南潔のレビュー一覧
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文句なく5つ星でした。
ちょっとジレジレしましたが、焦らされた分も含めて5つ星!
くそうっ、四十路近い男ヤモメにときめいてしまった!
それから、表紙のイラストは、少々イメージが違う感じがします。Posted by ブクログ -
突然会社から退職を迫られ貯金も叔父に使われてしまった二十二歳の千里が、物に触れると関わった人が頭に浮かぶ能力を笑顔で我が道を行く質屋の若き店主に買われる。出だしは隙がありすぎる文章だったけれど、生意気な依頼人の友人として使用人の行方を追いお屋敷に潜入したり生け贄の儀式を追ったり、軽快で引き込まれた。Posted by ブクログ
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冤罪をかぶせられ、会社を辞めさせられた主人公は
奇妙な質屋と出会った。
基本うっかりさんというか、おまぬけさんというか…。
こうして秘密はばれていくのでした、の
脳天的な主人公です。
おかげで職場(?)げっとしましたが。
叔父さんの事も気になりますが、今回の依頼である
人物探しも気になります。
し...続きを読むPosted by ブクログ -
憧れの家政婦になった主人公だが、就職先の
ズボラすぎる雇い主に四苦八苦。
連続短編のようになっていて、少し読んだら終わり、で
読みやすかったです。
主人公と雇い主の性格はともかく、話というか
展開は王道な気もします。
ただ、性格があれなので、王道な展開だけど…と
微妙な気分になってきます。
のん...続きを読むPosted by ブクログ -
遺体が履いていた片方の赤い靴を巡り千里が潜入する、淀んだ男子禁制会員制社交クラブのセレブさが眩しい。前の上下巻のような引っ掛かりは全くなくするすると読めた。烏島と宗介の千里を巡る水面下の戦いが可愛く、宗介の異母妹の汀の烏島を巡る三角関係への参入にざわざわした。烏島が全体に及ぼすダークな雰囲気が良い。Posted by ブクログ
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脇役男性達の下劣さがつらい。主人公側まで儀式と連発する所も本質を誤魔化して神聖と認めているようで嫌だった。一度ならず気絶させられる千里も物語としての隙を感じる。でも信用出来ないとされた宗介や、濃さが魅力の鳩子、真犯人やクライマックスの火事等全体の流れが目眩いて烏島や宗介との関係も可愛く引き込まれた。Posted by ブクログ
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異能力あり異質な風習ありとファンタジー的な要素がかなり強いはずなのに淡々と進む話が面白く読みやすい。
主人公のコンプレックスの描かれ方がとってもいい具合で、ウェットになり過ぎずでもじりじりと根深く現実味がある。
まだ色々謎だらけなので続きが楽しみです。Posted by ブクログ -
不遇ながらめげずに頑張る主人公が可愛い。
可愛らしいではなくて雑草根性系なのがいい。
事件も設定もまだ謎な部分が多いので先を楽しみに続巻も買いました。Posted by ブクログ -
本屋さんを舞台にしたか本にまつわる謎解きの日常系小説家と思いました。
恋愛小説だったんですね。
読み応えがあり主役二人がまっすぐなのにすごく不器用。
大切に想っているのに嫌われたり喧嘩しまくり。
さんざ周りを泣かせ振り回しまくっています。
両片思いは好きなのですが散々周りを振り回しまくるのは苦手...続きを読むPosted by ブクログ -
大人の男を可愛いと思ったのは、これがはじめてだった。
「本当に、困った人」
そしてこんな一生を好いてしまった自分は、もっと困った人間だ。
(P.124)Posted by ブクログ