春風亭一之輔のレビュー一覧

  • ドグラ・まくら

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    落語会でタイトルに惹かれて買いました。本家ドグラマグラは学生の頃夢野久作にハマった時期があり一之輔さんもファンなんだと勘違い、実はドグラマグラとは無関係な落語のマクラ集でした。一之輔さんはたまたま入った寄席で落語の魅力に気づき、学生時代は落研を作りその仲間との学生生活をエンジョイしたエピソードが語られています。最期にその友人の中の一人の早過ぎた別れを書き、この本をその亡き友に捧げた一之輔さんの優しさに触れたい一冊でした。

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    2025年07月09日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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    ラジオ×一之輔さんというとても魅力的な一冊。
    一之輔師匠のあの語り口で脳内再生されるエピソードの数々。
    思わずクスッと吹き出してしまうエピソードばかり。

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    2025年03月31日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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    ラジオ好きの人におすすめの本。ラジオの歴史の変遷と一之輔師匠の個人史の一端を笑いながら読める貴重な一冊。空いた時間の息抜きにおすすめです。

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    2024年12月15日
  • まくらの森の満開の下

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    著者は現在「日本一チケットが取りにくい」
    落語家と言われているそうです。

    週間朝日に連載されていたエッセイの文庫
    化です。

    一本が1200~1400字くらいの、エッセイと
    しては短く、「ネタに困らないのかなあ」と
    余計な心配をしてしまいますが、そこはさ
    すが落語家だけあって実に細かく鋭く世間
    を見ています。

    まさに落語の演目前に座を温める「まくら」
    のように「こんなことがあったよね」と、
    最近の出来事からクスリを笑わせてくれま
    す。

    ポカポカと温まる一冊です。

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    2024年11月14日
  • まくらの森の満開の下

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    家族の話、食べ物の話なども面白いが、宮治師匠と三平師匠を対比して紹介したまくら「新メンバー」が、両者への愛が感じられてよかった。

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    2024年08月15日
  • まくらが来りて笛を吹く

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    前作に引き続き、一気に読破。
    すっかり一之輔師匠の魅力に取り付かれてしまった。
    今回はコロナ禍の様子も描かれていて、あの大変な時期をしなやかにウィットに思いやりをもって乗り切られていたことに感動。
    独演会行けますように!

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    2024年08月03日
  • いちのすけのまくら

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    一之輔師匠の魅力満載なエッセイ。
    あの気怠い感じを脳内再生しながら読み進めた。
    息子さんの解説も秀逸!

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    2024年07月24日
  • まくらが来りて笛を吹く

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    落語好きです大好きです。7月に春風亭一之輔が来ますもちろんチケットあります。ついでに蝶花楼桃花も行きます10月です。落語家は世相を斬るのも仕事だと勝手に思っています。今回も充分に満たしてくれてるから、コロナ期間を読み返して、あれは最悪の政策だって未だに飛沫感染か接触感染か言わないしマスクに効果を数字で出しなさいよと思うんだが。昭和のギャグが弟子に伝わらない所面白い、天狗とか〜ふっ。家族に乾杯も非常に面白い。

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    2024年06月01日
  • まくらの森の満開の下

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    こういう弛いの良いな。ただ弛いだけでなく、時には世相を辛口にコメントするのもあるし。
    基本自虐的に、或いは自分の身内を笑いの対象にしているところも優しく好意的に感じる。

    咄家って、いろんな物事からネタを集め、面白可笑しく話しを作る商売だからか、時にはネタ出しに苦しみながらも、上手くオチを作っているかな。

    面白かったエッセイ抜き出し
    渋沢栄一は女好きだったらしい。艶福家。初めてこんな単語を書いたな。栄一のおかげ。「豊」と「福」で「色」を挟み撃ち。しかも渋沢。ダブルでサンズイ。栄一、びしょびしょ。なんでも本妻とお妾さんと同居していたとか。詳細は知りませんが、メンタル強すぎ。子どもが20〜50人

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    2023年05月18日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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    一之輔さんの落語会は 年2回行くので 読んでみました。

    ニッポン放送のラジオ 金曜日に増山さやかさんと

    出ていますね。

    落語会の話しの中で 奥さんの話しも時々される。

    この本読んで ああ 二十歳の頃から付き合ってたんだ!

