永田希のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「書物と貨幣の五千年史」とあるが、タイトル通りの書物や貨幣についての歴史の本ではない。
著者はブラックボックス(不可視化されたもの)について一冊を通して歴史をたどり説明していて、その代表として書物や貨幣を挙げている。
経済、社会、文学、マンガ、物理などさまざまな分野から人類史とブラックボックスについて語られている本書は本論がわかりにくく理解する難易度はかなり高いと感じた。
個人的に情報(書物やデータなど)はものごとを可視化してわかりやすくするものという認識だったが、そもそも「数」や「文字」がブラックボックスでありそれによって表されるものもブラックボックス(=不可視)になっていると筆者は主張 -
Posted by ブクログ
# 積読とは世界に一つだけのブックマーク群であり、情報テリトリーである
## 面白かったところ
- 積読の期限や歴史、名著からの引用を元にした論理展開は凄まじかった
## 微妙だったところ
- 各章の話の飛び方が尋常じゃなく、例えも高尚なものばかりで小難しい
- 積読に対するとてもわかり易い、後ろめたい感情の1つが「身銭を切って購入したものだから」というものがあると思うが、論及がなかった点
## 感想
「情報の濁流」という表現をなされていたように、我々は堰が切られた直後の流れような時代を生きている。
情報の良し悪しを選別し、自分だけの確かな情報リソース群(ビオトープ)を作成・管 -
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Posted by ブクログ
電子決済は現金のやり取りを、電子書籍の普及は書店で本を買うという行為を不可視化しました。現代に至るまで、技術の進歩は多くのことをブラックボックス(BB)化してきました。BB化した社会をどのように捉えて生きていくかということを論じた(哲学的な)本です。
BBを逆に辿って解体していき(リバースエンジニアリングの手法)起源を解き明かしていく態度が正しいのか、BB化され便利になった環境をそのまま受け入れて生きていくのがいいのか、正解はわかりませんし正解はあるのでしょうか。
超大企業の中で働いているけど自分の労働の理由がわからずクソ仕事だと思って仕方なく働いている(=ブルシットジョブの)人たちがBB -
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Posted by ブクログ
現代人の行動や身の回りの物や手続きがブラックボックスと化していることを考察している一冊。
書名にある書物や貨幣はブラックボックスについての取っ掛かりとして電子書籍と電子決済を例に扱われ、その後はブラックボックス全体の話に移り変わっていきます。
書物と貨幣の歴史書かと思い手に取りましたが、内容の趣向が違っていたようです。
前半は歴史的変遷を、後半はSF小説や漫画・アニメを取り上げて話を進めていきます。
現代社会の仕組み全体は、大きなブラックボックスと小さなブラックボックスによる入れ子構造となっています。
ブラックボックス一つを構成している組織や個人は複雑で、どこかでエラーや欠損が起きた場合の修復 -
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