永田希のレビュー一覧

  • 再読だけが創造的な読書術である

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    永田希氏のことは「これって教養ですか?」というPodcastで知った。会話の節々に感じる知識の膨大さに惹かれ、彼がメインスピーカーの回が好きだった。急逝されたとPodcastで知ったときは驚いた。

    本書は「再読」の効用と重要性を説く。
    本書を読み進めるに従い、私は読んだ数をとにかく増やそうと躍起になって常に新しい本を手に取っていることに気づかされた。ただ積みあがる数字に固執して、読書を通じて自己のネットワークを構築するという営みを蔑ろにしていたのだ。

    一度読み終えただけでは一義的な自己解釈にとどまる。再読を通じて、読み飛ばしたり抜け落ちている個所への再接触を図ることで作品-自己の相互補完的

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    2026年08月02日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    引き込まれました。

    本を読むことの多層性。
    何度も、いろんな角度から出会ってゆくこと。
    つながりから思い出すこと。

    本のことが一層愛おしくなってくる内容でした。

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    2026年07月03日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    難しい本だった。題名にひかれて読んだ。いきなりモモの話が出るとは。読み終わってからそのつながりを理解する不思議な経験をした。まさにこの本の言いたいことなんだろう。内容の節々に私の知っている話もあり、デジャブ感があった。著者ほどの造詣はないが、ほんの一部自分の感性と重なるものがあったんだと思う。本を読む人は孤独であるが、孤独ではないということを読みながら体験できた。私のテーマ、時間についても書かれており、何かこの本に感性的に惹かれたんだろうと思う。難しいので読みにくさはあった。ただ共感できることは非常に多かった。最近はお金も無いので再読ばっかり。人間は覚えてないからシンプルに再読は新鮮、私にとっ

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    2026年07月02日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    テラフォーミングとしての再読

    理解できなかったこと、思い出せなかったことを回収するため。自分が好きな部分をノスタルジックに反芻するため。そんな少しネガティヴで非生産的なイメージのある再読。

    でも本書では、資本主義によって不毛な惑星のように荒廃した情報世界を生き延びるための、テラフォーミング技術という比喩でポジティブに表現されている。再読には、自分の生きられる情報環境を構築する機能がある。

    なぜ再読したくなるのか?
    その問い含まれる、自分をメタ認知する契機は、地球のように多様なそれぞれの人生を生きる出発点にもなるだろう。

    ps再読

    再読だけが、新しく生まれる私を教えてくれる

    読書って

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    2026年06月09日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    情報の濁流に流されないために、テーマをもって本を集めたビオトープ的積読環境を構築することにより、情報に対する自己の軸をつくる。


    現代は情報が多すぎる情報の濁流の時代
    積読環境=知識のビオトープ
    バイヤールは完全な読書以外は未読と定義
    流し読みも積読も同じ未読
    完全な読書は不可能
    自分にとって重要な本を見つけるために投資が必要
    積読=投資
    テーマを決めて書き出す
    テーマにあった本を集める
    古典を読むと早く読めるようになる→多くの本で参照されているため
    読書ノートで情報のいけすを作る
    定期的に本棚をメンテナンスする
    ビオトープ的積読環境=スロー思考
    →自己の輪郭を作り自己肯定のための足場になる

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    2025年01月06日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    訃報を聞き、感想を書くことにした。
    積読を、読み主の知的環境として捉え、本の増殖を自身の拡張、延長線だと考えて手入れする。
    本へのアクション全てが、読むことの変奏として形作られていく場所、それが積読本の山。
    再読本は年末に弔読する予定にした。

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    2024年12月17日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    本を読む。完全に読み切った、は無い。なら、積読すればいい。そして、なにかおりてきた時に読めばいい。が読んでも、完全ではない。それを思い、今後も本を買い、積み、読み、本を閉じる。

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    2023年12月03日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    ネタバレ

    学び直しが学び足しと学びほぐしの役割を持つように、読書も読み足しと読みほぐしがあることに気づかされた。
    至らなさを感じた時につい継ぎ足すことだけで取り組みがちだが、これまでを振り返るということからも得られる気づきは確かに少なくない。
    そして、その本の持つネットワーク性。文脈や味わいという印象を持った。面白いものをなぜ面白いと思うのか、つまらないものをなぜつまらないと思うのか、それはつまり自分と向き合うこと。
    今の自分の芯を喰った一冊となった。

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    2023年03月26日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    装丁が好き。積めるように、紙の本で買った。
    様々な読書術の本が紹介されていて興味深い。
    人生は有限なのに、処理しきれないあらゆる情報がどんどん積み重なっていく。
    積読を「ビオトープ」として息づかせるためには、まず自分のテーマを決める必要があるらしい。
    情報の濁流の中から、テーマに沿った本を取り上げて積む。その中から、目次や前書き、後書きを参考に、選び出し読む。面白くなければ、ほかの本を選んで読む。今まで通り、そんな読み方でいいんじゃないか、と思うようになった。

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    2021年01月10日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    何度も挫折しそうになったけれど、頑張って最後まで読んだ。積読や読書について書かれている本なのに、世界史や金融、心理学の話まで出てくるのが意外だった。
    完璧な絶望が存在しないように、完璧な読書も存在しないのかもしれない(村上春樹さん風に)。
    本書を読んで、積読に後ろめたさを抱かず、これからも堂々と知の「ビオトープ」を醸成していこう、と思った。

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    2026年06月17日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    いままで、本を読んだら満足して読み返すことが少なかった。

