池玲文のレビュー一覧
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雑誌でもチラチラ読んでいた「媚の椅子」の続編。893より怖い一途愛の持ち主の韮沢と、そんな彼に実はメロメロな若頭、加賦とのキケンなラブが加速しています!
893の世界の怖さがシビアに伝わってくる中、二人の濃厚ラブラブエロと、胸キュンもてんこ盛り。やっぱりこの二人はいいですね~
今回は二人の出会いからその後の経緯を掘り下げて細やかに描かれていて、その時々の心情までもが伝わってきて、前作を思い出しながら感慨深く浸りきることができました。
それにしても、韮沢の屋上での父親との過去シーン。酷いですね…!!
加賦の優しさを愛情と思い込んでまっしぐらになってしまったのは、そんな影響があったんだなと思うと -
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ぎゃぁああぁ…っか、可愛いよ韮沢…っ(泣)
凄く楽しみにしていたシリーズで、表紙と帯を見た瞬間に鼻血吹くかと思ったよね。ホント、若頭の気持ちそのまんま「畜生…可愛いー。」って、きっと読みながらみんな呟くよね!
韮沢が相変わらず若頭が大好きで、大好き過ぎて他がまったく見えてなくて。そんな韮沢に若頭もメロメロでエロエロで…やだ、なんて幸せな二人(〃´ω`〃)
でも二人が身をおくのは、常時そんな甘い雰囲気が赦される世界でもなく。身内だろうと組内だろうと気を許せない極道の中で、若頭としての責務と立場に揺さぶりをかけられ、カブは韮沢を手離す決断をしてしまう。
それを本人に伝える前後が切な~い( ;∀ -
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「No.99:人間玩具」の続編。再びあのハイスペック執事のグレアム様が登場していて嬉しい限りです。
前回同様、できた執事としてふさわしい「脇」に徹しているにもかかわらず、またしても主役を食ってしまいそうな存在感でした。
今作はバトラーとして新しく雇われたアレックスが主人公。10年前好きだったグレアムに遊ばれてしまったと思い込んだままの彼は、どうにかして見返そうと決意しますが、それはとっくにもう一度振り返ってもらいたいという想いに変わっていたのです。
グレアムにお仕置きHされてしまうかと思えば嫉妬されたり、自分をどう思っているのか訳がわからなくてぐるぐるするアレックス。かわいい!
もちろん、グ -
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軽い気持ちで読み始めたら、もの凄ーく深い深い話になっていた。
テーマとしたら幸せな結論なんか出るはずもなく、2人一緒にいる限り心の平穏は訪れないのだろうけど…【幸せ】は、穏やかさや安定と同じ次元にある訳じゃないからね。
幸せでありたいと願って叶うモノでなし、心から誰かと愛し合いたいと願って叶うモノでなし。
だからこそ、何かを犠牲にしても手に入れたがる人が後を絶たないモノなんだろう。
背徳と紙一重の幸せは、ギリギリの境界線を生きる甘美さもひとしおだと思う。
結ばれた後の2人をもっと見たかったなぁ…(´・ω・`)
思いがけない作品と出会えました、スゴく良かった!!! -
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完結編です。タイムスリップから現実に戻り、自分と果との関係を見つめ直し悩み苦しむ凉。そして、果はあくまでも拒絶の態度で向き合おうとはしてくれません。
タイムスリップ中は二人とも未熟で、でも若いなりに全身全霊で相手を好きだったことに嘘偽りはないのです。ただ、常識的には許されることではなく。
池玲文センセから突きつけられたテーマに、暫し考えさせられるストーリーです。タイムスリップというファンタジーが緩衝材となっていて、ふだんなら回避したい近親相姦という重いテーマがすんなり受け入れられます。単に禁忌感を煽ってくるのではなく、凉と果の行く末を案じながらも、問題に向き合わざるを得ないように読ませるのは -
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eRO特集♡大好きなpunch↑牧×浩太カップルが登場ということで購入!なのでそちらの感想を熱くっ( *`ω´)
ラブパワーで誰にでもかわゆ笑顔を披露するようになってしまった浩太くん。女子にもモテモテのご様子にハラハラ嫉妬丸出しの牧サンがオモロ…かわゆいです(笑)そんな中…
コータン風邪をひく。の巻。
お熱でポヤポヤなコータンがまたかわゆい!牧サンでなくとも看病しながらムラムラしてまいます(´Д` )♡…が!ぐっと我慢して身体をフキフキ。…が!今度は浩太クンに異変が?!大好きな天使コータンの天使が飛び起きたっ(笑)?…とあっては牧サンもう病人ということも忘れてスイッチオン!ここからはまさにe -
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ネタバレこれを読むまで極道ものを苦手としてきた私が、この作品のせいで今では徹底的にハマってしまいました(笑)
池玲文さんのハードボイルドは、男臭さと艶っぽさのバランスが絶妙です!!
「あなたの為ならいつだって死ねる」そんな”韮沢”の真っ直ぐな瞳に、愛しさと同時に言いようのない不安を覚える”加賦”。その不安をぶつけるかのように手荒に扱い続けるが、韮沢の態度は全く揺るがない。
基本的には、俺様鬼畜攻め×健気受けの構図だけど、精神的には受けの”韮沢”の方が男らしく、痛みや快楽には屈しない強さを持っているところが魅力的!!
死ぬことさえも厭わず、何も求めず、ただひたすらに加賦のことだけを思い続ける韮沢に、
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