藤田田のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
言わずと知れた日本マクダーナルドの創業者。1972年5月初版、私はまだ天使の頃でしょうか。(翌年爆誕)
時代が時代だけに今読むと確実に炎上する内容もありますが、そこは5,000年以上の歴史を持つユダヤ商法、零細ながらも経営者の身としては非常に共感出来る内容ばかりで、そりゃあ今でも読まれ続けるのは納得出来る次第であります。
藤田田さん改めて凄い人でしたね。この方の経験談がこりゃまた面白い!先を読む力が半端ない方ですき、さすが東大卒、数字もめちゃくちゃ強い、いや、数字に強く無いと経営者としては駄目なんですよねー。はい、ガッツリスーパー文系の私、もう失格の烙印を押されて塞ぎ込んでおります。
お金 -
Posted by ブクログ
・富国楽民:サービス業を充実させて国民を楽しませる。
・たとえ高くても質のいいものであれば、舞台装置や演出次第で売れる
・人間は「上品です」という言葉に弱い
・マクドナルドでは子供の誕生日に誕生カードが送られる。それを持ってきた子供には「おめでとう」と言って誕生日のプレゼントを渡す。
・事業は内から崩れていくのが一番恐ろしい
・文明とは清潔
・人間関係は、クエスチョンマークというか、どこか神秘的なところを残しておいたほうがうまくいく
・マクドナルドは総力戦。Fun place to goの店全体の環境づくりも大切
・戦略は簡単明瞭に。戦術は「現実にどうすれば社長の戦略が達成できるかという具体的 -
Posted by ブクログ
日本マクドナルドの創業者藤田田氏がほぼ絶頂期の頃に書かれ自伝です。大実業家の藤田氏らしく、ビジネスをする上においては示唆に富んだ事が書かれていると思います。
タイトルにあります通りビジネスは戦争的な要素がありますし、戦争に負けた相手に何もメリットがない事は良く分かります。ただ、この本を見る限りでは、ビジネスに勝利するのが重要なのは分かるが、何のためにビジネスに勝たねばならないのかが書かれていないなと思ったのが正直な印象でした。
晩年の藤田氏は、マクドナルドの業績悪化の責任を取り、2003年に会長を辞任した後、その1年後に亡くなっています。この事実だけを見て結びつけるのは短絡的かもしれません