島倉原のレビュー一覧

  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    昔、経済学を勉強していましたが、ちょっと違和感がありました。なんとなく、現実には則していない感じがしていました。特に、金利が下がると、貸付金が増える、という部分には違和感を持っていました。MMTでは、それは起こらないと、(起こりにくい?)主張していました。とても現実に近い理論だと思いました。もっと詳しく知りたいです。

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    2025年09月07日
  • MMT講義ノート:貨幣の起源、主権国家の原点とは何か

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     MMT(現代貨幣理論)は「貨幣に関して説正しく説明している」一方で「政策論としては発展途上の部分がある」というのが著者の主張である。
     この主張に基づきデータ分析をもとに提示される政策提言(第6章)は読み応えがあった。
     長期停滞を招いた緊縮財政からの転換を目指すには世論の力が必要。テレビや新聞には全く期待できないので、本書のような書籍が広く読まれるようになれば良いと思う。

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    2022年08月11日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

    購入済み

    手軽だが役に立つ入門書

    ランダル・レイの「MMT現代貨幣理論入門」の監訳者である島倉氏の書き下ろし。
    平易な説明で、MMTのエッセンスが理解できるように書かれており入門書として役に立つ。主流派経済学者からの批判についても受け止めて、それらが誤った先入観や不正確な理解によるものであることも丁寧に説明されている。MMTの実践が今最も求められている日本の状況について豊富なデータをもとに議論されており、説得力があると思う。政治の世界にこの認識が広まってこの国の政策に反映されることを望みたい。

    #アツい #深い #タメになる

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    2022年05月10日
  • MMT現代貨幣理論入門

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    たしかに今までの金融・財政理論とは異質だが、否定する内容ではないと思った。トリクルダウンが上手くいかなくなった時、就業保証プログラムで需要側を刺激するのは、まさにイマ使う手なのかもしれない。

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    2020年05月23日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    ランダルレイ氏の『MMT現代貨幣論入門』の監訳者の著書だけあって、MMTがとてもわかりやすく語られています。
    MMTを知りたい初学者がはじめに読む本として最適に思われます。
    MMTで述べられている、政府の赤字が民間の黒字になるというのは、普通に考えれば当たり前のことです。だって、国債は個人でも買えるし買った人にとっては紛れもない財産ですもんね。
    国の借金をなぜか「国民ひとりあたり○百万円の借金」などと書いていた新聞記事を読むたびに「あほちゃうか」と思っていたわたしにとっては、本書はある意味痛快な内容でした。
    MMTは財政政策について踏み込んだ考えを持っており、人々が幸福になる方法を考えている理

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    2020年05月20日
  • MMT講義ノート:貨幣の起源、主権国家の原点とは何か

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    初学者が全てを理解することは難しいが、MMTのポイントポイントを理解することはできる。

    その上で下記が疑問
    ・理論的に正しそうなMMTがなぜ社会実装されないのか、何がハードルになっているのか
    ・市民は何をすればMMTの推進をしていけるのか
    ・日本においてMMTを前に進めたがっている政党はどこか

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    2023年07月13日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    MMT(現代貨幣理論)の妥当性を説く内容。
    義務教育レベルの経済学の知識すらも怪しい自分にとって、最初はほとんど理解できなかった。
    けど、この本の言っている意味が少しずつ分かってきて、今では、主流派経済学より、MMTの方が正しくないか?との考えに至っている。特に貨幣の本質論の捉え方は、MMTの方が適切だろうね。不換紙幣が価値を認められている現在、主流派経済学の考え方は、現実離れしている。
    ただ、MMTは、国際的視点で経済を見た場合に、通貨発行権の所在が曖昧になるため、その貨幣観を再構築する必要があるはず。この問題をどう克服するのか、疑問に思う。
    また、この本では、貨幣の本質論に関する議論と現在

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    2023年01月16日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    【文中より引用】

    ・日本や米国のように「通貨主権」を有する政府は、自国通貨建てで支出する能力に制約はなく、デフォルトを強いられるリスクもない。財政赤字や国債残高を気にするのは無意味である。

    ・政府にとって、税金は財源ではなく、国債は資金調達手段ではない。政府が先に通貨を支出しない限り、民間部門は税金を納めることも、国債を購入することも論理的に不可能である。税金は所得、国債は金利にはたらきかけ、経済を適正水準に調整するために政策手段である。

    政府は「最後に雇い手」として、希望する人々全員に、一定以上の賃金水準で就業する機会を約束することができる。この「就業保証プログラム」は、「完全雇用と物

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    2022年12月28日
  • MMT講義ノート:貨幣の起源、主権国家の原点とは何か

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    MMTについて分かりやすく考察された本。
    ただし、MMTとは何かを簡単に説明されているわけではなく、むしろ詳細に説明をしているため、MMTとは何かをざっくりつかみたい人には不向きかもしれない。
    (自分がそうでした)

    またMMTについて杓子定規に解説しているわけでもなく、著者の考えも多分に含まれるため、注意が必要。
    おそらくは、MMTとは何かというのは十分に分かった上で、読むと深みが増すのだと思う。

