菊地ひと美のレビュー一覧

  • 絵で見るおふろの歴史

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    読み聞かせは厳しいかな?
    昔から今までのお風呂の歴史がかかれています。
    うちの子たちは部類のお風呂好き(笑)なので、
    しっかり読んでもらいました。

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    2010年05月30日
  • 江戸商い解剖図鑑

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    江戸時代の商人たちと奉公人の悲喜こもごも。
    その成功譚と失敗譚を中心に紹介し、
    更に、生活や文化にも目を向けて、語る。
    ・はじめに
    1章 江戸の商いの基本
    2章 江戸の豪商たちの成功噺
    3章 江戸の豪商たちのしくじり噺
    4章 商家の贅沢な暮らしと粋な趣味
    5章 商家の奉公人の暮らしとしくじり噺
    巻末付録 江戸時代の着こなし―江戸の遊び時間―
    主要参考文献有り。
    ・おわりに

    大店と言えば、京に本店がある江戸店。
    一方で、江戸で起業・開業した江戸本店には中店・小店もある。
    所謂豪商と言われる商家には、様々な成り上がるまでの
    物語があった。それは商機を捉える才覚と発想。
    行商での産物廻し、空樽のリ

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    2025年12月18日
  • 絵で見るおふろの歴史

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    お湯に浸かるお風呂の歴史って結構最近だったんだ。
    サウナみたいなスタイルがあんなに長く続いていたなんて。
    意外な発見も多くて、面白かった。

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    2024年04月03日
  • 江戸の衣装と暮らし 解剖図鑑

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    ネタバレ

    江戸は長いんだな。イメージしてるのは割と後期が多かったんだ。絵で見るのはいい。そういえばこれの元絵はあれか、も楽しい。いろいろこの人の本を見てみたくなった。

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    2023年07月17日
  • 江戸で部屋さがし

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    東京で部屋を探すとなると大変だが、江戸時代の部屋はどうなっていたのか。





    主に町人と武士が住んでいたが、イラスト付きで説明しているのが今回の本。






    町人は四畳半一間が標準で、現在の価格にすると家賃は月額25000円になる。





    住居には表店(おもてだな)と裏長屋があった。表通りにあるのが表店あるいは表長屋と言う。そこは人通りが多いので商売に適している。その代わり、店賃が高くなり、広さによるが、裏長屋の店賃の5-10倍になる。




    その一方で、裏店あるいは裏長屋に職人、商家の奉公人などが住んでいた。




    中に入ると「意味深な男たち」もいたそうだ。その中には商家の若

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    2022年11月24日
  • 江戸で部屋さがし

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    江戸時代の町家と武家、その住まいの間取りを巡ってみよう。
    第一章 町人・・・裏長屋、表店、大店、上商家等、暮らしと共に。
    第二章 武家・・・拝領屋敷、組屋敷、大名屋敷等、暮らしと共に。
    参考文献有り。
    江戸へ三味線を教えに来た菊香が大家さんの案内で、
    参勤中の殿のお供で江戸に来た真二郎が旗本の息子の案内で、
    それぞれ町家と武家の暮らしや間取りを巡るという、趣向。
    各種資料や出版物等を模写したカラーのイラストで、
    それぞれの生活の様子と間取りを中心に、会話で説明しています。
    町人ならば裏長屋から上商家まで、武家ならば足軽長屋から
    大名や殿様の屋敷まで、正にピンからキリまでの住まい。
    風呂無しでト

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    2022年07月08日
  • 江戸衣装図絵 武士と町人

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    ・菊地ひと美「江戸衣装図絵」(ちくま文庫)は「武士と町人」「奥方と町娘たち」の2巻からなる。つまり男女別であるが、ごく一部の色名や小袖については共通の内容となつてゐる。男子の最初には「衣服の歴史」があり、ここで江戸以前の衣服の歴史がごく簡単に述べられてゐる。貫頭衣以前の獣衣の男女の絵がある。「古代は狩猟や漁労の生活で、縄文時代には、上半身の衣や、下半身の腰を覆うものがみられます。弥生時代の男子は横幅の布を肩掛けにして結び、女子は貫頭衣に麻の細い帯紐云々」(男12頁)と説明されてゐる。 弥生時代には布があつた。「大和朝廷の時代になると、大陸の北方民族の着衣が伝わり」(同前)、ここでやつと衣服らし

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    2022年01月29日
  • 絵で見るおふろの歴史

