やまとけいこのレビュー一覧

  • 黒部源流 山小屋料理人

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    黒部源流の薬師沢小屋で料理人から現在ひ支配人を努めるイラストレーター。
    「黒部源流山小屋暮らし」に続く作品。雑誌「山と溪谷」に連載された人気コラムから。
    食材が限られる中からどうにか食べたいメニューを再現したり、食材の保存方法に苦慮したり。
    魅力的なイラストと共に、ちょっと違った角度から山の魅力を伝える良作。

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    2025年11月04日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    いっぱい笑った!
    山に行きたくなる!
    キャンプしたくなる!
    山ごはん作りたいし食べたい♡

    私も学生時代とかに、こんな山小屋でバイトしてみたかったなぁ。
    この、あるものでなんとかしようとする試行錯誤する過程も楽しいし、失敗しても笑い合える仲間がいるのも良い♡

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    2025年10月15日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    登山にハマり、来年は山小屋泊をしたいなあと思っていたところ本書を見つけ購入。

    山小屋という、物資の限られた場所でどうやりくりしていくか、凝らされた工夫の数々がリアルながら優しいタッチのイラストと共に紹介されていて、あっという間に読んじゃいました!
    そして山小屋への感謝と尊敬の念がさらにさらに芽生えました…。

    印象的だったのは薬師沢の幻そうめん。需要がある商材だったけれど運用面が課題で上手くいかず…。というエピソード。
    10年越しに他メンバーからあがったそうめん案。以前の失敗を考えたら却下しそうですがあえて否定せずもう一度やってみよう。と、けいこさんの懐の深さに感心してしまいました。

    長年

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    2025年09月28日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    山深い黒部源流の山小屋で働く著者による、
    山小屋の食事情をイラストと共に綴った、エッセイ集。
    ・はじめに 薬師沢小屋厨房事情
    ・黒部源流概念図
    食材、料理、調味料を主題にしたエッセイ23編
    厨房エッセイ4編
    ・おわりに

    山深い黒部源流の薬師沢小屋で働く著者による
    エッセイは、下界とは異なる厨房での食材と料理の話。
    ヘリ搬入の悲喜こもごもに、限られた食材。
    小動物との攻防、下界とは違う食材管理。
    宿泊者と従業員の命綱にもなる料理を工夫する喜怒哀楽。
    更に、彼らとの人間関係も楽しく語っている。
    冷凍庫あれども冷蔵機無しは思った以上に大変です。
    でも、食材の保存や料理の工夫には、下界の私にも
    役立

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    2025年07月21日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    ネタバレ

    面白かったです。

    前作を読んた際に面白かったのでこちらも購入しましたが買って良かったです。

    普段なかなか知ることのできない山小屋での生活を知ることができるので、登山する人にはぜひ読んでほしいです!

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    2025年07月03日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    やまとさんの3冊目。
    これまでの2冊とは違い『料理』に特化。
    とはいえ、そこは山小屋。
    下界とは違う『料理』の世界。
    下界の料理を山小屋でやるには、一工夫も二工夫も必要なわけですが、そこにやまとさんのエッスンス。
    山小屋→下界はできそうかな?

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    2025年03月13日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    素敵な一冊でした。イラストが上手でかわいい、文章が面白くて笑えて楽しい、自然について深く書かれている、歴史的な史実もよく調べて書かれてる、山や釣りを知ってる人にしか書けないマニアな部分もある、やまとけいこさんてなんて多才なの!
    特に名前がおもろい(笑)山と渓谷!
    裏銀座行ってみたいねぇ
    素晴らしかったです

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    2024年05月12日
  • ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし

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    やまとけいこ『黒部源流山小屋暮らし』ヤマケイ文庫。

    山と旅のイラストレーターである著者がシーズン中は北アルプスの山小屋で働き、シーズンオフには海外旅行を楽しむという生活を選択した。本書はそんな著者による山小屋での暮らしを紹介するイラストエッセイ集である。

    文庫化にあたり、支配人昇格後を綴った書下ろした原稿と新規イラストが収録されている。

    著者の『やまとけいこ』という名前は山と渓谷から取った筆名なのだろうか。漢字では『大和景子』と書くらしいので本名の可能性も高い。

    北アルプスの黒部川中岸辺に佇む薬師沢小屋で働き始めて12年目となる著者のやまとけいこさんが綺麗なイラストと小漫画とエッセイ、

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    2024年02月26日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    薬師沢小屋の小屋開けから小屋閉めまでエピソード諸々をイラストを添えて紹介している。山小屋どうしの連絡網とか、ヘリによる食料輸送、冬季の動物被害、従業員向けお風呂等々、山小屋の裏事情がどれも面白い。シルバーウィークの混雑ぶりなど、コロナ禍前のおおらかな時代がすでに懐かしく感じられる。

