前田ミックのレビュー一覧

  • 鎌倉硝子館の宝石魔法師 守護する者とビーナスの絵筆

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    鎌倉を舞台にした小説は多いが、これもその一つ。昔からよくある何かを使って傷を抱えた人を癒すという物語。女子高生の更紗はあるガラス雑貨店と出会う。そこは宝石を使って人の傷を見抜き、癒すという宝石魔法師がいる店。確かに鎌倉の風景描写や食べ物の描写などは繊細で、読んでいて引き込まれるところはあるが、設定のところどころが某創作集団の某ダークファンタジーとだだ被りだ。「赤い宝石と小指」はまさにあの作品の第一話そのもの。ダークさがないだけだ。その他の話はどこにでもありそうな話であるが、更紗や悠斗の考えや言葉は、あの作品の女店主が作中で語っていた言葉だしお店でアルバイトが作る甘味が提供されて絶賛を受ける、客として訪れた人の記憶から店や悠斗の存在が消え去っているのもそうだ。作者が無意識に影響を受けたのかもしれないが、読んでいる側からしたらどうしても作品がチラついてしまう。オリジナリティを出そうと頑張っている姿勢はちゃんと読めているので、是非とも作者の想像力に期待したいところだ。

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    2024年10月30日
  • 小料理屋いろりのお味見レシピ ひと匙の恋としみしみ肉豆腐

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    府立大学とはあったけど、○○府って明記がなかったのに…
    神代さんにたいして、ここの関西弁っぽい方言じゃないんだ。って、書かれてて……
    ここは一体どこ?
    都道府県は?ってなっちゃいました…

    真緒ちゃんも徳島弁が出ないように意識して、標準語がでないように…とのことで、神代さんにだから時々、変なアクセントかと言われてたんですが……
    文字だけの小説では、アクセントが変かどうかなんて分かりません!
    せめて、徳島弁がチラッと出てくれた方が良かったです……

    美味しいのに味がぼやけてるって、惜しいですよね…
    何を足せばいいのか分からないところに、味見の天才・真緒ちゃん存在!
    神代さんと真緒ちゃんで作った料理を食べてみたいですね~

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    2024年10月10日
  • マイ・ゴースト メンター 新卒3ヶ月目の奇跡

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    誰か仕事を変わってくれないか、という願望が
    妙な形で叶ってしまった。

    この上司は何故こんな分かりやすくやってくるのか。
    そしてそれをもぞもぞとするだけで放置な主人公。
    上司がひどいだけかと思ったら、主人公も
    案外動いてないというか…。
    マイナス思考な人種でした。
    やってはいけなさそうな事を、口にしてますし。

    不思議につながった相手は誰なのか。
    入院中の机の持ち主はどういう人物なのか。
    ちょっとだけ、予想外な展開でしたが
    主人公成長物語、でしょうか??
    不甲斐なさ発見物語、な気もします。

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    2024年09月25日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    バーベキューの際に起きた誘拐事件、死体が消えると噂される山、高級別荘地の窃盗事件…刑事の霧谷歩子(きりや ほこ)は公私で様々な事件に遭遇するが、キャンプガイドの天幕包助(てんまく ほうすけ)が、アウトドアの知識を駆使して謎を解き明かす…

    私はミステリも好きだがキャンプも好きなので、好きなもの二つが組み合わさった本書にビビッときて手に取った。ちなみに私はキャンプ場にも本を持参する。満天の星空を観ながらの読書、小鳥の囀りをBGMにコーヒーを飲みながらの読書は格別なのだ。

    さて本書。あまりメジャーな作品ではなさそうでそれほど期待してなかったものの、想像以上にしっかりした話運びで面白かった。アウトドアを舞台にキャンプガイド天幕が探偵役となり、事件を解決に導くコージーミステリ。殺人が起きるわけではないので、比較的ライトなタッチで描かれている。連作短編形式ならではの伏線回収もある。
    様々な事情を抱えている犯人に、天幕が寄り添うように謎を解いていくスタンスが優しい。刑事の職を続けることに悩んでいた歩子が、天幕との関わり合いを通して前向きになっていくプロットも良い。アウトドアやキャンプ飯には、鬱屈した心に晴れ間をもたらすパワーもあるのだ。
    “キャンプ”と言うよりは、渓流釣りや登山等の“アウトドア”が舞台だったので、個人的にはキャンプをテーマとした続編に期待したい。天幕と歩子の関係性も気になるところだし…
    本筋から逸れるが、北海道の道路って“道道”って言うのか…身近に“県道”しかない私には、勉強になった。どうどう