    今後は自分の中でのネットワークを作るためにも、過去に読んだ本を再読しようと思う。この作者の文章もまさに自分なりのネットワークを作って独創的な文章になっている。
    その人が読んできた本で、その人の思考や価値観が作られる。読書=崇高ではないけどファッションみたいなものという例えはわかりやすいし的を得ていると思う。
    一時期、本に書いてあったことをいかに暗記するか?みたいな考えを持っていたが、それは勉強の時だけで、この本の中で読書体験は、いわば読み取りのエラーも許容した上で、自分なりのネットワークを作りなよ、そうした方が楽しい人生になりそうよ、

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    2026年06月17日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    本に限らず、現在はあらゆるコンテンツが飽和状態で、限りある人生ではとても全てを消化することができない。そんな現代社会で、あえて読書を選択して、しかもすでに読んだ本を改めて読む直すことの意義とはなにか、そんな疑問に著者は答えていく。なかでも古典と呼ばれる名著やベストセラーと謳われる本における再読の効用を教授しており、たとえ既読本の内容があやふやな状態でも、そこから得られるメッセージは毎度変わる。だからこそ、それが創造的な力を働かせて、その後の人生を豊かにしてくれる。

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    2026年05月31日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    情報の濁流に抗う読書とは何なのか前作に続く第二弾という感じ。
    タイトル通りなので、やはり再読も意識的にしていきたいなと思う。
    そのうち再読したいなと思う本に出会う事も大切ですね。
    その為なら積読だって全然あり。

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    2026年05月25日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    何度となく読み返す、再読する本がある。
    この本の中では古典やベストセラーを例に挙げていたが、私は片付けの本や読書術の本だ。私の中で開拓したいジャンルらしい。
    再読は「環境や自分についての解像度をあげるのに役立つ」ように思った。
    再読についてあまり深く考えたことはなかったので、これを機会に自分を客観的に見てみるのもいいかもしれないと思った。

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    2026年05月18日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    積読に罪悪感を持っていたので、タイトルに惹かれて手に取りました。
    「読書はそもそも不完全なもの」という考え方は、読んでいてすごく救われました。本を積むことへの後ろめたさが、するっとなくなる感覚。
    特に刺さったのが、積読を「自分の外側に情報のビオトープ(生態系)を作ること」と捉える視点。最初は「?」となりましたが、読み進めるうちに「たしかに……!」と腑に落ちました。
    本棚の見え方が変わります。積読してる方におすすめです。

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    2026年03月02日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    読書という行為には、複数の異なる種類のネットワークが関わっていると本書は指摘する。

    まず、書物間が互いに参照しあってできるネットワーク。さらに、書物の中の言葉同士が参照して作るネットワーク。そして、書物を読む人の頭の中にある情報からなるネットワークである。

    再読とは、過去に読んだ時のネットワークから、新たなネットワークに組み替えられることだ。そのネットワークのずれは「読み手が生きた時間」であると本書は語る。

    正解を求めるわけではなく、誰かに評価されるためでもなく、自分自身と向き合うためにする。それが、著者が提案する創造的な読書術である。

    「再読」という一見単純なテーマで、ここまで深く語

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    2025年10月26日
  • 積読こそが完全な読書術である

    匿名

    購入済み

    ずいぶん昔に読もうと思って買ったけど読まないまま本棚で埃をかぶっている本が多く、そんな状態をどうしていくか、どう考えていくかについてヒントを得たくて読みました。自律的に積読環境を作ることの意義はわかったが、飛躍した論理のように感じた部分もあったので、永田氏の「再読こそが〜」にも手を出しつつ(笑)、本書も読み返したいと思います。

    #深い #タメになる #シュール

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    2025年05月28日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    ネタバレ

    一言要約:読書とは全てが「再読」で、自分の分解と再構成の終わりなき営みである

    読書とは想像⇄創造を回す動力で、再読はこれをスパイラルさせることだろう。
    読書という行い自体が静的にも動的にも働くが、これ自体が他者の成果物に触れるという受動的な面がある一方で、動画などと違って自らが文字を目で追いページをめくらないと進まない能動的な行いである為だと振り返る。さらに古典で言えば、古より普遍な「静的な知」に触れる価値と、古典に集い形成される4次元の事物によるネットワークに触れる「動的な知」の価値があると理解する。後者は、どの古典(点)に、どんな知を携えた人(線)が、どこ(面)で、いつ(時間)、触れてそ

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    2025年05月10日
  • 積読こそが完全な読書術である

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    ネタバレ

    要約:積読が完全な読書法なのは、そこには「主体性」しかなく、イノベーションの土壌形成となるから

    ひとたび本を開くと、次のページも読まなければ、本全体を理解せねば、という強迫観念に囚われ、そこに主体が陰る部分が生じる
    これに駆られ何度も本を読むと、その本だけでは理解しきれない部分が出ることで別の本にも手を出さざるを得ず、やはり主体が脅かされる
    この板挟みや葛藤から逃れることは「読まない」つまり「積読」であるが、そこにも「読んで!読まなければ!」という本の訴えを幻聴する状況がある
    著者のメッセージは本の機能はそもそも「読まれること」と「情報の保存」の二つで、積読は後者を叶えている側面から、気負い

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    2025年01月23日
  • 再読だけが創造的な読書術である

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    読むことが好きだからこそ読みたいという気持ちを大切に自然体で読書を楽しみたいと思った。読みたくなければ読まないし軽い気持ちで接する。所詮紙の上に垂らされたインク。白い四角い箱。苦しさや焦燥感で好きなことが嫌いにならないようにしたい。

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    2023年10月27日