    MMTを理解したうえで、もう一度読もうと思います。

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    2022年09月01日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    MMTの主張を追うことで、改めて貨幣とは何かについて、考えを整理する機会になる。ただ印象としては、いくら財政赤字を恐れることはないと言っても、結局は「極端なインフレにならない限り」という保留がつくわけで、そうであるならば、MMTと反MMTの主張は程度の差でしかないような気がする。もしかしたら程度の差こそが問題なのかもしれないが。あと、MMTが前提とする「主権通貨国」の地位も、絶対的・永続的なものではないだろうと思う。

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    2022年06月02日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    有名なMMTの本の監修をされている島倉原氏の本。
    MMTに至るまでのマネーの歴史から、MMTにより日本と世界の経済はどのように変化するのか。そして、リフレ派との対比、MMTのデメリットまでを丁寧にまとめている本。
    再読希望である。

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    2022年03月22日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    自国貨幣の信用があるうちはバンバン刷って国債も限りなく発行し続けて財政赤字でも全然大丈夫だよ何故なら日本は何十年も実行しているのに全然インフレにも
    通貨危機なってないジャンが根拠らしい。日本が失敗したのは同時に緊縮財政、消費税増税で財政健全化をしようとした政策がダメだったらしい。米民主党左派が支持しても総選挙を控えこの素晴らしい理論は日本ではどの政党もシカト中らしい(泣)

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    2021年06月10日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    MMTって、正直細かな内容までちゃんとは理解していませんでしたので、一度ある程度それなりに全体像をざっとでも把握しておこうと。
    よりきちんと学ぼうとするなら本家のL・ランダル・レイ著『MMT現代貨幣理論入門』を読むべきなのでしょうけれど、もう少し手軽な概説書は無いものか…と選んだのがこちら。
    結果、なかなか良い解説書でした。立場もかなり客観的で筆致も冷静。かつてリフレ派支持の人たちが口を汚くしてケインジアンや日銀を罵倒(?)していたような品のなさは皆無で読んでいて気分が悪くなることもありません。また、後半は日本経済への適用可能性についてかなりの紙面を割いているので、その点でも日本人の私たちにと

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    2021年05月04日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    コロナ対策で、73兆円の経済対策が実施されることになった。当然、財源は必要になる。そこで「ちょっと前から賛否両論あるMMT(現代貨幣理論)って、国債発行を増やしても無問題みたいな話じゃなかったっけ?」と手に取ったのが、積読していた本書。

    MMTが話題になった当初、「あんなのウソだ」とか「マヤカシだ」とかいうインテリが多かったので、「少々インチキ臭いかな」と思いながら読み始めた。が、内容はいたってまとも。図解を交えながら、論を展開している。

    もっとも、マクロ経済学って直感と結論が違ったり、非現実な仮定だったりで、本を読んでも、いつもすぐには腹落ちしない。今回もしかりで、MMTの正否については

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    2020年12月15日
  • MMT現代貨幣理論入門

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    「自国通貨を発行できる国は、財政赤字を膨らませても問題ない」という衝撃的な主張をしている現代貨幣理論(MMT)の入門書。アメリカの経済学者による著作であるが、日本では中野剛志氏などが同様の主張をしている。財務諸表については勉強したばかりであるので、ある程度は理解できたが、難解で理解できない部分もある。お金はいくら刷っても問題ないとはいえ、インフレへの警戒も強調しており、要は程度の問題なのかもしれない。確かに巨額の財政赤字を抱えながら更なる国債発行を行っている日本も、一向にインフレに向かう気配はなく、MMTは正しいようにも思える。貨幣についての考え方も納税の所要からその価値を説いているが、ビット

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    2020年10月05日
  • MMT現代貨幣理論入門

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    理論として現実味を除けば、就業保証プログラムなど、画期的であり面白いと感じた。
    しかし、あまり現実味はないような気もする。また、キーストロークの部分であったり、恒等式に関しては、わざわざMMTという学派を打ち立ててまで取り上げるものでもないような気がする。ただ、やはり画期的であるという点で評価できる。
    あと、文体が非常に読みづらい。カギカッコが多すぎる。そこをどうにかして欲しかった。

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    2020年06月28日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    MMTの概要は分かった。ただ、本書はMMT支持側から書かれたものであり、私自身経済理論に精通していないため、そういうものなのかと読み進めていくに留まった。

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    2020年03月07日
  • MMT現代貨幣理論入門

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    ネタバレ

    MMTとは「主権を有し、不換通貨を発行する政府は、その通貨において支払い不能になることはない」と『説明』してるのであって、「無尽蔵に支出してもよい」とは主張していません。本書を通じ、マクロ会計の仕組みと実際のオペレーションがよく分かりました。

    よってMMTのことを「ハイパーインフレを発生させる」「財政の不健全化をまねく」と主張する人は、年金を「払ったって貰えない」と言ってる人と同じレベルだということです。

    何事もよく学び・理解してから主張する大切さを実感しました

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    2019年09月29日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    序盤の商品貨幣論と信用貨幣論を過ぎた辺りから理解が困難になった。

    前提知識を蓄えて、いつかリベンジしたい。

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    2024年01月12日
  • MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論

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    なんか一時期よくMMTの文字をネットで見たので、何だろうと思ってたので、流し聴き程度に。現代の主流派経済学と対立する理論とのこと。
    読む順番を完全に間違えた気がします。自分みたいな門外漢はまず主流派経済学の基礎を充分におさえてから、対比として見るべきでした…恥ずかしい…

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    2023年09月25日