樹木希林のレビュー一覧

  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    ネタバレ

    TVを見ないデメリットのひとつは、TVに出る人を知る機会がなくなることである。やってたから見たとかCMで見たとかで、特に強い関心を抱くことはないけれど知っている。そういう出会いの機会を喪失することである。なくてもいいやと思うようになったのでTVを見ない。

    樹木希林の解像度はおそろしく下がっていて、本書を読み始めたときはなんとなく亡くなった祖母を思い出したりもしたのだけれど、「毒舌だった(意訳)」と本人が語り出して、そういえば時々ぎょっとするようなこと言う人だったなと。記憶は美化するねえ。

    読後においてもものすごく強い関心はないままだけれど、出演作品を幾つか見てみる気になった。合掌。

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    2025年11月21日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    ・絶対こうでなければならないという鉄則はない。

    ・自分の変化を楽しんだほうが得。

    ・楽しむのではなく面白がる。楽しむというのは客観的。中に入って面白がる。
    面白がらなきゃやっていけない。

    ・病というものを駄目てして、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はないだろう

    ・「痛い」じゃなくて、「ああ気持ちいい」って言い換えちゃう

    ・そんな生ぬるい関係を繰り返しても人は成熟しない

    ・男でも女でも、ちょっとだけ古風な方が、人としての色気を感じる

    ・人は誰でもいろんな形で背負っているものがあると思うけど、それだけが人生の全てではない

    ・おごらず、他人と比べず、面白がって

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    2025年10月05日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    半分と読まずに面白さに笑い、病院の待合室で読むものではないと自宅にて熟読しました。
    裕也さんとの色々はあっても、愛する形は人それぞれであり、色んな夫婦の姿があるんだなと感じました。
    やることはすこしぶっ飛んでますが、樹木希林さんと言う方は素晴らしい方ですね。

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    2024年12月12日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    素晴らしい!
    ずっと大事にしたい。悩んだとき、心が軽くなると思う。

    ・加齢は神からの贈り物
    ・物を持たない、買わない。
    ・いつも「人生、上出来だわ」と思って、うまくいかないと「自分が未熟だったのよ」でおしまい。
    ・「昔はよかった」と嘆くより「へぇこんなこともできなくなるんだ!」って、自分の変化を楽しんだ方が得ですよ。
    ・「向こうが悪いんだ」といい続けて、何が生まれるでしょう。
    ・(同棲について)その気楽さは、人生においては無駄ね。そんな生ぬるい関係を繰り返しても人は成熟しない。
    ・世の家族が崩壊しないのは女の粘り強さ。女が台となって"始"って漢字になる。

    「おごらず、他

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    2024年05月03日
  • この世を生き切る醍醐味

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    娘さんとの対談が印象的だった。
    並外れた価値観の持ち主だと思う。

    かけがえのない毎日が積み重なって人生になる、という言葉が心に残った。

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    2022年11月19日
  • 9月1日 母からのバトン

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    樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと自分で悩んで抜け出すしかないけど、色んなハッチがあって、人とか環境がちょっと変わるだけで、世界の広さを感じられ、新しくなるんだってことを見つける手助けができたらいいなと思う。

    -学校に行かない時間は、発酵させる時間。今この時を、やがて自分の大切な経験にできるようになる。
    -大人も自分のための30秒

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    2021年09月25日
  • 9月1日 母からのバトン

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    最後まで読んで、タイトルの意味がストンと落ちます。

    9/1は、いじめが苦で自殺してしまう子がいちばん多い日。子育てをしているのに、知りませんでした。ごめんなさい。
    だから昨年の夏、「9/1までに読み終わらなきゃ」と自分を急かしたことを思い出しました。

    樹木希林さんは、いろんな出演依頼を断っていたけれど、いじめに関することお話の回などは、ノーギャラでも出ていたと。
    病床でも「どうか、死なないで」と空を仰ぎながらつぶやいていたそうで、そのことから遺された娘である内田也哉子さんが、「生きることがままならない」いろんな方と対話し、まとめ上げられた一冊です。

    ここ2,3年、わたしも「生き

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    2020年08月04日
  • 9月1日 母からのバトン

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    子供がどんな感情を抱いても、受け入れる。
    あぁそうか、それもいいんじゃないと逃げ道というか場所を作ってあげる。

    “死”を特別視しない。
    怖いのは当たり前。でも今と地続きだとわたしも思う。
    死を日常として、成熟していくこと。

    「もったいない」を貫いた希林さんみたいな人で地球が作られていたら、今の現状はこんなことにはならなかったはず。
    1皿の料理は、農家の人が手塩にかけて成し得た野菜と肉、漁師がまだ暗い早朝に過酷な海で釣り上げた魚、それらを何年も修行をして作り上げたシェフの技術でできた結晶。
    そう思えば簡単には残せないはずだと。

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    2020年02月05日
  • この世を生き切る醍醐味