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    2024年09月08日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    キャンプを題名に入れているが、不自然すぎずにキャンプの場面を取り入れていて、やりすぎ感はなく引っかかることなく読めました。

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    2024年08月12日
  • 石狩七穂のつくりおき 猫と肉じゃが、はじめました

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    『おいしいベランダ。』竹岡葉月さんの新たなメシモノシリーズ。
    主人公の七穂の料理描写でクローズアップされているのはおいベラ亜潟さんとは別方向のスキル。
    亜潟さんはベランダで育てた野菜をパパッといとも簡単に絶品料理に仕上げてしまうのに対して、
    七穂が手がけるのは、ベースとなる料理を作った上でそこから数日間舌を飽きさせないべく、有り合わせの食材を使用しての何品ものつくりおきアレンジ料理。
    違った楽しみのある作品です。
    ストーリーもミステリ?恋愛?ではちゃめちゃな感じでした。
    続きが楽しみです。

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    2024年07月28日
  • 石狩七穂のつくりおき 猫と肉じゃが、はじめました

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    休職者×求職者のお話なので、ちょっと繊細で重い内容になるのかな?と思っていましたが、重すぎず主人公のキャラクターも相まって読みやすくまとまっていました。一夏の思い出!という感じがよかった。夏前の今の時期に読むのが良さそうです。

    休職中の隆司のお世話をしながら、七穂自身が好きなこと、やりたいこと、将来のビジョンもだんだん見えてきて、ヒントっていろんなところに落ちているもんだなあと思いました。
    同じ竹岡さんの作品である、おいしいベランダのまもりと今作の七穂のキャラが似ていて、懐かしかったです。

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    2024年06月08日
  • 石狩七穂のつくりおき 家事は猫の手も借りたい?

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    おばあちゃんのお母さんに対する態度がひどすぎて、母として本当に愛しているのかどうか、気になってしゃうがなかったです。

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    2024年05月20日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    天幕さん、なかなかののらりくらり系男子だけど、最後はかなり好感持てた。
    キャンプに関連した謎解き面白かったけど、途中途中で出てくる登場人物、嫌なタイプが多くてモヤモヤしつつ。でもこういう情報系謎解きは好きです。

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    2024年05月07日
  • 石狩七穂のつくりおき 猫と肉じゃが、はじめました

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    少し前に買ってた本。
    ジャンルすら分からず、なんかほのぼのしてていいなと思って購入。
    就職に悩んでる2人の恋愛物語でした。
    恋愛系読まないけど、ちゃんと読めました。
    まぁ、最後ちょこっとあるだけで、基本は自分の生き方を見つけてく話でした。
    巻末にあるレシピよりもごまだれトマト入りそうめんが美味しそうでした。

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    2023年12月13日
  • 石狩七穂のつくりおき 猫と肉じゃが、はじめました

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    派遣切りにあい求職中の七穂は、疎遠になっていた
    親戚の隆司が鬱で休職したと聞く。抜群の家事能力を
    生かし隆司のお食事&見守り当番として七穂は
    奮闘するが、やがて彼が休職した本当の理由を知り…。

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    2024年01月04日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    自然の中で食べるご飯って力あるよね。主人公が仕事や私生活の重荷を肩から下ろしている自分に気づくところ、わかるなーと思った。

    DV関連の話は初めて知ることばかりで興味深かった。

    電車移動中の読書にいいと思った。

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    2023年09月19日
  • 石狩七穂のつくりおき 猫と肉じゃが、はじめました

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    今回も美味しそうな料理が飛び出す話で、読んでいて大変お腹が空くという。
    しかも同じ料理を味変させて3度楽しめる料理にアレンジするというテクニックまで。

    そんな料理も飛び出す大人の夏休み物語。
    とある理由で休職中かつ引きこもりの隆司と、派遣切りにあって求職中の七瀬の「きゅうしょく」ペアが主軸。
    そしてその2人が自分を見つめ直して新たに立ち上がっていく物語。
    隆司は、過去に向き合って、けじめをつけて一歩を踏み出した。
    七瀬は、自分の本当にやりたかったことを見つけて一歩を踏み出した。
    そんな二人を応援したくなる物語。

