ルシア・ベルリンのレビュー一覧

  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    ごく個人的な、自分のためだけに書いた小説という雰囲気がある。それがとてもよい。そして、いい夢かな?と思ってたら悪夢だし、悪夢はやっぱり悪夢のまま。そして、悪夢なのにゲラゲラ声をあげて笑ってしまって、その自分の声に驚いて目覚めるみたいな感じ。あぁ夢でよかった、みたいな悪夢感。
    訳者のインタビューを聞いて購入後、何度も開いて、読み始めてみるけど、全然頭に入ってこない。合わないのかな?と思ったけど、ひとつひとつは短いので、順不同に何度も読み返すうちに、物語というか、作者のことが好きになってきて、好きな人の話しは、聞こうとするというか、貴方を知りたい。という気持ちに変わった。そしたら、映像になって、夢

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    2023年12月23日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    「小説のような人生、ではなく人生は小説」なのかなと思った。

    入り込むまでに時間がかかったけど、途中で↑に気づいて没頭して読めた。目まぐるしく変わる生活と荒々しい感情の揺れに眩暈がした。比喩表現の鬼だな、と(とてもいい意味で)。

    タイトルにもなった「掃除婦のための手引き書」もよかったけど、「ソー・ロング」「ママ」「沈黙」「さあ土曜日だ」の流れがとても好きだった。中毒性が高く、まんまと他の本も読みたくなった。

    【アメリカ】

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    2026年04月05日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    ・『アメリカ文学最後の秘密』と言われるルシアベルリン
    ・昔、本好きの同僚のお勧めで購入した『掃除婦のための手引書』が切っ掛けで知り、数年経って改めて読みたくなりこちらを購入
    ・彼女の人生は、経験の幅広さと苦労に特徴付けられると思う
     >1936年アラスカ生まれ、2004年に亡くなる
     >鉱山技師の父親の元各地を転々とした幼少期
     >教師、掃除婦、電話交換手、看護助手など多くの仕事を経験
     >アルコール依存症、脊柱側弯症に苦しむ、など
    ・10~40ページ程度の短編集、全19編
    ・①電話交換士、教師など自身の経験に基づくと思われる題材 x 純文学的ストーリー、②寄り添い/暖

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    2026年05月19日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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     ルシア・ベルリン(1936-2004)は米国の短編作家で、存命中に大きな評価は得られず、没後10年を経て米国版『掃除婦のための手引き書』(43編収録)が再評価につながったとのこと。
     邦訳が岸本佐知子さん。日本では分冊発行され、日本版同書(24編収録)未収録の19編を、別タイトルで刊行したのが本作だそう…。またやっちまいました泣、第2弾から読むヤツ!

     北米や南米を転々とし、3度の結婚・離婚、4人の息子を単身で育て、職業も教師、掃除婦、電話交換手、看護助手などを経験。アルコール依存症に苦しむなど、波瀾万丈で濃い人生だったようです。
     作品と著者の経歴は無関係でしょうが、経験は大きく影響を与

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    2026年02月22日
  • 楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集

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    読んだことないタイプの本で衝撃だった
    いろいろ出来事が書いてあったがなんとなく常にゾッとしながら読んでた

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    2025年10月20日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    正直、読み始めは状況を把握しづらく、入り込めなかった。
    でも、読み進めるうちに、一つの人生が立ち上がってきた。
    孤独な幼少期、虐待、アルコール依存、妹の病気、3回の離婚と結婚。
    これら、すべて彼女の実人生から生まれたもの。
    波乱万丈ではあるけれど、悲壮感がなく、カラリとした印象すらある。
    ラストの「巣に返る」という話に、「私がここまで生きてきたのは、過去を全部捨ててきたからだ」という一文がある。
    ルシアは、書くことで、昇華してきた人なのかもしれないな、って思った。

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    2025年07月05日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    オシャレな雰囲気の表紙とは逆でオシャレ感はなく、只々現実があるのみ。おそらく1人の女性(作者?)の人生が時系列バラバラに短編集としてまとめられているのかなと思うんだけど、幼少期の虐待、学生時代のいじめやアル中の描写などがリアルすぎて未来にいい事があると思えず、子育て真っ只中の自分には読み進めるのがキツかった。人生積み重ねて50代ぐらいに読み返したら感じ方も変わっているかもしれない。

