辻山良雄のレビュー一覧

  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    新卒で入社した全国チェーンの書店で15年働き、マネージャーを務めた巨大店舗閉店とともに退社、新刊書店開業。

    会社員としての下地がこの挑戦を底上げしている上に、自分のやりたいこと、やるべきことをしっかり持っている印象。Titleは必ず行くと決めている書店のひとつ。

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    2025年03月02日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    著書の本屋の独立開業の経緯を丁寧に書いた本。
    実際に店舗に何度か足を運んだことがある身としては、著者の考え方がうまく店舗に反映されているのがよくわかる。
    一方でイベントの仕掛け方やプロモーションなど、ビジネスのリアルな部分も見える内容となっている。銀行から融資を受けるところから丁寧に描かれており、単なるサクセスストーリーではない個人事業の空気感も伝わってきた。

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    2025年02月11日
  • しぶとい十人の本屋

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    自分の信念を持ち、足元をきちんと見つめながら、生きる手応えのある仕事ができるなんて、羨ましい限り。もちろん、商売なのだから経済的にも自活できている必要があるからこその『しぶとい』なのだろう。頑張ろうと勇気をもらった。

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    2025年02月08日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    さっくり読めます。
    最近個人本屋さんが増えており、旅先でもよく行きます。どのように開業しているのか、どんな思いでやっているのかの一端が垣間見えます。
    本屋さんに行く前に読むと、より本屋が楽しめる良書です。

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    2025年01月24日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    街にある大きな書店に足を運んだときに感じる、うっすらとした靄が言語化されていて、目から鱗でした。
    ちいさな声に耳を傾けることのできる店主のいる本屋さんが近くにあったらしあわせだな、でもほしい本がたくさんあって困ってしまうだろうな。
    Titleさんにもぜひ一度うかがってみたいです。

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    2025年01月17日
  • しぶとい十人の本屋

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    昔、新卒で入った会社を六年で辞めようと思ったとき、本屋に勤めたいとは思ったが本屋をやりたいとは思えなかった。それからはや約30年、自分にとって本屋は、自分に返らせてくれる場所なあんてカッコいいことは言えないが、あいも変わらず落ち着いていられる場所ではあるが、やろうと思える場所ではなかったなあ。いや、やろうと思わなかっただけだから、これから本気で考えたらできるんじゃないのかな、なんていうことを、この本を読んでいる間考えていた。
    でもな、ここで訪ねた九人の本屋は、恐らくみんな坪数の少ないお店ばかりだろうから、自分がそういうところ行くのが苦手なのに、自分がやれるとはやっぱ思えないな…
    でも、兎にも角

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    2024年11月17日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    ストーリー性がメインの小説ばかりではなく、たまにはまったりとエッセイもいい。肩肘張らずにリラックスして読めた。

    本書は荻窪にある新刊書店「Title」の店主辻山さんのエッセイ。辻山さんは大手書店勤務ののち独立し、荻窪にお店を構えられた。

    長く書店に携わってこられた方だけに、著者の書店に対する矜持が凄く感じられた。
    「一冊ずつ手がかけられた書棚には光が宿る。それは本に託した、われわれ自身の小さな声だ。ただ本を売ることは誰にでもできるかもしれないが、書棚に光を宿すのは、思いの詰まった仕事にしかできないことかもしれない」
    書店として在るべき理想の姿を、日々模索されている。本当に並々ならぬ思いで、

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    2024年11月16日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    事業計画など、数字の面を赤裸々に綴っていて、書店経営の実情を知ることができたのが面白かった。
    それでも、書店をやってみたいと思わされる内容だった。

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    2024年10月14日
  • しぶとい十人の本屋

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    ほっとするし勇気も出た。何度か読み直したい本。本とはひとがひとであることを教えてくれるものだと感じた。

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    2024年10月13日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    大手書店で勤務していた著者による本屋開業までの道のりと、どのように開業したのかを詳細に記した本。ちょっとした小物の金額まで書かれていて、もし自分が本屋を開業しようと思ったら真っ先に読み返すことになるだろう。
    今でこそ界隈では有名になった『title』という本屋。淡々と、それでいて想いを込めた書棚作り、イベントと、併設するカフェメニュー開発。好きを仕事にすることって本当に楽しい。