    合間には夏休みらしく、悪ガキたちとの交流があったり、大人が長々休んでいるとありがちな親との確執があったり、町内会のお仕事が回ってくるなんてこともあったり。
    ご近所付き合いも大変だ。

    驚いたのは、最終的にはどっちも行動的だったなという。
    特に隆司が七瀬と「再会」するまでに何をやっていたのか、その内容には行動力お化けかと度肝を抜かれた。
    でも、それだけ行動的になっても、昔からずっと変わらず一途に貫き通したこともあったね。
    それはまあ彼女だけが知っていればいいだろう。

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    2023年08月27日
  • 鎌倉硝子館の宝石魔法師 雨の香りとやさしい絆

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    もったいぶりの連続で、読んでてなんかもうよくわからなくなってくる。もどかしいというか、もどかしさが惜しいというか。
    二人の関係性はかわいらしくて好きなので続編も楽しみにしてます

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    2023年07月14日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 マカロンと恋する白猫

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    ちょっとー!
    朔と新に惚れられるなんて、どんだけ少女漫画なの⁉︎
    新さん、前巻では見事に悪役でしたが、今回ラストで好きになりました。
    ところどころ、実在のお店も出てきて、スマホで調べながら読んでました。
    最後のマカロン食べたくて、買いに行こうと思ってしまった。とりあえず、湯島のみつばちに小豆アイスを食べに行こう。

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    2023年07月01日
  • 満天キャンプの謎解きツアー かつてのトム・ソーヤたちへ

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    プロローグが衝撃的だったので、どうしてそうなったと気になりながら本編を読んだ。
    第一話から第三話までは大体想定通り、ただ事件を起こした側の事情を知ると心が痛む内容が多く、考えさせられることも多かった。
    特に第一話の事件は、父親の気持ちを思うと本当に辛い。
    最終的に父親にとってもお子さんにとっても最良の選択ができたのではないかと思う。

    割と素直な展開に思えた第一話から第三話に比べて、プロローグの展開の本編となる第四話は、二転三転していく展開で心境のジェットコースターぶりが激しいことに。
    これまでの話がさらっと伏線になっていることもあり、油断ならない。
    特に一安心していたところからの病院のシーンは、え、きみ本当はそうだったのかと焦る羽目に。
    あの展開は狡い。
    本当にラストまで気の抜けない話だった。

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    2023年06月29日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 和パフェと果たせなかった約束

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    どのお話も笑いあり、涙あり(特に「金つば」は何度涙ぐんだことか…)、感慨深く、出てくる和菓子はどれも美味しそうで。もっともっと読んでいたいと思いつつ迎えたラストは心がポッと温まる素敵な括りだった。(Twitter感想)

    ○追加メモ

    完結巻ということもあって、どうしてもトントン拍子でお話が進んでしまうのはしょうがないことかもしれないが、もう少しゆっくり堪能したかったと思う所も。後、譲り受けたかのこ庵を取り壊して〜…ってところは借金の件がどうなるのか気になって仕方がなかった。

    ☆3.8

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    2023年03月22日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 和パフェと果たせなかった約束

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    かのこ庵シリーズ最終巻。最後の和菓子は、かのこ庵で作ったミニ和菓子をちりばめた和パフェ。最後にふさわしい。でも、少し安易かなぁ。
    何も解決していないけれど、それがために、かのこ自身が決意して、新たな道に踏み出す。
    しかし、店を返しても、一億円の借金はなくならないと思うけれど。
    けっぱれ、かのこ。

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    2023年03月12日
  • たとえ、僕が永遠に君を忘れても

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    かなりファンタジーチックだった
    生き返るのも死んでから、なら分かるけども白猫さんという所でファンタジーだと思った
    最終的に全員が生き残るのも夢物語だなと思った
    主人公たちの関係性は良かった

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    2023年01月29日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 マカロンと恋する白猫

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    かのこが、かのこ庵に行き着いた経緯が明らかになった。でも、かのこちゃん、朔にだまされていない?
    朔と新は、どんな関係になっていくのかな。そこに、和三郎はどうからむのだろう。この後、どんな和菓子が出てくるのかも含めて、楽しみ。

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    2023年01月22日