樹木希林のレビュー一覧

  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さんとはどういう人物だったのか?何本か出演作品を見たことある程度で正直自分はよく知らないのだ。それがこれを読むとかなり見えてくる。彼女の発言の総集編。悟り切っているかのよう。そして「死」というものに向き合わされる。つまりそれは「生」に向き合うということだ。

    ・お金や地位や名声もなくて傍からは地味でつまらない人生に見えても本人が本当に好きなことができていて幸せだと思っていれば、その人の人生は輝いている。
    ・十分生きて自分を使い切ったと思えることが人間冥利に尽きるってこと。
    ・みんないずれ死ぬんだけど、死ぬまでの間に残したくない気持ちを整理しておく。会っておくとか話しておくとか。
    ・どの

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    2025年09月19日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    過去のインタビューで希林さんがお話した言葉を切り取ったものが一冊の本になっていました。

    私は希林さんが悠木千帆という芸名の頃からドラマを見ていて、その芸名を売ります!と言った時にとてもビックリしたのを思い出しました。

    その後、樹木希林さんとして数々のドラマや映画で活躍されていましたが、夫である内田裕也氏との長い別居生活などワイドショーを賑わすような出来事も多かったですね。

    物を大切にする人で、人からいただいた服をリメイクして着ているなど物を持たない主義なのも知っていましたが、まさか靴が長靴含め3足した持たないようにしていたとはビックリ。確かに靴も服もそんなにたくさん持っている必要ないのか

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    2025年04月16日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    かってのインタビューから再編集された、遺作的エッセイ。
    自身にとって、提婆達多(ダイバダッダ)であったと言う、夫:内田裕也との愛憎。 
    晩年の生活と性格を変えた大病への向き合い方。

    「恥ずかしいことほど人前で晒け出す」
    断片的にしか知らなかった希林さんの内面が、少し垣間見れた。。 なんて、一面で語れる複雑性では無いのだろうね。

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    2025年01月16日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さん。とても好きな女優さん。
    面白くて、魅力的な字を書く人。
    不思議な夫婦関係を続けている人。
    素敵だなぁと思っていた。

    根底にあるのは執着がないこと。
    欲はあるけど執着はない。
    生き切った人生を歩むと、ああいう人になれるのかな。

    「もう人生、上等じゃないって、いつも思ってる。」
    「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」

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    2025年01月14日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    お兄ちゃんが読んでたから買って読んだ本。
    樹木希林のだいぶ破天荒な人柄をと人生を知ることができる。
    自分を貫くことだったり、物欲等に左右されない考え方は、理想としたい。一方で、家族への考え方などは真似しかねる部分とあると思う。

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    2025年01月05日
  • この世を生き切る醍醐味

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    あんまり樹木希林の若い頃の事を知らないから読んでみた。うっすらと小さな記憶にあるフジカラーの裏話などが興味深かった。

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    2024年11月13日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    2018年出版。悠木千帆さんの頃から、他の女優さんにない面白い女優さんだなあと子供心に思っていました。テレビ女優さんと言う印象がありました。「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」でのコミカルな演技。いつのまにか唯一無二の存在感のある女優さんになっていました。全身癌であることを公表したのちにも、映画での活躍。本当に癌なのかなあと疑いたくなるほど、精力的な仕事ぶり・言動からも感じていました。夫である内田裕也さんとの不思議な夫婦関係。娘さんとの関係。短い文章に垣間見ることができます。私的には市原悦子さんと共演した「あん」の印象が強いです。

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    2024年10月14日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    生きることや樹木さんの家族について、また、自身の病気についてなど、樹木さんの人生の中で織り成された言葉が綴られていた。

    樹木さんの残した数々の言葉の一つ一つが、樹木さんの生き様を表しているようだった。力強さ、しなやかさ、艶やかさ、温もり、哀しさ、優しさ、面白さなど、樹木さんの様々な姿を覗く事ができる。

    1人の人間の人生やその人の考え方を知れるのは、自分の視野がそのまま広がる感じがして面白い。自分と考え方が違う部分も当然あって、それを味わったり理解したりするには、樹木さんが話しているのを想像しながら、ゆっくりと読む必要があると感じた。
    電車の中などでパパッと読んでしまったので、家でじっくり再

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    2024年10月02日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    希林さんの仕事に対する姿勢、価値観などこれからの人生を送っていく上で参考になった。
    癌になったことで見えてきたものやその後の行動など考えさせられることが多かった。

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    2024年09月19日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    素敵な言葉がたくさんありました。
    私は読書や映画を通していろいろな言葉に出会うのが好きなんだと改めて感じました。