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    生涯、自分という人間に対してブレる事のなかったという印象です。その考え方があっているとか間違っているとかではなく、自分に対して、自分が納得出来ているかいないか。樹木希林さんは自分の人生に終始納得して生きていたんだろうなぁ。それがとても羨ましく、自分もそうであるように頑張って生きたいと思えました。

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    2020年01月01日
  • 9月1日 母からのバトン

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    死の床に臥しながら、多くの子どもが
    命を絶つ9月1日に、「死なないで」と訴えた
    樹木希林さんのエピソードをはじめ、
    心が揺さぶられる話の連続。

    内田也哉子さんの、問い続ける姿勢も素晴らしい。

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    2019年11月10日
  • 9月1日 母からのバトン

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     偶然だが,この夏,不登校に関するテレビ番組を二つ見た。一つは,『不登校新聞』の編集長も参加していたトーク番組。こういう新聞があることも知っていたような初耳だったような…。その編集長は,いろんな芸能人のところへ行ってインタビューをし,「不登校の子どもたちに一言」をいただいたというようなことをおっしゃっておられた。そのときに,樹木希林さんが「難が有るってのは有り難いことなのよ」とおっしゃってくれたというような話をしていた。
     また,もう一つの番組は,樹木希林さんの娘・内田也哉子さんを取り上げた番組だった。今回,彼女は一冊の本を出した。それが。この『9月1日』だ。
     9月1日というのは,子どもの自

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    2019年09月21日
  • 9月1日 母からのバトン

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    「9月1日が来るその前に読まなければ」
    そんな思いに駆られて、読みかけの本を一旦閉じ一気に読みました。

    自分も中学時代に不登校を経験しましたが、その時はいじめなどの明確な理由があったわけでもなく、在籍していた野球部のハードな練習についていけず、しかも自分の下手さも嫌という程痛感していたため、ふと
    「こんなに頑張ることの意味って何だろう?人間なんていずれ絶対死ぬのに。自分の様な能無しは努力したところでたかが知れてるんじゃないのか?」
    そんな風な気持ちになり、野球だけでなく何に対しても無気力になり、家にこもってしまいました。
    一見何の問題もなさそうに見える子が、ある日突然身動きが取れなくなる可能

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    2019年08月31日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    幸せとは。どうやったら他人の価値観に振り回されないか。自立すること。自分の頭で考え、自分で動く。その状況を面白がることが、幸せ。常には転がってないのだ

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    2025年09月07日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    大好きな樹木希林さん。
    樹木さんの言葉の使い方がすごく好きで何冊も読ませていただいてます。
    こんなふうに考えれるようになったら私ももっと人生を楽しく過ごせる気がする。

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    2025年07月25日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    人生こんな風にやっていけばいいのかと思わされるフレーズが多く、読んでほっとした。

    不器量でよかった、というところはあまり共感できず、人生の終わりを意識する生き方も芯から実践できるかというとまだ無理かもとは思いつつだが、①自分にとって不都合なものを受け入れることで柔らかく生きる、②自分にとっての幸せは自分で考える、③人生上手くいかなくてもそんなものだと割り切る、④いやなことがあったらしっかり凹んで自分の人生の幅にする、あたりは実践していきたい。

    足るを知る、のところは難しそうだし、他人をうらやんだものではない本来の自分のありたいものを見つけるのも難しい。

    現状、私が憧れるのは実はタワマン暮

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    2025年07月19日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    とうとう亡くなってしまった。大好きだったのでショック。演技もすごいし生き方、考え方に触れるたびにどんどん好きになっていってた。ご冥福をお祈りいたします。

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    2025年05月17日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さんもずいぶん悩まれた上で病を得、年を経てこのような言葉を残していかれたのだなーと思いました。

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    2025年03月03日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さんが亡くなったのは最近の気がしていたが、もう7年近く前のことなのだ。子どものころからテレビでよく見ていたので、とても身近な気がする。演技は文句なく上手かった(偉そうで恐縮だが)。
    がんと診断され一度は手術で取ったものの全身に再発してしまったという。でもがんになることで残り時間が分かり、心の準備もでき、会いたい人に会い伝えたいことを伝えることができて良かったと彼女はいう。
    樹木希林さんといえば、あのぶっ飛んだとーちゃんを抜きには語れない。骨折するほどの喧嘩をしたりほとんど一緒に住まなかったというが、それでも離婚はしなかったというから彼女でなければ妻はつとまらなかっただろう。いろいろなエ

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    2025年02月20日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    気がつけば付箋だらけになってました
    本を通してあらためて感じたのは
    樹木希林さんは
    1本強い芯を持ってる人だな、と。
    そしてとても面白い人笑

    人の意見に左右されて
    自分がない人よりとても素敵。

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    2024年11月17日
  • 一切なりゆき 樹木希林のことば

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    樹木希林さんのインタビュー記事などを切り抜きまとめた言葉集。竹を割ったような性格の人というイメージで読んでみたら、やっぱり芯がしっかりした言葉が並んでいた。自分ももう少し歳を重ねると響くものがあるのかもしれない。

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    2024年06月26日