再読だけが創造的な読書術である

再読だけが創造的な読書術である

1,870円 (税込)

9pt

読書猿氏推薦! 忙しさや生産性、新しさという強い刺激に駆り立てられる現代において、自分の生きる時間を取り戻すための方法論として素朴な多読ではなく、本書では「再読」を提唱する。読書するうえで直面する「わからなさという困難」を洗練させ、既知と未知のネットワークを創造的に発展させる知的技術としての「再読」へと導く。「自分ならではの時間」を生きる読書論。

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再読だけが創造的な読書術である のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読書という行為には、複数の異なる種類のネットワークが関わっていると本書は指摘する。

    まず、書物間が互いに参照しあってできるネットワーク。さらに、書物の中の言葉同士が参照して作るネットワーク。そして、書物を読む人の頭の中にある情報からなるネットワークである。

    再読とは、過去に読んだ時のネットワーク

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    読むことが好きだからこそ読みたいという気持ちを大切に自然体で読書を楽しみたいと思った。読みたくなければ読まないし軽い気持ちで接する。所詮紙の上に垂らされたインク。白い四角い箱。苦しさや焦燥感で好きなことが嫌いにならないようにしたい。

    0
    2023年10月27日

    Posted by ブクログ

    “読書”に対する内容の書籍は数多あれど、そうした内容の本からは少し離れたような感じもする内容だった。

    ネタバレになるのだが、中盤にある『読書や再読を繰り返すうちに、自分の読み取れる内容が変化することにも繰り返し気付かされるようになります。読書に慣れ、再読に慣れるとは、書かれていることが変わっていな

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    感想
    一冊の本に接近する。再読とは知識の深度を高める営み。自分の内面を変容させること。読書とは他人の経験を横取りする営み。その本質へ迫る。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    読書猿さんの帯文を見て気になり、購入した。

    一度目の読書は、受動的なものだが、再読は能動的、創造的なものになる。読書の創造性とは、今まで自分が作り上げてきた言葉のネットワークを、様々に組み替えて思索、創作することだ。

    著者は再読をテラフォーミングに例えている。上にも書いたがこれも「読み落としや読

    0
    2023年04月01日

    Posted by ブクログ

    ・前作に続けて読みました
    ・表紙がなかなかにくい演出で、タイトルと表紙でさっそく再読させてくる演出にまず痺れました
    ・どこで読むのをやめても構いません。好きなときに好きなときにやめられるのが読書の本質

    ・マッチングアプリと同じように、自分にとっていい本と出会うため、より多くの本を読み捨てることは必

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    新しい分野に挑戦する際に、過去に読んだ関連する本を再読することで理解が深まる
    例:中国史を学ぶ前に三国志を読み直す

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    永田希(1979年~)氏は、米国コネチカット州生まれの著述家・書評家。書評サイト「Book News」を主宰し、「週刊金曜日」、「週刊読書人」、「図書新聞」、「HONZ」等でも執筆している。
    本書は、『積読こそが完全な読書術である』(2020年)の続編とも言えるものであるが、『積読~』の主張は、(私

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学び直しが学び足しと学びほぐしの役割を持つように、読書も読み足しと読みほぐしがあることに気づかされた。
    至らなさを感じた時につい継ぎ足すことだけで取り組みがちだが、これまでを振り返るということからも得られる気づきは確かに少なくない。
    そして、その本の持つネットワーク性。文脈や味わいという印象を持った

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一言要約:読書とは全てが「再読」で、自分の分解と再構成の終わりなき営みである

    読書とは想像⇄創造を回す動力で、再読はこれをスパイラルさせることだろう。
    読書という行い自体が静的にも動的にも働くが、これ自体が他者の成果物に触れるという受動的な面がある一方で、動画などと違って自らが文字を目で追いページ

    0
    2025年05月10日

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