南海キャンディーズの山ちゃんの自伝的エッセイです。
みずからを「嫉妬の化け物」と呼ぶ著者が、劣等感と嫉妬をエネルギーに変えてお笑いの研鑽に励むストイックな姿勢と、それがカンちがいを生んで相方との軋轢をもたらしてきたみずからに対する嫌悪をえがいています。
とくに悔しい思いをした体験と、かならず見返してやるという決意を書きなぐったノートは生々しさがあって、さすがに若干引いてしまいましたが、一時は気持ちが離れてしまったしずちゃんともう一度M-1の舞台に立つ決意をしたときのエピソードには、思わず胸を打たれます。