永田希のレビュー一覧

  • 積読こそが完全な読書術である

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    「積読=完全な読書術」というタイトルに惹かれて購入、自分自身も積読が多いので興味本位で読んでみた。ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」、こんまりさんの「片づけの魔法」、山口周さんの「読書を仕事につなげる技術」など、いろんな著書の読書テクニックに永田さんが独自の味付けをして「積読」のすばらしさについて語る。最近本が増えてきてどうしようかと考えていたところ、そろそろクラウド(電子)に移行したいんだが、なかなか踏み切れない。VR機器がメガネくらいのサイズになってきたら紙本の積読問題は解決する気がする。

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    2020年07月31日
  • 積読こそが完全な読書術である

    Posted by ブクログ

     「ビオトープ」が本書の数あるキーワードのなかで、最も合点がいった。ビオトープとはウィキペディアによれば「有機的に結びついた生物群。すなわち生物社会(一定の組み合わせの種によって構成される生物群集)の生息空間」と位置づけている。別の表現をするならば「周辺地域から明確に区分できる性質を持った生息環境の地理的最小単位」とのこと。
     ビオトープの中にいるのは「生物」である。このことが改めてポイントだろう。生物はそれぞれが運動するがゆえに影響しあうということ。積読状態にある書物群をビオトープに喩えているということは、ビオトープを構成する生物が一冊ずつの本であり、本は静的なモノではなく動的な運動体である

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    2020年05月23日
  • 積読こそが完全な読書術である

    Posted by ブクログ

    これまで私が読んだ読書論や読書観とは異なるアプローチで読書を解説してくれる本だった。参考文献等が豊富でよく勉強して考察をしている事が伝わってくる。ただ少し脱線したり本筋とズレるところもあったような印象は受ける。読書観について半学術的な見方をしてみたい方、考えてみたい方、読書観を広げたい方にオススメ。次にどんな本を読もうかなと考えるきっかけにもなった。

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    2020年05月16日
  • 積読こそが完全な読書術である

    Posted by ブクログ

    ミニマリストやら断捨離を勧める人からは「悪」だと言われがちな積読だけど、してもいい…という気持ちが楽になる本。
    全部読まなくていい、読むべき時に読めばいい…
    読書に関しての書籍を読んでる人なら知ってる内容が多いので星3つ。

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    2020年04月17日