    ぶれない自分をもった樹木希林さん。
    自分がもっともっと歳を重ねた時にこんな風に思えるように、強く、自分らしく生きたいと思いました。

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    2024年08月28日
  • この世を生き切る醍醐味

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    樹木希林のエッセイ?対談?
    インタビュー形式で樹木希林の人生を振り返っている。

    正直樹木希林という人について映画等に詳しくないためすごい人という印象しか抱いていなかった。

    内容は樹木希林のことについてが主だが、娘から見た像も書かれており、自分の価値観、考え方に繋がった。

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    2024年02月09日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さんらしさを感じることができる言葉の数々。
    〜の名言集と言うのは、言葉に救いを求めながら読んでしまいがちだけれど、この本は樹木希林さんの感性を知りたいという思いで読んでみました。
    独特の世界観のものもあれば、頷けるものもあり、文中の言葉を借りれば、樹木希林さんが発した言葉に「依存」せず読み進みることができました。

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    2023年12月31日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    私(21歳)には、まだ早かった。文字の意味がすんなりと理解できなかった。人生経験を積んでから読み直そうと思う。

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    2023年09月08日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    変わった人なんだな
    時々 仏教の言葉が出てくるのが気になった
    出演したコマーシャルはとても印象深いものがおおいな

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    2023年08月20日
  • 9月1日 母からのバトン

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    話題の本。
    対談形式で樹木希林さんと娘の也哉子さんがおりなす「不登校」について。
    もっと言うなら、不登校が原因で命を絶ってしまうほど追い詰められいく若い命たち 。
    なぜ、9月1日なのか。
    なぜ、樹木希林さんが不登校の子どもたちの問題にこれほどまで向き合い、その意志を也哉子さんが今受け取って立っているのか。


    重く深い内容だけど、也哉子さんの口調や話し方が文面からちやんと声で伝わってきた。

    後半はざっと読んでしまうとこもあったけど、教育関係者や不登校に悩みを持つ本人の親、にとって良い本だと思う。
    私は不登校経験もなければ全然そんなことと縁がなかったが、振り返るといじめのようなことってもしかし

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    2022年06月12日
  • この世を生き切る醍醐味

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    樹木希林さん本人とのインタビューより、娘さんの也哉子さんの話の方が印象に残った。おそらく、本人より他者(娘であるが)の客観的に観られるからだろう。

    晩年の死についての捉え方や子育て論など、やはり一般的ではない価値観などであった。それは、一般的ではないが、決して理解できないものではなく、実践するのがが難しいという意味である。なぜ難しいかというと妥協しないからであると思う。

    参考になる生き方というとそうではないが、憧れる生き方ではある。

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    2022年03月19日
  • この世を生き切る醍醐味

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    樹木希林さんへのロングインタビュー。樹木さんは既に自分の余命を知っていて、その上でのインタビュー。樹木さんは勿論のこと、インタビューをした方も強い人だと思いました。

    個性派で存在感のある女優さんだった樹木さんの子供時代、女優時代、そして内田裕也さんとの夫婦関係や娘の也哉子さんやお孫さんたちのことまでたくさんお話しされています。内田裕也さんとは生涯夫婦でしたが、一緒に暮らしたのは3ヶ月くらいなのだそう。今頃は天国で仲良くお話しされているのではないかな。

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    2020年11月20日
  • この世を生き切る醍醐味

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    樹木希林...
    存在感があり多くの名言を残しており、亡くなってからの著書の売れ行きは凄く、されど、うまく書けないけど少し苦手なタイプのようにも感じていた。

    この本の大半はインタビューのやりとりが掲載されており、ハァ〜やっぱりこんな感じの人だったんだ〜が正直な印象。

    されど後半、娘の也哉子さんが母親 樹木希林のことを語っており、個人的には女優 樹木希林より、母親 としての彼女のあり方に心惹かれた。

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    2020年02月26日
  • 9月1日 母からのバトン

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    テーマ性はとても大事な話だし
    重要な課題であると思いますが。
    ちょっと著者を含めて、ちょっと文体や
    言葉があまりにも稚拙な感じがしました。
    少し残念な感じがします。

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    2019年12月24日
  • 9月1日 母からのバトン

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    9月1日は自殺が最も多い日。
    樹木希林さんは、亡くなる2週間前の9月1日、「死ななないで、ね、どうか生きてください」と病室から窓の外に語りかけていたという。そのバトンを受けて、娘の也哉子さんが真摯に語っている。

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    2019年09月25日