樹木希林のレビュー一覧

  • 9月1日 母からのバトン

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    令和元年に書かれたこの本。
    9月1日、自殺というあまりに悲しい決断をする少年少女の数が一年中で一番多い日。
    その日に際して、死期迫る樹木希林さんが「どうか死なないで」と発した言葉に。娘、也哉子がバトンを渡されたと感じ、引きこもりや不登校に関心を寄せることになった。

    母娘二代で関わることになった不登校。
    どうしても学校に行けなくなった子供たち。

    いろいろな立場の人物たちとの対談集。

    『生きる』ということに対して真摯に向き合う対談集。
    ぜひ広く読んでもらいたい。

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    2024年02月02日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    なりゆきな人生送ってます

    ってな事で、樹木希林の『一切なりゆき』

    樹木希林さんの対談集等の言葉の抜粋集。

    破天荒な樹木希林さんの人生語録なんじゃが、中々わしみたいな凡人には出てこない感覚

    人生を達観してたんじゃろね。

    人生流れるまま流れとるんじゃけど、極太で揺るがない強い芯が有るから成せる業なんじゃろね。

    死ぬ為に楽しく生き抜く。

    癌で死を意識する様になってからの方が人生楽しんでる様に感じたなぁ。

    人間いつかは必ず死ぬから、死に向かって楽しく生きたいね

    2020年28冊目

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    2024年02月10日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    これまでも樹木希林さんの発言などをまとめた本は読んだことがありましたが、今回の本を読むと、出演されている映画をまとめて観たいなと思いました。
    無駄なものにはお金をかけず、感性をみがくことや、好きな不動産にお金をかけて、家賃収入もあるから、心配せずに仕事が出来る…という状態。
    人からどう見られるかを気にせず、本当に価値あるものを見極めて生きていく強さが格好いいんだと思うし、周りにもそういう人が集まってくるんだろうなと。
    理想的な年の取り方です。

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    2023年12月18日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    生き様、死に様が格好いい!内田裕也さんに負けず劣らずロックな方だと思った。
    なかなかまねするのは難しいけど、シンプルに自立して生きる姿は、真似したいと思うところがたくさん。
    也哉子さんの葬儀のご挨拶は、涙が出てしまう。苦悩もたくさんあったと思うけど、やっぱり素敵なご家族。

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    2023年11月09日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    この本を読んで樹木希林が素敵の考え方をお持ちの方だと初めて知りました。そして面白い人生を歩まれたことも

    #おばあちゃんから貰った本

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    2023年09月24日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    ネタバレ

    好きな女優さんだったので、今更ですが読んでみた。TV出身の役者という経歴も知りませんでした。本人の言葉もいいけど、やはり娘の弔辞がジーン。お亡くなりになった直後も雑誌で読んで涙した覚えがあるが、何度読んでもなけるな。

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    2023年09月06日
  • この世を生き切る醍醐味

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    すごい人ですね・・・

    「今日までの人生上出来でございました。これにておいとまします」って自分も言ってみたい・・・・

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    2022年12月16日
  • 9月1日 母からのバトン

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    コロナ禍で学びの多様性(学校に行かなくてもいい)は少し進んだように思えるけど、まだまだ日本では学校に行くというコースに乗らない学び方があまり許されていない。「ハッチ」がたくさんある世の中にしたいな。

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    2022年11月05日
  • 9月1日 母からのバトン

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    タイトルだけ見て親子の生活のバトンかと想像していた。それは違った。不登校から自ら死を選ぶこどもたちを案ずるバトンだった。いじめられた昔の自分と親の関係、いまの自分と自分の子供との関係を考えながら読み進め、気づきが多くあった。

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    2022年09月07日
  • この世を生き切る醍醐味

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    樹木希林さん、格好良い人だ。「人を観察する」ことは、私も好きだったりする。到底足元にも及ばないが。価値観で同じように感じるところが、ちょっとあった。嬉しい。それで良い。

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    2022年05月14日
  • 9月1日 母からのバトン

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    不登校をテーマに。
    9月1日、最も多くの子どもが自殺する日。
    死ぬ理由が事故でもなく病気でもない。社会に、あるいは自分の中にこうしなければいけないという何かがあるために、その葛藤の末に死を選んでしまう子どもがいる。
    人生のうちのたかが数年の学校生活のために死ぬくらいなら学校なんて行かなくてもいいと思うし、死ぬほど辛いと思うことがあるならそれを投げ出してそこから逃げればいいと思う。
    生きづらいと思うのは無理をしているから。
    無理して周りに合わせる必要もないし、やりたくないことを無理してする必要もない。
    つらい〜死にたい〜と思うときは無理しているので、休もう、やーめた、と決めることもとてもとても大

