山里亮太のレビュー一覧
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芸人さんの昔の話(若い時の話)を聞くのが好きなのですが、中でも特に面白かった。壁にぶつかって辞めそうになっても、もうダメだと思っても自ら逃げ道をふさいでとにかく努力する。これがとても難しいし出来るのはひと握りの人なのにそれを繰り返している山ちゃんはもう天才なのです、、、。悔しい思い、嫉妬を書き留めたり、途中相方に当たりが強すぎるとかクズな部分が垣間見えたけどそれだけの熱量でお笑いと向き合っているのが伝わった。人間らしい部分がとてもよかった。自分がどういう人間かを理解して自分のやり方で突き進んでいくのがかっこよかった!最後の若林の伴侶見つけて人情系MCにというのが達成されていてニヤケました。たり
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Posted by ブクログ
お笑いコンビ、南海キャンディースの通称山ちゃんこと、山里亮太さんが書いた自叙伝(結婚前まで)。彼のことはテレビで見たことがあり、相方のしずちゃんに嫉妬し嫌がらせをしていたことは知っていた。
普通の家庭に育った著者は、「モテたい」というモチベーションで芸人を目指し、親を説得して関西の大学に在学中にお笑いの学校に通った。そこで早々に自分に才能がないことに気づき、猛烈な努力を始める。自分に厳しいがゆえに相方にもそれを求め、2回も相方を変えたようだ。お笑いの劇場に立つためにオーディションを受ける日々、そしてM-1にエントリーし、磨き上げたネタで決勝まで進む。
彼の苦悩が嫌になるほど伝わってくる。そして -
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ネタバレ南海キャンディーズ山ちゃんの自叙伝。
お笑いを目指してから現在まで、どのようにして山ちゃんという人間が形成されてきたのか、そして南海キャンディーズが世に出て来たのかを赤裸々に語る。
本書の中で山ちゃんはたびたび「嫉妬」「悔しさ」「怒り」を燃料に変え、努力をし続けてきた。
私にも学生時代に同じ経験があり、そのおかげで頑張れたことがあったので、その時の自分と少し重なった。
逃げるための言い訳だとか、相方に強く当たってしまう部分とか、テレビに出るためのオーディションに落選した自分を正当化するところなど、とても人間味を感じられて良かった。
「張りぼての自信」という言葉もよく出て来たが、その薄い自信 -
Posted by ブクログ
北朝鮮の農業政策や中国の大躍進政策の大失敗の歴史は有名だが、その遠因がロシアの農学者のマルクス主義農学からきているとは初耳。論理的にはさもありなんとも思えるから事実なのだろう。この様な思わぬ知識を入れてくるから「池上本」は面白い。
昨今コロナでの状況の急変もあり、世界の政治経済が大きく動いているが、改めて東アジアの現況を概観する上でも本書は面白かった。
コロナと米中のデカップリングの進行の下、東アジアは思ったよりも「緊張」している。歴史を振り返ると緊張が進むと何処かでドラスティックな展開が起きることが多いのだが、今後はどう進むのだろうか。
韓国・中国・北朝鮮などの隣国は、引っ越すことのできない -
Posted by ブクログ
2020/3/10
東アジアの国々(中国、韓国、北朝鮮、香港、台湾)について最近の動向を踏まえて池上さんが詳しく解説してくれている。山ちゃんはどちらかと言うと相づち打ってるだけって印象…?
対談形式なのですごく読みやすいです。
内容は、世界の見方の中国と朝鮮半島のシリーズを読んでいれば、大体同じ内容か、それらよりは内容を薄くしたような印象を受けました。目新しいものは思ったよりも多くなかったように感じますが、ざっくりと中国や北朝鮮、韓国などのことについて知りたいと言う人にはオススメではないかと思います。
今の状態から今後の日本がどうしていった良いか考える材料をくれる本だと思います。
日本と韓国の