貫井佳子のレビュー一覧
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得てして周りが利益を出している時は自分ももっとと他人との比較で考えてしまうものだが、本書は相場がいい時は平均的なリターンで良い、相場が悪い時に相場をアウトパフォーム出来るようにすることを薦めている。そのために必要なのはリスクコントロールで、じっと我慢して機会を待つことを薦めています。
自分には物凄く...続きを読むPosted by ブクログ -
市場に勝ちたい投資好きな人は必ず読むべき良書。市場に勝つというのはどういうことか、その確率を高めて維持する方法はなにか、という考え方や哲楽を教えてくれる。何度も読み返して自分の血肉にしていきたい。Posted by ブクログ
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投資本としては文句なしに良書であり、皆さんに是非お勧めできる内容だと思う。特に株価は振り子の様に行ったり来たり常に振れていて、ファンダメンタル的に適正な価格にいる期間の方が遥かに短い。今どの位置にいるのか理解さえ出来れば、投資で勝ち組に入れる。振り子と考えれば逆張り投資が勝つ秘訣となる。ハワードマー...続きを読むPosted by ブクログ
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以下、感想と気になったことを記載。
☆はじめに
①投資を考えるにあたって重要なのはリスクコントロールである。リスクテイクと比べたリターンという概念が大事である。
②最も大きな教訓が得られるのは失敗したときである。自分の身に起こった失敗から学んだうえで得られた経験が何よりも尊い。
❶二次的思考を...続きを読むPosted by ブクログ -
2008年の金融危機、あのリーマンショックに至る状況とその後の反応、これらの総括を行動経済学の視点から試みる秀作。経済学の基本とされてきた合理的期待仮説ではない、この仮説が成り立たないことを述べる中、また最近言われるところの適応的期待でもない、顕出的期待という視点からの解釈を追いかけていく。
こ...続きを読むPosted by ブクログ -
最良の投資方法とは、暴落時にどんな価格でもとにかく売らなければならない人から買い、ファンドの資金流入により、価格に関係なく買わなければいけない人に売ること!
自分が投げ売りする側にならないよう、最悪の時期に資産を売らずに済むよう、長期資本と心理的な強さを持つ!
投資の世界で最も重要な学問は会計学...続きを読むPosted by ブクログ -
・市場を上回るパフォーマンスをあげるには、好況期に市場と同じ、不況期に市場を上回るパフォーマンスを出す
・リターンが2倍になっても、リスクが2倍になったらそれは市場を上回るとは言えない、リスク調整後リターンが重要
・熱狂と恐怖の2つの感情は、本質的価値からの大幅な乖離をもたらす、そこでトレードする
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優れた投資家が市場の動きの中でどう振る舞うのか、投資家マス層の心理との対比をなぞらえて学ぶことができる。Posted by ブクログ
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【結果】
投資実績アップ。
株価が気にならなくなり、仕事に集中できるようになった。
【所感】
名著。恐れ多くて、書くか悩みました。
投資を始めたばかりの頃、自分がよくやったミスを正してもらったと思っています。例えば…
・株価上昇に乗り遅れまいとリスクを精査せず、流行り株の高値に飛びついてしまう
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一読しただけでは、また投資経験が浅い身としてすっと落とし込むことが出来なかったため、また読みたいと思った本。サイクルに焦点を当てて、そのサイクルにうまく乗るために今何をしなければならない考えた。私の場合は資金の確保と知識の蓄えであると思う。
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投資で大事なことはリスク管理をいかにするかということを学べました!他にも経済状態を観察し、投資対象を決めるのではなく、その企業がどのような状態にあるかをしっかりと見極め、判断することの大切さを学べました。
何回も読み返して復習したい本です! -
前著、投資の20の教えの中の一章、相場サイクルを拡大して1冊にした本。同じようなサイクルものとして、「アノマリー投資」を直前に読んでいたがこれはデータに基づいた具体的な話。この本は、対照的に投資哲学的な思考の本。相場の上下を振り子に例えて今相場のどの局面にいるかを認識して投資をする。と言う重要性が説...続きを読むPosted by ブクログ
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ディフェンシブ投資を解いており、強気相場では市場平均、弱気相場では市場上回るパフォーマンスと言う考えは興味深かった。
20の章もそれぞれ頭の片隅に入れておきたい。Posted by ブクログ -
市場サイクルとは、いったい何なのか。
命題はとてもシンプルで、その解もシンプルなのだけれども、
奥深く、簡単には言い表せない。
そういうことが淡々と記されている。Posted by ブクログ -
はじめに
第1章 なぜサイクルを研究するのか?
第2章 サイクルの性質
第3章 サイクルの規則性
第4章 景気サイクル
第5章 景気サイクルへの政府の干渉
第6章 企業利益サイクル
第7章 投資家心理の振り子
第8章 リスクに対する姿勢のサイクル
第9章 信用サイクル
第10章 テ...続きを読むPosted by ブクログ -
投資の市場におけるサイクルポジションの重要性と投資戦略について、いろんな表現や事例を用いて解説してくれる。いまサイクルのどこにいるのか、振り子の極端な極限に到達する過程でどう行動すべきかの指針となる名著。逆張り投資家向け。Posted by ブクログ
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とりあえずメモ
・とにかく慌てない。
・別の着眼点から見る癖をつける。
・不確かな予測より、調べればわかることに焦点を置く。
・投資スキルを持つ人は一定数いるが、それを正確に確かめるには数年単位の検証が必要。Posted by ブクログ -
一番大切なことは20個ある、という矛盾したタイトルだが、そこに投資の奥深さがあるのかもしれないという示唆を得た。
市場の非効率性と二次的思考、明確に表出化しないリスクの捉え方、運に対する考え方、不知の知と振り子意識、バリュー投資など今や一般論化している投資哲学を改めて整理し直し(というより本書が原...続きを読むPosted by ブクログ -
2012年の古めの書籍。バフェットが絶賛して、大量に買い占め株主総会で配布したらしい。
硬く読みにくく、とっつきにくい本だか重要なことが書いてあった。「儲かる10倍株の見つけ方」みたいな本とは真逆の内容。難しい本ではあるが、至極真っ当なことが書いてある。今まで読んできた投資の本の最終おさらい本といっ...続きを読むPosted by ブクログ