    なんておもいました。

    私はスマホでラジコ ポッドキャストでラジオを聴いています。

    一之輔さん 若い頃からずっと聴いてたんですね。

    肩に力の入らない素直であったかい文章でした。

    これだけ 長い間 ラジオ聴いて生活してきたって

    なんか羨ましい気がしました。

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    2022年02月01日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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    ラジオに対する愛情の深さ、世代的にもわかる部分が多く、嫉妬してしまうほど面白いエッセイだった。親に隠れて目覚ましをセットし、夜中トランジスタラジオでたけしのオールナイトニッポンを聞いていた小学6年の頃がよみがえる…

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    2022年01月10日
  • いちのすけのまくら

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    ページ数が多いので2ヶ月くらいかけて読んだ。
    10年前に書かれた話もあり、こういうニュースそういやあったなぁーと思い出しながら楽しんだ。
    特に面白かったのは
    「選挙」「トリ」かな。
    移動時間に都度都度読みをしていましたが電車では笑ってしまうので咳をしたふりとかしてごまかしました。
    家で読むことをおすすめします!

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    2025年03月07日
  • まくらの森の満開の下

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    春風亭一之輔さんのコラム。
    編集者さんから投げられるテーマをもとに、寄席の裏話、コロナ禍でのお仕事の話、政治や子供の話まで、おもしろおかしく書き綴り、最後はしっかり回収。
    文章でありながらこのテンポ感。
    なんて楽しいんだ。
    これは落語を生でぜひ見てみたい!
    あ、私お顔も存じ上げてないんだった。

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    2024年04月15日
  • まくらの森の満開の下

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    一之輔独特の語り口で様々なテーマについて語られており、そこがとても面白かった。
    また、笑点を話題にした話もいくつかあったが、メンバー入り前のため、なんとなく不思議な感じで読んでいた。

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    2023年08月01日
  • いちのすけのまくら

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    落語が好き。一之輔の物言いが好きという人にとってドハマりの本。
    たわいのない事象から話を膨らませる力は流石としか言いようがない。
    師匠が好きな人もそうでない人も、他人との会話を膨らませる訓練として、読んでおいて損はない!

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    2022年12月12日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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     すごく面白いのに、スーパーギャングと、ルネヴァンダールワタナベと、歌うヘッドライトが出てこない事に猛烈に号泣している。

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    2021年09月27日
  • 人生のBGMはラジオがちょうどいい

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    春風亭一之輔のことを、自分がなぜ好きなのか。
    この本を読むとよく分かる。
    世代は一回り違うが、中学生の頃の時間の過ごし方とか、ラジオで人格が形成されたようなところがまるで同じなのだ。

    この本には成長とともにどんなラジオを聴いて過ごしたかが、一遍ずつ書かれている。

    世代が違うと聞いているラジオ番組もまるで違う(「ビートたけしのオールナイトニッポンには間に合わなかった」と再三書かれているように)が、ラジオを聴いていた心持ちとかは同じだし、それで今も僕と同じようなことを面白がる人なんだと思っている。

    あとがき的に同級生との鼎談が掲載されているのも良い。

    つかたんくろう(ニッポン放送の塚越孝ア

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    2021年09月20日
  • 春風亭一之輔 師いわく

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    一之輔師匠特有の毒のある語り口で、時に相談者のお悩みを解決し、時に全く解決してなさそうな答えを出していて、今後の役に立つこともなくないかもなぁと感じた。

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    2021年08月14日
  • いちのすけのまくら

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    「週刊朝日」の連載をまとめたもの。
    友達のすすめ&ネットで見つけた一之輔さんの
    映画「国宝」の感想(AERA)を読んで、この人面白いなぁと思って読みました。
    面白かった。
    でも、連載読むぐらいがいいかも…
    続けて読むと鬱陶しくなることも

    そして長男さんの文庫解説も素晴らしかった。お父さんのこと尊敬してるんだろうなぁ〜
    近頃の16歳は、すごいなぁ。
    一之輔さんという人がよくわかる解説でした。

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    2025年09月22日
  • いちのすけのまくら

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    軽妙でおもしろい。一之輔さんらしいエッセイ。ただ、一つひとつが短すぎるので、もう少し枚数が欲しい感じがした。でも、他の文章もぜひぜひ読みたい。
    何かの空き時間とかならピッタリな読み物かな。

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    2025年03月25日