桜井画門のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
高校生の永井圭は、交通事故で死亡したことで、自分が死んでも蘇生する「亜人」だと判明する。亜人は危険視され、捕らえられれば政府の実験対象となるため、圭は逃亡生活を始める。そんな中、同じく亜人の佐藤が亜人の解放を掲げて人類への宣戦布告を開始し、圭もその戦いに巻き込まれていく。やがて圭は仲間たちと協力し、佐藤のテロ計画を阻止しようとする。
本作の魅力は、何といっても「死んでも蘇る」という亜人の能力を徹底的に利用した戦闘と、それに対する永井側の知略戦にある。特に敵である佐藤は、不死と再生能力をまったく躊躇なく使いこなし、手段を選ばない。その戦い方は、もはやチートと言っていいレベルで、普通の人間なら到底太刀打ちできない。だからこそ、永井たちが限られた情報と戦力で、佐藤の裏をかきながら対抗していく展開が面白い。
一方で、設定にはやや気になるところもある。亜人は脳を分断されることで「自分が自分でなくなる」という弱点が示されているにもかかわらず、佐藤はその設定を完全に無視しており、その設定が何のためにあるのか不明。また、セキュリティが極めて高い壁に穴を開けたり、切断した手を郵送してそこへワープしたり、腕を切断して遠隔で自爆から生還したりと、能力の応用範囲が広すぎて、何でもあり感が強くなってくる。
それでも、そうした無茶苦茶を駆使する佐藤を、永井たちが何とか追い詰めていく過程には引き込まれる。特に佐藤と対峙する永井は、いわゆる単に強い主人公ではなく、目的のためならかなり合理的かつ冷徹な判断をして戦い抜くキャラクターで、その点も魅力的だった。
終盤は、水に飛び込んで失神するという、やや微妙な決着ではあるものの、伏線もしっかり回収されており、全体としての読後感は悪くない。
個人的には、永井の「全ての人間が無意識に他人の命の重さを秤にかけてる。お前もだ。それを意識的にやってるだけで僕を批判するんじゃねえ!!」というセリフが刺さった。
歴史や人物描写をじっくり楽しむタイプの作品とは方向性がかなり違うが、短い巻数でテンポよく読め、頭脳戦とアクションを存分に楽しめる。設定に多少の強引さはあるものの、純粋なエンターテインメント漫画としてはかなり面白く、完成度の高い作品だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレうーん、おもしろかったんだけど、もう一押し欲しかった。
話が行き当たりばったりに感じるところがある。
もうちょっと深い伏線回収とかがあっても良かった。
一つ一つのエピソードはおもしろいから、なおさら期待してしまった。
最終巻の後書で作者も書いているんだけど、途中で原作者が降りて、原作者は話を最後まで考えておらず、作画担当が話を作っていたそうだ。
それを考えると、このできはすごい。
走り出す前に、元から作者がちゃんと話を考えて、連載開始してたら、絶対もっとおもしろかったはず。
それだけに残念。
頭脳戦、戦闘シーンが圧巻!
特に亜人佐藤が無双するシーン、黒服リーダーが死にかけ部下に自分ごと撃たせるシーン。
読む手が止まらない。
主人公が合理性を基本とするのもいい。
コードギアスのルルーシュに通ずるものがある。
特に、亜人佐藤に勝ち目がなく、合理的には逃げた方がいいのに立ち向かう、「それって感情論じゃないの?」って突っ込まれた時の返答が最高、、、
よく聞け
勝率0%
この数値は何も干渉しなければ永遠に0のままだ
だから無駄でも行動し続ける
たとえ0.000001%だとしても勝機が生まれる可能性を死なせないためにだ
何が言いたいかわかるか!!バカ!!
つまり「何はなくとも最後まで戦う」ということは非論理的行動ではない!!
コレは0%の勝率を最大限に引き上げるため熟考された!!
完璧な論理的行動だ!!!
こーゆーの大好き。
理論をこねくりまわす、笑
何度でも、何度でも、立ち向かう!
熱いんだよなー
おもしろかった!
でも始めからこの作者さんならもっとおもしろかったはず!! -
購入済み
1/2ということは短編か
亜人は全巻レンタルしたんですけど、こちらの新作は2巻で完結とのことで購入しました。女性か主人公なんですね!新鮮です。武器の描写とか軍人の心情がリアルでいつもすごいなぁと思います。また亜人出ちゃったか?と思ったら違いましたw。
-
無料版購入済み
なんとも言えず……
試し読みした範囲だけでは状況があまり見えず、作画の緻密さ・丁寧さ等は分かりますが、どうやら危険な目に遭っているらしいということしか分かりませんでした。
続きが気になりますが……作者の別作品を先に読むことになりそうです。 -
Posted by ブクログ
佐藤の11名の暗殺リスト。政府側に内通者がいて、暗殺者が隠れたとしても、居場所が特定されてしまう。
大臣は佐藤と和解する事にするが、永井は「佐藤が和解するはずがない。遊んでいるだけだから」と。
佐藤の過去回想へ。生まれた時から感情が欠如し、幼少期には周囲の動物を殺害して遊ぶ。米国海兵隊に入隊し、ベトナム戦争で安全に終わった任務で敢えて戦闘を持ち掛ける。
生粋の殺戮者。
場は変わって、フォージ安全。社長の甲斐が戸崎と大学の同級生で、戸崎達はフォージ安全本社ビルで、佐藤達の襲撃に備える。ここで甲斐社長を狙って来た佐藤を捉える為。
そして、佐藤達のフォージ安全襲撃が始まる。
(佐藤は不在だが)
なんか、下村泉がかわいい。足が短い所がかわいい。
-
Posted by ブクログ
ハンチング佐藤はグランド製薬への飛行機テロを実行し、その流れで警視庁SATとの戦闘を開始。
亜人4名vs SAT数10名
戸崎はオグラ博士から得た黒い幽霊の情報を使い、亜人を眠らせるのではなく、「殺し続ける」作戦に。
しかし、黒い幽霊の動きにSATは付いて行けず。
佐藤の暴走から永井の事もニュースで報道され、山中の村でも永井の情報が知れてしまう。
永井は中野と組む事を決め、さらに仲間を増やさないと、となり、対亜の戸崎とも組む事に。
面白い。
亜人独特の戦い方があり、よく考えてあると感心する。
少しでも身体にダメージを受けたら「自害」して、健康になって生き帰る。
永井圭と中野の性格の真逆な者どうしのやり取りも良し。よく練ってある。 -
無料版購入済み
表紙がこわいから内容もそうなのかなと思ったら、中の絵はかわいくてびっくり。それなのにポンポン人が死んでいくからギャップがすごい。死なないからどこまででもやっていい、って感じで人体実験やってるのが胸糞すぎ。
-
匿名
無料版購入済み主人公が亜人であることが分かった途端周りの人の見方が変わるのは怖いと思いました。でも変わらず味方になってくれる人もいたのは良かったなと思います。
-
購入済み
めくるめく戦況にハラハラ
他サイトの無料分を読み始めたら止まらなくなって一気読みしてしまいました。
頭脳戦、肉弾戦、めくるめく戦況にハラハラさせっれっぱなしでした。
-
匿名
ネタバレ 購入済み選りすぐりの作品を集めて
青年漫画ジャンルのなかでも、わりと内容がダークなものが中心の特徴をもつ作品集です。特に自分の印象に残ったのは、「キングダムオブザZ」です。可愛い女子高生がイラストに描かれていながら、内容はゾンビたちと戦い勝利を収めるなど力がとても強く、そのギャップに萌えました。