
    残念ながら自分の住む地域には大型書店しかなく、休日にしか足を運べないが、店主の個性や想いみたいなものが店内の全てから伝わってくる感覚は特別なものだと思う
    本書を読んでいると、まだまだ本屋は無くならなそうだと安堵できたし、本を読むことの尊さを感じられた

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    2024年06月07日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    行ってみたい本屋さんの店主が書き綴った思った言葉たち。そう思うんだと感じたり、そうだよなと思ったり。文章と言葉の選び方が落ち着いていて、Titleというお店らしさが伝わってくる。近くにあったら通っていたなと思い、1回まずは訪ねてみようとも思った。選ばれた本たちをゆるっと見回ってみたくなった。

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    2023年05月21日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    新刊書店Titleの日常

    書店店主の辻山さんの言葉に
    そんなこともあったな、と思いを巡らせ
    ページがめくる手が止まる。
    P112
    〈本屋はいま、『街の避難所』となっているのである〉
    私は呼吸をするため本屋へ足を運ぶ。

    繰り返される日々の中、それほどの変化もなく
    でも時間は過ぎていく。
    本書を読んでいるときはゆっくりと時間が流れていくような気がした。
    ホロリとさせられ、少し苦い
    「父と『少年ジャンプ』」が良かった。

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    2021年10月21日