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    2023年08月29日
  • 蝸牛登山画帖

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    なんて行動的なひとなんだろう。
    自然を愛する気持ちはだれにも負けないかもしれない。
    周りに流されないしっかりした人生観を持っているところがうらやましい。
    ほんわかしたイラストがまたここちいいです。

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    2022年08月02日
  • 蝸牛登山画帖

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    「黒部源流山小屋暮らし」の筆者。自身の山との関わりを振り返る、自伝的エッセイ。

    前著があまりに素晴らしかったのでこちらも即読み。期待通りの内容。内容もイラストも大満足。

    美大のワンダーフォーゲル部に始まり、山に目覚める過程、絵の道に悩み苦しみながらも壮大な自然の風景に心打たれる。

    大自然に対する畏怖心が全篇にわたり散りばめられているところが良い。山に対する魅力を伝える良著である。

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    2021年08月15日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    丁寧な絵と文章で山小屋の暮らしや登山について書かれています。読むとまた薬師沢小屋に行きたくなります。

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    2021年08月06日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    山小屋の暮らしが読みやすい文章と、隅々まで眺めるのが楽しいイラストで書いてあってとても良かった。行けないけど、行ってみたいと思わせてくれる

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    2021年07月31日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    可愛らしいイラストで描かれる和気あいあいとした山小屋生活、私にとっては何より先に畏れがくる。
    死が隣り合わせの美しい大自然。満員の山小屋。何もかもが怖い。

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    2021年02月22日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    黒部源流にある薬師沢小屋。6月から9月まで12年連続この山小屋で働くイラストレーターが描く、情緒豊かな黒部源流の四季。

    標高1920mの薬師沢小屋は山小屋としては珍しくすぐ横を黒部源流が流れる。小屋の開くのは毎年6月から9月の末まで。

    黒部の風景に惚れ込んだイラストレーターがこの小屋で働くようになってから12年。山小屋を取り巻く自然環境と訪れる多くの登山者。多様なエピソードが楽しめる。

    食材の輸送は歩荷(ボッカ)のほかヘリ輸送が年に3回。特に山開きの際の搬送は少ない人数で急いで荷物を片付けピストン輸送の次の便のスペースを開けなければならない。またハイシーズンに食材が不足しカレーが次第に薄

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    2020年05月16日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    黒部ダムで有名な黒部源流に位置する山小屋・薬師沢小屋。そこで1年のうち3ヶ月余り山小屋を運営するスタッフとし従事する著者の体験と自然との関わり、山の厳しさの現実、動植物たちとの関係などが綴られている。山小屋での生活は憧れるが、なかなかどうしてタフさと逞しさ、体力と機転も不可欠かと感じた。イワナやヤマネとの日常的な接触は羨ましい。美大で油絵を専攻されていただけあって、随所に描かれている挿絵は、素晴らしい。

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    2020年03月16日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    山小屋でお世話される方はどんな大変さがあるのだろう。
    と、好奇心から読み始めた。
    イラストが可愛くて、ほのぼのしていて、
    実は過酷なお仕事なのに、
    とても楽しんで仕事されているのが
    伝わってきて、
    読みながら顔がほころんだ。

    また、自然をその中に生きる命を
    とても尊び、愛されていることも
    ひしひしと感じられて、
    暖かい気持ちになり、
    とても大切なことを教えられた想いになった。

    やまとけいこさん、大ファンになった。
    ぜひ、続編も読んで見たい。

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    2019年08月25日
  • 蝸牛登山画帖

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    流石、美大出身。絵がよいエッセンスになっている。自分は、岩登りをしたのは、一回だけ。怖かった。以来やりたいと思った事は、ない。鎖やハシゴがあると、ホイホイ登れる。著者が岩に挑戦しているので、敬服です。

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    2025年11月30日
  • ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし

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    山小屋の暮らしぶりはもちろん、太郎平開発、黒部源流付近の遊び場も話も楽しめた。なにより、やまとさんの素朴で素直な山に対する目線が、心地よい。イラストの挿し絵も素敵。

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    2025年10月11日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    山小屋での暮らしが描かれたエッセイ。
    山という環境ならではのエピソードや、裏話がたくさん載ってて面白かった。

    荷揚げのヘリの荷物を猛スピードで運ぶ話や、
    かわいくておっちょこちょいなヤマネの話

    まだ実は行ったことないエリアなので、
    ぜひ訪ねたくなりました。

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    2025年06月21日