路生よるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ電車内での殺人事件解決となると『オリエント急行』かなと思いきや、どちらかというと『そして誰もいなくなった』だった。
全員いなくなりはしないけど、乗客がどんどんいなくなるのは、ホラー的怖さがあった。
妖怪の姿からの謎解き、罪状からの謎解き、そして実際の事件での謎解きと、様々な方向性からの謎解き盛りだくさんで、さすがシリーズ締めくくりに相応しい展開だったと思う。
(実際は新シリーズが始まる訳だが、それはさておき)
ただ結構危機的状況であったにも関わらず、個人的に前回よりも危機感が少なかったのは、主従関係が前回よりも強固なものになっていたからだろうか。
妙な安心感があるというか。
例え追い込まれて -
Posted by ブクログ
ネタバレ青児以外にもあの目の持ち主がいようとは。
計画的に鏡を撒かれたようだが、今後その犯人や意図も明かされるのだろうか。
紅子さんの正体が実に自然にしれっと明かされて(思わずそのままスルーしてしまいそうなほど)いいのかと思った。
しかも「彼」のことに関しても登場してしれっと退場しちゃって、その扱いでよかったのかと本気で心配になった。
まあそりゃ皓が退場する筈はないと思ってはいたけど、「彼」の扱いの雑さよ。
何より紅子さん自身が「彼」に対して随分酷い扱いをされていたので……いいのか。
(ネタバレに大いに配慮した結果、意味の分からない状態に)
未だかつてない皓の危機に対して、すっかり懐いたペット…… -
Posted by ブクログ
地獄代行業シリーズ?第二弾。
飼い鬼とダメワンコシリーズかもしれない。
今回は、主要キャラ以外に、12・3歳くらいの皓の弟?緋(あか)が登場。
向かったのは長崎の孤島で、イタリア湖水地方のベッラ島を
モデルに建造された島である。
嵐の山荘的なミステリ仕立てになっている今作品。
予告通りにバラバラ事件となりましたが、最初のトリックは
まぁ~素人でも騙されないとは思いますが、その裏までは
読めなかったぁ~(^◇^;)
今作では、皓の出生についても、本人が語っています。
今回の事件の裏にいる姿の見えない首謀者こそが、本当の鬼。
その鬼は皓を狙っている。
その正体は、最後に出てくる。奴だと思う・・・
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Posted by ブクログ
人の罪が妖怪の姿で見える青児が行き倒れ寸前で迷い込んだ洋館。そこは罪人を地獄へ送る“代行業”の皓の館で成り行きで彼は助手として働く事になる。洋館には怪奇現象に悩む人が訪れ皓がその裏に潜む罪を暴く流れなんだけど「青坊主」は説明回で軽め。「鵺」が本番といった所。罪が妖怪の姿で見えるから便利という訳ではなく、罪の指摘はあくまでも推理で、なのが面白かった。手掛かりが全て提示される訳ではないので怪しい風味の軽いミステリといった感じ。この雰囲気や因縁の相手、棘登場の展開とか二人の関係とか好みだし紅子さんは何物か?などの謎もあるので次があるのは嬉しい。