やまとけいこのレビュー一覧

  • 黒部源流 山小屋料理人

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    黒部源流の薬師沢小屋で働く著者の可愛いイラスト入りの料理や食材確保、保存にまつわる動物との攻防などが色々と綴られた書籍。自分では経験できないことや、尻込みしそうなことを楽しくされているようで面白かった。

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    2025年07月21日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    黒部山系にある薬師沢小屋で現在は支配人をつとめる著者。山小屋に入り始めた頃は、長らく料理を担当していた。そんな山小屋料理人からの山小屋ならではの苦労と工夫。カラーイラストとともに楽しんだ。

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    2025年06月29日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    私も若い頃、山小屋でバイトした。しかし、高山植物の監視員。だから、調理には、全く関わらず。毎日山に登った。昼食メニューは、巨大おむすび。どんぶり2杯のご飯の中に色々なおかずが入っていた。最初食べきれなかったが、毎日山に登るうちに平らげられるように。今思うと毎日の美味しい料理を作って頂き、山小屋の管理をされていた方に感謝の気持ちが足りなかったかも。誰よりも早く山に登り、誰も居ない高山植物の宝庫の場所で、ハイカーや観光客を待つ。ある時間帯は、混雑の極みと化す。が、再び静寂に包まれる。大自然独り占め!

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    2025年06月20日
  • 黒部源流 山小屋料理人

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    下界とは何もかもが違う山小屋で懸命に命をつなぐ。野菜類、卵たち。野生動物と戦いながらお客さんに、従業員に食事を出す。それがいかに大変か。私は登山はしないけど、下界とは違う世界でこれだけ美味しそうなご飯が出てきたら幸せでしょうね。

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    2025年05月23日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    最近は山に関する本ばかり読んでいるが、なかなか山小屋暮らしも大変そう。なんとかならない、ではなく自分たちでなんとかしないといけない世界。私はとても山小屋では働けなさそうだ。

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    2025年05月13日
  • ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし

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    黒部源流の地にある山小屋はただの宿泊施設ではない。そこは山の静寂と厳しさが織り成す自然との共生の場だ。山小屋を営む人々は四季折々の厳しい環境の中で訪れる登山者を迎え入れ、温かなもてなしと安全を提供している。山の天気が急変すれば、避難所としての役割も果たす。都市の喧騒を離れここで目にする景色や人々との出会いは自然の中での人間の小ささと互いに支え合う大切さを教えてくれる。ここへは来年行こう!

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    2025年02月23日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    水晶小屋で読み始め、下山してから読み終えた。山小屋とそこで働く人と取り巻く自然や登山観光業がよくわかる、面白く、初めて知ることも多い本だった。
    ヘリポートや、太郎平小屋間の橋を毎シーズン架けてはしまっていることに驚くとともに、ありがたいな心底感謝した。釣りとは無縁だが、釣りという行為だけとっても、あの山域ではかなり濃密な体験ができるのだろうなと感心。小屋アルバイトに憧れる、もう少し若い時にこの世界を知っていたらなと思う。また訪れたい山域。

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    2025年01月22日
  • ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし

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    筆者は、黒部渓谷の薬師沢小屋支配人。賄いとして小屋で暮らすうち、オーナーがやめたことを機に支配人となった。
    自然を相手に暮らす山小屋の生活をイラストを交えて語る。自然と付き合っていくのは大変だけれど、それを超える何かがあるのだと感じさせてくれた。

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    2024年12月21日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    本書は、最近ヤマケイ文庫になったが、その際に一章追加されたらしい。
    こちらは旧版。

    山を好きのイラストレーターが、黒部源流部の山小屋で働く暮らしを、イラストとエッセイで綴る。
    山に詳しい方ならこの場所の厳しさについて言及できるのだろうが、私が読み取れるのは、厳しくも美しい山小屋で過ごす濃密な時間。
    私が山をやる人だったら、本書を読んだら彼女に会いに薬師寺小屋まで出かけていたかもしれない。

