タケシマサトシのレビュー一覧

  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2

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     1巻と同じく2巻も4編の物語で構成されていてそのうち最後はコメディな訳だが、これはファンサービスとして正しい形。この手法って雑誌掲載されたものを単行本化する時に書き下ろし載せる場合が多いような気がするけど、この作品は全部書下ろしのシリアス作品なのによくこんな手法を思いつくな。他の3編が暗すぎるから?

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    2016年08月31日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店

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     いわゆる伝奇タイプの作品。不思議な力を持ったアンティークと呼ばれる骨董品に纏わるちょっとだけ血腥かったりする内容。『像』の過去編は精神的に来るような話だったなぁ……

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    2016年08月31日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7

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    ネタバレ

    最終巻!
    一章 爪痕。殺人犯が通り魔的なやつじゃなかったなんて。『アンティーク』が人を不幸にする率高すぎる。
    二章 真実。刹華さんの存在感。全てが明らかになって、一体これからどう決着つけるのだろう、と思ったら都和子さんと刻也の白々しい会話、辛い展開を示されて涙腺が…。
    三章 幻想。都和子さんと刻也の読み合いも面白かったけど、それ以上にこの章は咲に全部持ってかれた。『コトノハ』ずるい。
    四章 罪。すれ違い続ける咲と刻也にそわそわしながら読んだ。どうしたって刻也との出会いをなくしたくない咲に泣ける。もう繰り返したくないと思うのも本当、まだ繰り返したいと思うのも本当だよね。刻也が付喪堂にやってきたと

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    2014年03月02日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店6

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    ネタバレ

    この巻の口絵がとてもすき!咲ちゃん笑顔じゃないですか!
    一章 嫉妬。飛鳥が攻撃的すぎて少し行動が突飛な印象。物語だからそんなものかって思うけれど、他人を傷付けて平気でいられるの凄いな。駿の言いなりかと思ってたらそうじゃなかったし。
    二章 音。刻也の見る『ヴィジョン』の映像が一巻と被っててあれー?と思ってたらやっぱり思い違いじゃなかった。こっから最終巻に向けての、伏線を回収しつつまだいろいろ仕込んでいく流れが面白い。
    三章 未来。駿の背景を具体的なエピソードで知りたかったなあ。『アンティーク』同士でのバトルはわくわくした。刻也のヒーローっぷりが素敵です。
    四章 過去。咲と刻也の出会いの話。ようや

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    2014年03月02日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店5

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    ネタバレ

    一章 幸運。ライバル的な人達の登場回。バトル展開になるのかしら、と思ってちょっと首を捻った。けれども終わり方はこのシリーズらしい感じですき。
    二章、三章は珍しく続きもの。『アンティーク』の話だけど、刻也達がいなくても話として成立するんだよなあ。もう少し刻也達に出番が欲しかったかも。

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    2014年03月02日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店4

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    ネタバレ

    二章 ギャンブル。『ヴィジョン』をこんなふうにも使っちゃうのかあ……ちょっと無理やりな気も。でも「誰にもあいつは渡さない」と言う刻也はかっこよかったなあ。
    三章 小指。歌恋みたいな女の子はイラっとくる。無邪気で許されると思うなよ。それに比べて一途で健気な友くん、応援したくなるけど趣味が悪い。ラストは予想できたけど、この誰も報われない感じはドツボだ。「だから。だからどうか。誰よりも一番不幸になってください。」

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    2014年02月27日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店3

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    ネタバレ

    これもシリーズの中で好きな巻。
    二章 人形。他とは毛色の違う話だけど、こういうのすごく好みだ。「そして十回名前を呼んだら、わたしのことは忘れてね。……命令よ」アゲハもクモもお互いを思うのにうまくいかない。それが切ないけど読む分にはそれが本当に好き。自分たちに重ねる咲ちゃん……。
    三章 夢。夢でいいから会いたい。それで身を滅ぼしてもいい。全部を捨てても誰かだけを求めるっていうのはどんな気持ちなんだろう。それを怖いと思っちゃう私がお子様なんだろうなあ。
    四章 眠り姫。まさかこんなラブコメ展開になろうとは。二人のすれちがいっぷりが微笑ましくて読んでてにやける話だった。

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    2014年02月26日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2

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    ネタバレ

    シリーズの中でも好きな二巻。
    『マスカレード』がちょっと使ってみたい。上手に使えば楽しそうな『アンティーク』。昔からもう一人の自分と会話したらどんな感じだろうと思ってきたので、これがあったらいいのになあ。
    三章の死目。今までになくぞくっとするお話。咲と水鑑の会話シーンが印象的だった。最終章への伏線の位置付けの話になるのだけど、肝心な部分だけがなかなか明かされずにずっともやもやした。