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    2024年09月01日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    書店に勤めていた著者が、自らの店を持つまでのお話。店を出すと決断するまでの経緯や、決めてからの準備、開いてからの活動など、リアルに感じられる内容で面白かった。起業、開業など考えている人には参考になるのでは。衰退傾向にある書店を新たに始める著者ご自身の意義、目的、目指したい姿など。つまるところそこが大事なんだと感じさせてくれる。売ることだけに執着すれば他のアプローチもあるだろう。ただしそこはご自身の本に対する、あるいは書店に対する想いからがあるからこそ、踏み外さない理想の姿を追い求めて前に進んでいるように感じられる。店を通してセルフプロデュースがなされているのかもしれない。どんなところなのか興味

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    2024年07月27日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋をやってみたいと読書が好きなら一度は考えるかと思うが、本屋をやるうえでの苦労ややりがいなど、とても具体的に伝わってきた

    ぜひ行ってみたいと思えた一冊

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    2024年06月25日
  • しぶとい十人の本屋

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    当たり前だけど、人によって考え方が全然違っておもしろい。

    文脈棚が楽しくてすき。
    よく手入れされた棚かどうか、素人目ながら少し気にするようになった。

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    2024年06月18日
  • しぶとい十人の本屋

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    2024年12作目

    個人書店を営む皆さんの本が大好きだ
    残念ながら自分の住む地域には大型書店しかなく、休日にしか足を運べないが、店主の個性や想いみたいなものが店内の全てから伝わってくる感覚は特別なものだと思う
    本書を読んでいると、まだまだ本屋は無くならなそうだと安堵できたし、本を読むことの尊さを感じられた

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    2024年06月07日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    個人の本屋さん、好きです。
    東京には、たくさんの個性的な本屋さんがあって、ほんとうにうらやましい限りです…

    こんなことまで教えてくださるの?と驚くくらいに赤裸々な実体験で、なかなかに面白かったです。
    経験値からの選書や、臨機応変に変えるところと頑なに変えないところの加減など、なるほどなぁと。
    近所にTitleさんみたいな本屋さんがあれば、入り浸るだろうなぁ♡

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    2024年04月28日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    福岡にリブロができて、書店の本を店内の椅子に座って読める事に驚き、嬉しくて、天神に行くたびに必ず通った日々を思い出した。
    試し読めることをいい事に、あれこれ背伸びして名作を試し読みしたり、手持ちの予算でどちらを買うか悩んだり、自分自身で本を選ぶ経験をたくさん重ねて、自分の読書の土台のようなものができた時期だった。
    その裏にはこんな方がいたんだなぁ。


    巻末の企画書、事業計画と収支の項は目にする機会のない内容で、(企画書は作ってる人も少ないのだろうけど)後進のために詳らかにしてあげよう、という著者の気持ちと、『これくらいの実行力と実力が本屋には必要なのだ!』という気概のようなものを感じた。

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    2024年04月10日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    この本に巡り会えたきっかけは、尹雄大さんの新刊本のトークイベント会場を調べたら、titleという本屋さんだった。その本屋さんの経営者がこの本の作者だった。とても面白かった。titleという本屋さんもとても居心地の良い本屋さんでした。近くにこんな本屋さんがあるなら幸せだろうなあ。

    解説書いてる若松英輔さんの著書、『読書のちから』も大好きな本の一つ。

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    2024年03月03日
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

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    行ってみたい本屋さんの店主が書き綴った思った言葉たち。そう思うんだと感じたり、そうだよなと思ったり。文章と言葉の選び方が落ち着いていて、Titleというお店らしさが伝わってくる。近くにあったら通っていたなと思い、1回まずは訪ねてみようとも思った。選ばれた本たちをゆるっと見回ってみたくなった。

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    2023年05月21日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋ってどうやって開くんだろな?という単純な疑問と、いつか本屋やってみたいかもな〜という少しの憧れで購入。
    結果、私では無理だ…という結論に落ち着く。辻山さんの誰にも換えが効かない豊かな経験と情熱、将来を見据えた確かな眼差しがあってこそこの本屋は(行ったことないけど)オープンできて、そして今に至るまで続いているのだろうし、辻山さんの働きぶりにただただ敬意を表したい。そしていつか行ってみたい。
    辻山さんの著作、他にもあるそうなのでまた機会があったら読んでみたいと思う。自分で本屋を開くのはちょっと無理そうです。

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    2023年05月13日
  • 本屋、はじめました 増補版 ──新刊書店Titleの冒険

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    本屋「Title」店主辻山さんの本屋「Title」さんができるまでのお話。大好きな本屋さんです。
    営業成績まで明らかにしていて、とてもオープンな貴重な
    話を聞けた気がしました。
    感想としては、辻山さんは「町」ここでいうと荻窪に根差したというか、フィットした本屋さんを作られたのかなと思いました。「町」を非常に大事にされておられると感じました。

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    2023年05月07日