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    2025年05月04日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    最初は読み慣れず休み休み読んでいたが、途中から一気に進み読み終わった。
    劇的な展開があったわけではなくて、著者の文体のリズムに自分が合ってきたようだった。
    犯罪、依存症と共存して酷く辛い生活なのかと同情を誘うのではなくて、それも含めてユーモアに変えて、すました顔でたばこを吸う著者の姿が浮かぶ。

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    2025年02月07日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    記録。キャラクターが多種で、魅力的。未熟な人たちの苦しい日常の中でもがく生命力が描かれている感じでした。

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    2025年01月01日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    作品によってスッと入るものとそうでないものがある。『メリーナ』『カルメン』『BFとわたし』は描写が丁寧で心地よい

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    2025年01月01日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    前作にブコウスキーのようなパンクを感じていたので読んだが、
    今作はパンチが弱いと感じた。
    読後感はとても普通だ。なので、何も入ってこない気がする。
    訳者あとがきを読んでようやく、各作品を見出しぐらいの短さでまとめてくれていて、ハチャメチャ感を知ることになり、星2つから星3つにした。
    しかしやはり、この作品には作者の女性らしい優しさを感じるので、他にはない特長が消えたと思う。それは訳者にもせきにんあるとおもう。

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    2024年12月25日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    3度の結婚と離婚を繰り返し、4人の子どもを育て、アルコール依存症にも陥った。そんな著者の壮絶な人生をベースにした「オートフィクション(自伝的虚構)」。とても評価の高い本だったけど、ついていけなかった…。いろんなエピソードが時系列でなくつづられていて、登場人物もそのたびに違うし…。楽しめてる人がなぜ楽しめているか知りたくてくらいついてみたのですが。コインランドリーで色とりどりの服がまわる描写など、端々にきらりと輝く表現がある感じはわかったけれど…。いつかもう一度チャレンジしてみたい。

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    2024年12月18日
  • 楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集

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    ネタバレ

    ルシア・ベルリンが彼女の生きてきた道のりを書いた短編集。とても興味深く読み始めた。各短編の内容から彼女の起伏の激しい人生を想像してみるが、私の想像を遥かに超えた人生だったのだろうな。

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    2025年02月01日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    一人称での記述だから、突然一人称の人物が変わることがあるので、ストーリーラインを追うのが難しいと。油断するとわからなくなる。各編を超えて、名前が違うけど似たキャラクター、慣れない外国人の似た名前の登場人物が多いというのもあると思います。日本の小説とは勝手が違いますね。ストーリーはやはり日本の文化とは違うので、日本の小説だけ読んでいるのと狭い世界に閉じていすぎるんだと、文化的に閉じた読書の欠点に気づかせくれます。

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    2024年10月14日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    人の歴史が駆け巡っていく。そして時々逆戻りして跳ね回る。短編ひとつひとつのエネルギーが凄くって読み終わるたびにどっと疲れる!きっと読んでいる間力が入っているんだと思う。それくらい力を入れないと読みきれない。
    バス通り、人々の流れ、コインランドリー、etc
    中古の本から時々タバコの匂いがした。本そのものかもしれないが、きっと話しのエネルギーがそうさせたのかもしれないと思わせた。

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    2024年08月01日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    表紙の写真の影響もあると思いますが、どの短編もモノクロの映像が思い浮かぶような文だと感じました。

    またどの物語もあらゆる形の疵(「傷」ではない字のきず)を描いているような印象を受けました。でも、暗さの中にも不思議な明るさも見え隠れして、独特な文体だと思います。

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    2024年04月20日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    母からメルカリで売って欲しいと預かった本の一冊で、ずっと家事のマニュアル本かと思っていた。
    なかなか売れないので、読んでみたら、めちゃ面白い。
    小説なんだ!と思ったら、ほぼ事実の小説とのこと。
    どこでも読んだことがないような刺激的な文章だった。

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    2024年04月01日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    お嬢様学校に通う女学生と共産党員の先生とで貧民街にボランティアに行く話と、表題にもなっている掃除婦の話が好き♡
    自分が資本主義の奴隷だから共産主義的動きを見ると唾吐きそうになる

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    2024年01月19日