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    2021年09月19日
  • 9月1日 母からのバトン

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    てっきり樹木希林さんと内田也哉子さんの親子エッセイかと思って読みはじめたところ、不登校の子どもについての本だとわかりました。
    タイトルの「9月1日」は子どもの自殺が一年で最も多い日だということも。

    樹木希林さんの女優としての歩みについても語られています。余った衣装を着たり、仕事も「これでい」というスタンスでやってこられて、結果、女優として大成功。
    今の人たちがあまりにも失敗をおそれたり、周りからどう見られるかを意識しすぎて、子どもに「外れないこと」を求めるあまり、子どもを苦しめてしまうパターンもあるのだとわかりました。
    「色々あっても、自分みたくなんとかなるものよ」と樹木さんは伝えたかったん

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    2021年06月15日
  • 9月1日 母からのバトン

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    以前樹木希林の葬儀の弔辞か何かを聞いてから、ずっと内田也哉子の何かを読みたいと思っていて、とりあえず手にとった本。
    対談形式だったので、内田也哉子の訥々としたしゃべり方が頭の中でそのまま再生されていた。あの話し方だから余計に入ってくるものがあり、受け止めやすかったように思う。

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    2021年01月30日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    独特の感性を自身の言葉で。

    地上にすぽーんといて、肩の力がすっと抜けて、存在そのものがはっと息を飲むような人間になりたい。
    相当な境地だけど、なんかわかるなー

    おごらず、他人と比べず、面白がって平気に生きればいい。楽しむんじゃなくて、面白がって、ってとこがポイント。

    2020.9.18

    再読。樹木希林さんは禅を生きた人だと思う。
    彼女の死生観に共感。淡々と生きて淡々と死ぬ。

    2024.1.3

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    2025年01月03日
  • 9月1日 母からのバトン

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    ネタバレ

    印象に残ったフレーズ(引用)

    難の多い人生は有難い

    ダイバダッタは、むかしはおしゃかさんの従兄弟かなんかで、同じように手をあわせていたんだけど、おしゃかさんの方が先に悟りを開いたのを憎たらしいとおもって、邪魔ばかりしてた。ちょっとでかけてるあいだにお弟子さんをつれていっちゃったり、お釈迦さんの名声があがるごとに命を狙ったりね。
    おしゃかさんはそのダイバダッタに対して、ダイバダッタは前世で自分の師匠だった、今世ではじぶんがさとりをえるために同じ場所にうまれてさまざまな難を与えてくれているのだ、と悟るわけです。
    自分に対して災いを起こし、不本意なことをやってくれるにんげんを、逆に私にとっての「

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    2020年09月10日
  • この世を生き切る醍醐味

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    そうか、もういらっしゃらないんだなぁ。
    俳優としては、特殊な個性と立ち位置を持った稀有な楽しい方だった。映画また見返します。

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    2020年04月28日
  • 9月1日 母からのバトン

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    読みやすかったです。
    どんな内容なのか知らずに読んだので
    引きこもりわ登校拒否の内容とは知りませんでした。
    先日、樹木希林展を見てきたので、すごくよかったです。

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    2020年02月07日
  • この世を生き切る醍醐味

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    ネタバレ

    小学六年生の水泳大会の時に人との比較じゃないんだと気づき、人を観察し、それが芝居に生き、監督にも意見し、それが良い作品につながっていく。樹木希林さんの芝居の魅力の秘密が窺える。
    時間ですよの再放送はうっすら記憶があるけれど、ムー一族や寺内貫太郎一家は観たことがないので、70〜80年代のドラマを観てきた方はもっと面白く読めると思った。

    家族に死んでいく姿を見せたいと言っていた樹木希林さん。後半の内田也哉子さんのインタビューでその時の様子が描かれている。娘から見た樹木希林の生き方、考え方も面白かった。

    何が起きても、あぁさいですか、と言って面白がる、その姿勢を私も身につけたいと思った。

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    2020年02月02日
  • 9月1日 母からのバトン

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    9月1日は大勢の子どもが自殺してしまう日-。そうつぶやいた母は何を伝えたかったのか? 樹木希林が遺した言葉と、それを受けて内田也哉子が「不登校」や「命」について考え、様々な人と対話して紡ぎだした言葉をまとめる。

    重くて深い。

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    2019年11月14日
  • 9月1日 母からのバトン

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    バースセラピストの紹介のところで、
    「行き詰まった人の心を軌道修正するような心のカウンセリング」って言葉があって、ああいい表現やなぁと思った。

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    2019年11月10日