裕龍ながれのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ダナーク村3巻。
ちょっと凹んでる時に「元気が出る本をv」と読み始めました。
…が、シリアスとはほど遠いですが今回が内容は1番真面目だったかも。
ほとんどがイズー・ビー・今回初登場のライ(どこかの料理人と同じ名前…こっちは「ライゼル」でしかも王子様)の3人に、後半はあの人が再登場。
こんなヴィジュアルだったのね~でした。
どっちかってとイズーにとってかイズーに対してか「面白くない」キャラに挟まれたのでイズーと同じく少々「クソッ」な心境で読みました(笑)。
おまけで今回同じく初登場のレカールさん、なんか意味深そうだったけれど今回はチョイ役でしたね。
ある意味「村の外」はイズーを受け入れてくれた人たちから離れることですものね。
1巻ではそこに入っていくのに抵抗ありありだったイズーにとって、村はすっかり彼の「居場所」になってる模様。
1巻感想にこの村の象徴かもと書いたビーちゃん、本気でこの村そのものかもしれません。
てコトは村に惹かれているイズーがビーにも…なのは当然!?(笑)。
イズーの甘酸っぱさ(大笑)と共に今後の展開が気になります。
次巻(最新刊)はちゃぶ台返しなみに色々明かされるようだし。 -
Posted by ブクログ
人の気持ちっていうものは目に見えないものである。
ゆえに信じるしかない。
しかし捉えどころのない気持ちを信じることは難しくて。
それはまさにオカルトの如く。
これはそんな信じることの話。
なんだけれども。
えー。恋愛っていうのは人にとって重要な要素である。
人間を構成する大部分と言っても良い。
しかし恋愛とはなんだろうか。
人を惑わせたり狂わせたりする恋愛。
時には疾患を生んだりもする。
そんな恋愛とはなんだろうか。
作中において『誰かを信じるってことは、マシンガンで蜂の巣にしたいぐらい相手のことを“ホレる”こと』という台詞がある。
信じること。それこそが恋愛において最も大切なことなのである。
信頼こそが恋心を生むのだ。
この作品の中には赤目になるインフルエンザにかかった委員長と吸血鬼真祖になりかけている子供が出てくる。
そのどちらもが信じることを“ホレる”ことを大切にしている。
貴方は誰かにホレているだろうか。
まぁ、この話に“ホレて”もらえるかどうかは知らないけれど、少なくとも、この作品のことは“ホレて”欲しいと思う。
-
Posted by ブクログ
医者の仕事というものは理解できるものが少ない。
それこそオカルトのようなものである。
はるか昔においては魔法とすらされたかもしれない。
しかし実際のところは魔法でもなんでもなく、ただの物理現象のつなぎ合わせだ。
しかしもしも。
そんな物理現象では解決できない病があったとしたら?
これはそんな物理現象を超えた病を癒すドクタと助手の話である。
この話に出てくる言葉はどれも日常では使われない非日常ものばかりである。
しかし非日常というものは、ちょっとした日常の隙間に絶対的なものとして存在するものである。
心のバランスを崩したとき。何かを信じられなくなったとき。
非日常は顔を出し、日常を侵蝕する。
そして侵蝕された日常は確実に異常をきたし、非日常へとシフトする。
しかし忘れてはならない。
医療も非日常も普通も日常もオカルトも。
すべては信じることから始まる。
信じることを失うこと。
それこそが本当の疾患ではないだろうか。