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    洞窟の一部を仕切ることはできても、大きな浴槽を作るのが困難だが、奈良時代に貴族のためにはあった。高温多湿の風土。火山列島の産物、天然温泉は適温にするのが少し難しい。
    天然あるいは人工の洞窟を利用した蒸し風呂(焼いた石を水に投げ込んで蒸気を発生させる)は煮炊きと同じく古い。アマテラスが籠もった「天の岩戸」は風呂場かもしれない。源頼朝の父は風呂場で暗殺された。「風」の字からわかるように江戸時代以前の風呂は蒸し風呂(天然温泉の露天風呂には触れられていない)。江戸(火の用心から内風呂は禁止されていた)の銭湯はザクログチから入って照明はそのクチから射す光だけ。「見ないふり」密通もあったようで、後期からは

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    2019年04月23日
  • 江戸商い解剖図鑑

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    商いの中でも商人にスポットを当てて、紹介されています。
    当時のお金持ちの豪奢っぷりとそこからの転落人生。実際にあったエピソードが大部分を占めています。

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    2025年11月15日
  • 江戸吉原 解剖図鑑

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    江戸時代の吉原とはどういった場所か?
    恋の夢を見させてくれる遊女たちの姿と実態、
    様々な仕掛け、茶屋と妓楼やそこで働く人々などについてを、
    浮世絵や黄表紙を基にしたイラストと共に紹介する。
    ・はじめに
    1章 吉原のいろは伝授 2章 吉原での遊び方指南
    3章 吉原のからくり 4章 遊女屋の人びとと日常
    主要参考文献有り
    ・おわりに

    吉原という特殊な場所の様々な光景を
    やんわりとした文とイラスト、図解で紹介。
    遊女屋や遊女の格、遊び方指南、シビアな金銭関係、
    働く人々と遊女の日常、花魁道中や季節の催しなどを、
    分かり易く紹介している。
    華やかさの裏にある遊女の金銭と仕事のキツさは、
    読んでいても

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    2025年10月09日
  • 江戸の衣装と暮らし 解剖図鑑

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    カラーでかなり図版多く、わかりやすい。
    ただそこまで幅が広くない気がした。4章であった出職(大工・左官)みたいな、普通の着物でない格好がもっと見たかった。

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    2025年08月16日
  • 江戸で部屋さがし

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     現代東京で、江戸の長屋暮らしを再現できないか考えている。

     江戸では通りに面した大店から路地に入ると、そこには長屋が並んでいた。
     長屋の間には公共の場があり、そこには棒手振りの物売りが出入りしていた。

     そういった、現代のビルにおいて、どうやって人が出入りできるような隙間を作ることができるか。
     また、江戸と比べると現代社会では小商いが成立しない。
     かつては長屋の自室で仕事をしていた職人ばかりだったはず。

     職人と小商い、そして長屋の隙間。
     そういった町の仕組みを再考したい。

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    2024年05月03日
  • 江戸の衣装と暮らし 解剖図鑑

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    非常に参考になった。
    江戸なので基本的に江戸に住む武士から町人、大奥の人などが対象になっている。
    職業別に様々な服装が紹介されていて、「和服にはどのような種類があるか、町人や農民は何を着ていたか」を知りたかった身としては得るものが大きかった。
    ネガティブな感想としては、
    紹介されているのが浮世絵などを原点にした小さな絵図であるため細かい部分が分かりにくいこと、
    農民や百姓の服装をより詳しく知りたかったが多く取り上げられていないこと、
    素材や布の種類が名称だけ言われてもどういうものか都度調べないといけなくて大変なこと、
    そして各和服の作りがどうなっているかは、さすがにこれではわからなかったことな

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    2023年09月14日
  • 江戸で部屋さがし

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    江戸で住むことになった町人の娘さんが
    大家さんと物件探しをする前半と
    参勤交代で江戸詰めになった武士が
    武家屋敷を見て回る後半。

    どちらもフルカラーの間取りと
    江戸時代の版画などをもとにしたイラストが
    たくさん載っていて楽しい!

    特に前半は、時代小説を読むのに
    ああ、こんなところで寝起きしてたんだなぁと
    想像を補完してくれる気がします。

    江戸で三味線を教えて暮らしたいという娘さんに
    「それなら習い手がいそうな商家の近くとか」
    なんて物件情報を教えてくれるのがポイント♪

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    2022年09月02日
  • 江戸で部屋さがし

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    「江戸で部屋を探す」という設定に惹かれて読みはじめました。
    ストーリーの中で江戸の暮らしや家屋を分かりやすく説明してくれます。
    現代の暮らしに照らし合わせて載っているのでとても分かりやすかった。
    ただの図鑑よりも、まるでその場にいるような感覚になって江戸の生活を知ることができました。
    武家屋敷編はちょっと分かりにくかったかな。

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    2022年08月01日
  • 絵で見るおふろの歴史

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    岩山を使った蒸し風呂などの、奈良~平安のお風呂の始まりから。今のような、お湯につかるお風呂は江戸時代中期以降。
    銭湯は鎌倉時代からスタートしているもののの、庶民は江戸時代から。

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    2012年09月14日