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    2014年02月26日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7

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    ネタバレ

    主人公の持っているアンティークが実はヴィジョンではなく、違うものだったというこれまでの話が全てひっくり返るほどの内容になっていた。

    咲を殺してすべてを元に戻そうとする都和子とそれを意地でも阻む主人公の攻防がなかなか面白かった。前回と同じく、急にバトルものになって戸惑いを感じる部分はあったが、ラストである以上仕方が無い面もあるだろう。
    誰もが不幸にならないようにするためにはあの終わり方しか無かったように思えるが、無理にハッピーエンドっぽくする必要も無かったと思える。そこらへんは個人の好みだろう。

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    2013年12月28日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店4

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    主人公とヒロインのいちゃつきが多くなってきた。
    これはこれでなかなか面白い。
    印象に残ったのは「小指」。ちょうどよいところに納まったかと思いきや、なんとも後味の悪い結末になっていた。人の心をもてあそぶのは良くない。

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    2013年12月02日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店3

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    ネタバレ

    今回は切なくなる話が多かった。
    恋愛の話が三つあるのは少々バランスが悪かったが、どの話も面白いので満足。
    相変わらず主人公と咲のイチャイチャは見ていて微笑ましい。

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    2013年11月28日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2

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    前巻と同様、短編ながら起承転結がきっちりしていておもしろかった。
    アンティークは便利な秘密道具でなく、使う者を破滅に追い込む物であることが改めて再確認できた話が三つ。
    咲の恋愛模様を描いた日常シーンが一つと構成は変わらないが、咲の秘密が少し現れていて今後の展開がどうなるのか気になる。
    長編も読んでみたい。

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    2013年11月25日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2

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     先の巻に引き続き、今作も尻上がり調に良くなっている。その意味で、読後感は良かった。
     一本目の「静寂」は、さすがにオチが見えてるし、そこに捻りがない。しかも起承転結の転がうまく演出されてないから、起承結の締まりのない内容になってしまっている。
     それと比べると、二本目は謎解きに緊張感があったし(伏線は弱いけど)、三本目のアクション主体の展開は動的で読み応えがあった。
     四本目を読むと、この人はこういう話の方が合ってるんじゃないかな、という気がしてくる。不思議な道具に右往左往する主人公たち、という小話はよくできていて、個人的にはこの巻で一番楽しめた。

     あと、余談だけど、この巻の咲の挿し絵は

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    2013年11月19日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店4

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    いやぁ、面白い(≧∇≦)
    この一言に尽きる。いうならば萌え要素強くなってきたかなぁ…?
    まあ、こういう萌え要素は悪くないし問題ない

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    2013年09月24日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2

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    相変わらずラノベの手本のような素晴らしさ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
    短編集で構成されているが一つ一つの短編がちゃんと練りこまれ、起承転結、伏線、キャラ全てをうまく盛り込んでいる。
    特に素晴らしいのは、シリアスな雰囲気と日常を上手く入れながらも毎回面白い設定を用意していること。
    そして一巻同様キャラが可愛い(;^_^A
    シリアスなんで萌えは殆どないですが、ヒロインが結構可愛いのはポイント高い!

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    2013年09月22日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店6

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    不思議な力をもつ品物「アンティーク」を扱う物語の6巻
    4話からなるつくりは変わらないけど、全体で1つの物語。
    最終巻へ向けての前章。

    アンティーク中心だったので違和感なく読めましたが、やっぱりこの物語のいつものノリの方が個人的に好きですね。
    次で最後のようなのでそれに向けてのターンなので仕方なしか。
    でも、満足できる仕上がりでした!
    どういう結末になるのか楽しみです!

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    2013年09月07日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店

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    短編形式で成り立っている.
    面白いけど,主人公が高校生よりもう少し年上の方が個人的には腑に落ちる印象.

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    2013年09月03日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店

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    ネットのオススメに上がっていたので読み始めたんですが、こういうのは結構好きです。

    この感じなら次巻にも期待できそうです。

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    2013年03月01日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店4

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    不思議な力をもつ品物「アンティーク」を扱う物語の4巻。
    今回登場するアンティークは「存在を薄めてしまう小ビン」「人の心を読めるピアス」「運命の人がわかる指輪」の3つで計4話。

    登場人物の影が薄いんだけど、話が1つ1つまとまっているんでスゴク読みやすいですね。
    心が温まるもの、ちょっとしたスリルのあるもの色々あっていいですね。

    影:★★★
    ギャンブル:★★★★
    小指:★★★
    秘密:★★★★

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    2013年03月29日
  • “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店

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    物語重視のラノベ。超個性的なキャラがワイワイやってる賑やかな楽しさはあまりないけど、一話一話がおはなしとして印象に残っている。

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    2012年05月10日