ウリケ・シェーデのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「『停滞する日本』ではなく、『変貌を遂げて再浮上する日本』に目を向け」ていて、日本人は悲観的すぎるのでは?と語りかけています。
どんな点で希望が持てるのか
なぜ日本は変化が遅いのか
いかに変革を進めるか
日本型イノベーションシステムへ
確かにいろいろ希望的な点をあげていて、そうなのかもと思うところもあるけれど、何しろ今の日本は変化のスピードが遅くて、希望的な変化な芽がでてきても、枯れてしまいそうでやっぱり悲観的になってしまいます。
他国の変化に遅れをとっているようで焦りがある中、
文化や価値観の違うアメリカのイノベーションスタイルを真似するのでなく、日本の文化や価値観にあったイノベーション -
Posted by ブクログ
日本語版への序文
はじめに
謝辞
第1章 〈イントロダクション〉ビジネス再興
第2章 〈前提条件〉タイトな文化における企業刷新
第3章 〈背景〉日本の経済発展ー終身雇用を通じた安定
第4章 〈新・日本企業の戦略〉集合ニッチ戦略
第5章 〈インパクト〉グローバル・ビジネスにおける日本の影響力
第6章 〈マネジメントの変革〉ガバナンス・スチュワードシップ、役員報酬
第7章 〈ファイナンス市場〉プライベート・エクイティとM&A
第8章 〈ビジネス再興の実行〉行動様式の変革
第9章 〈雇用とイノベーション〉カイシャの再興
第10章 〈前に進む日本〉DXに向けにビジネス再興
解説 -
Posted by ブクログ
日本はその特性から、アメリカと違って、ゆっくり変化しようとしているのだ。
悲観的になることはない!
というのがドイツ出身のカリフォルニア大教授がいいたいこと。
確かに、もちろん、日本の優れたところはある。
この本でも取り上げられているキーエンスやファナックは素晴らしい企業。
技術に関するポテンシャルは相当にある。それは知っている。
技のデパート「舞の海戦略」で巨漢に勝つ、というのもわからないではない。
でも舞の海は横綱にはなれなかったので、、ケガもあって小結どまり。
変革が遅いのは日本がタイトな国で、なかなか変わることが容易ではないから、
アメリカはルーズな国で、どんどん新しいものが生ま -
Posted by ブクログ
AGCの事例ベースに既存事業の深掘と新規事業の探索をどううまいこと両立させるかを論じている。新規事業と既存事業はアラインメントが全く異なるから両立が難しい。(まして同じ部内で同じ人が両方やろうとするなど最初から無理筋なのでは…と思った)マネージャと現業の技術者たち両方がこの理念を腹落ちさせて、自社の場合に落とし込んで行動・マインドセットを変革させないとなあ…
組織経営陣トップへの無理な提言とかは、トップが自分の人格を否定されている気がして受け入れ難い、というのは、人間である以上そうなのだろうなと思った。ビッグピクチャーを提示することから始めると。組織で何か変えたり新規に始める場合は、レジスタン