    作者の名前は大和景子さん。
    一文字足したら「やまとけいこ く」だななんてことを思った。

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    2024年02月27日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    自分で山小屋を立てて暮らす。そんなたくましい話かと期待して読みだして『なんだ、そうなのか』と。でもそこそこ面白かったです。読み終わって本を閉じるとき少し寂しさを感じました。勝手に勘違いしないで読んでいたらもっと評価したかもしれません。

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    2023年06月24日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    黒部川源流といえば山深いエリアで魅力に溢れている。私も一度行ってみたいと思っているけどなかなか行く機会に恵まれず憧れている。
    夏は薬師沢小屋とゆう山小屋で仕事して、冬は下界でイラストレーターをして暮らしているとか、なんとも羨ましくなるようなライフスタイル。
    山小屋の仕事は大変そうだけど、ヤマネが鈍臭くって憎めない可愛いさがあるそうで見てみたい。

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    2023年02月13日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    夏から秋の間だけ開く薬師沢小屋で働く著者は書く。「山小屋の暮らしはまるで旅のようだ。毎日、何が起こるかわからない。シーズンになれば、お客さんが入れ代わり立ち代わりやって来て、旅に出ずとも旅がやって来る、そんな感じだ。」
    山小屋は自然に囲まれたのんびりした時間を味わえる場所ではあるが、働く人にとってはたくさんの登山客に忙殺され不便を工夫しながら狭い空間で少人数で過ごすところでもある。そこで必要とされるのは働く仲間とのささやかな積み重ねだという。
    「自分のことよりも相手のことをまず考える気持ち。それを当たり前だと慣れてしまわない、ありがとう、という感謝の気持ち。人の悪口をいわないこと。朝の「おはよ

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    2022年01月13日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    202105/山小屋での働き・暮らしを綴ったエッセイ。イラストレーターである著者による随所のイラストも味がある絵柄で良い。登山しないし自分には無縁の場所だけどとても面白かった。こうして働く人達によって支えられているけど自分が知らないことはまだまだたくさんあるんだな~。

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    2021年06月08日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    山小屋で10年近く夏のアルバイトをしている方が、イラストと共に山小屋の苦労を書かれている。

    山小屋を開く時の作業や、山小屋に侵入してくる動物との知恵比べ、伝説となったシルバーウィークのお客さんの殺到など、知らない苦労がたくさんあって面白かった。

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    2020年10月04日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    普段は東京で暮らしている著者が秋?にだけ山小屋で自然とともに生きる物語。

    表紙からは自然と調和して爽やかな暮らしを送るって感じかなーと予想したが、実際は自然と競合しながらたくましい暮らしを送る話だった。


    食べ物が他の動物に食べられるなど、山ならではのエピソードが満載。自然に左右されながら柔軟に楽しむ様子が書かれている。人は便利さを求めて物質的な社会を作ってきたけれど、便利でないことが生み出す幸せもあるのかなぁと思った。

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    2020年05月10日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    薬師沢小屋、休憩で立ち寄ったことがあるのでトイレやテラス、吊り橋を思い出しなごら読んだ。山小屋の裏側、いつも、どんなだろうと思ってたので面白かったしやはりそれなりに過酷。

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    2019年12月29日
  • 黒部源流山小屋暮らし

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    タイトルのとおり、富山県の北アルプスにある黒部川源流の山小屋についてのエッセイです。
    自然がいっぱい山小屋での生活を綴っていますが、美しくも厳しい自然いっぱいの出来事がたくさん語られています。
    挿絵は写真などをみながら読んでいると、ゆったりとした自然を味わいに訪れたくなります。
    ただ、やはり厳しい自然。気軽に訪れるには、初心者には厳しいところです。
    あと、お風呂も入れないし、トイレも自然な感じ(バイオトイレとのこと)で、すこし潔癖気味な自分には厳しいかな・・

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    2019年10月29日