武邑光裕のレビュー一覧

  • ベルリン・都市・未来

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     著者は、2015年にベルリンに移住した。そして、3年間の生活をして観たものを新鮮な目で切り取っている。旅行者ではなく、生活者として見つめたが故に、ベルリンの躍動感が伝わる。2018年のことなので、現在はもっと進んでいると思う。創造都市としてのベルリンの活気。その雰囲気を肌で体験したくなる。
     ユーロの中でも、ベルリンはスタートアップが多く、そして資金の獲得も一番多いという。なぜ、スタートアップが多いのかを本書では述べている。
     ベルリンは人口360万人。そのうち約18%がドイツのパスポートを持っていない。外国人居住者65万人の国籍が186もあるという。難民への受け入れにも寛容だ。また支援する

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    2022年09月27日
  • ベルリン・都市・未来

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    『ベルリン・都市・未来』武邑光裕
    2年前に著者・武邑さんとWIRED前編集長・若林恵さんのABCでのトークショーに行った。それまでベルリンがこんなにも面白い都市とは知らなかった。帰りに買って読んだのだった。その時はなんとなく疲れた日々で、今ならまた別の視点で読めるかもしれないと棚から手に取った。

    ベルリンについてのエッセイで、ブックデザインが素晴らしい。ブックカバーのイエローにフィルターのかかった写真も、そしてめくるとシルバーのFuturisticな表紙も。文章に差し込まれる写真の多くはモノクロで、時々カラー。映像ドキュメンタリーのような感覚。

    そう

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    2020年11月14日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    GDPR とインターネットの関係を俯瞰的に見た一冊。

    テクニカルな法規制としてのGDPR は見ていたけど、そのバックグラウンドや影響はあまり考えていなかった自分にとって、大変参考になる本だった。

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    2019年12月04日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    ネタバレ

    EUがGDPRの導入によってGAFAなどのインターネットプラットフォーム企業への対抗を目指す動機や、その実現に向けた道筋(著者の期待含む)を描いている。

    著者はGDPR立法に向けた動向を知ってからベルリンに在住しているため、立法の立役者であるSPD(ドイツ社会民主党)の果たした役割や東ドイツ時代のシュタージュによる市民監視を踏まえた市民のデータ監視への拒否感といった歴史的背景、またEU議会などが進めている各種取組の説明が詳しく、理解が深まりやすい。

    読者として興味がわいたのは、鉄道や電力がそうであったように、インターネットプラットフォーム企業による特定分野ビジネスの自然独占が公共化されたり

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    2021年11月13日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    EUとEEA域外への個人データ(個人のプライバシーを特定するデータ、という意味ではなく、GoogleやFACEBOOKを利用する際に、摂取されているすべてのデータ)の持ち出しを禁ずるGDPRという法は、無料アプリの使用と引き換えに、GoogleやFACEBOOKといった一部の企業が独占的に所有している現状はおかしくないだろうか、という問題提起から、個人データは個人が取り戻すべきであるという精神に基づいて生まれた。個人データを個人が所有管理し、所有者の意志において自由に削除、あるいは他社への提供を可能にする、という考え方こそが、現状のIT巨人の個人に対する不当な監視のような歪んだ関係をリセットし

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    2020年05月12日
  • WE ARE DATA アルゴリズムが「私」を決める

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    アルゴリズムの概要を知るためにはちょうどよかった。けど日々技術がアップデートされてるやろから、鵜呑みにできんというか。

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    2020年05月01日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    GDPRって鬱陶しい法律だ!と思っていたけど個人を守ろうしてくれるもの、長期的に安全なインターネット社会を再形成するものだと理解!

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    2019年05月06日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    GDPR制定の背景、EUの“大義”を日本人が書いた珍しい本。賛美が過ぎる感もあるが、GDPRの理解に役立つ良書。

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    2019年02月03日
  • WE ARE DATA アルゴリズムが「私」を決める

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    アルゴリズムが私を決める 
    ジョンチェニー 日経BP社

    巨大企業となったGoogleはネット参加の全ての個人の情報を
    アルゴリズムで処理した上で個人や常識を無視した決定的なデーター上の人格を
    あるいはデーター上のアイデンティティーを有無を言わせずにはじき出す
    性癖から性別や年齢すら社会通念を無視した決定打として
    数に物を言わせて押し付ける
    まさに理不尽な暴力行為と言えるものだがお構いなしに正解として
    問答無用がまかり通り常識となり欠席裁判がこの世の答えとなる

    即物的な次元で考えればYESとNOの積み重ねが無限大に近づくほど
    統計的に正確さを増すと言えるのだろうが
    ネットで日々配信される情報

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    2018年06月27日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    GDPR general data protection regulation
    っていうEUとか出した個人情報に関するやつと、GAFAとかの情報戦争みたいな感じ。

    あとで、もっと必要になったときに読み返そう。

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    2019年09月08日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    インターネットの未来はオーウェルの描いたような恐怖による支配ではなく、ハクスリーのすばらしい新世界で描いたような甘い誘惑による無意識な支配になる。というかもう既になってるよなぁと感じた。

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    2019年06月17日
  • さよなら、インターネット―――GDPRはネットとデータをどう変えるのか

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    インターネットは価値をもたらしてくれた。
    一方でプライバシーを収集して、それをAIやアドテクなどのビジネスに利用していることに消費者は気付いているのだろうか?
    EUが開始した「一般データ保護規則」(General Data Protection Regulation:GDPR)の対策について触れる。
    1.企業は、個人データの削除要求への対応が必須
    2.個人は、データ処理方法情報を持ち、利用可能
    3.個人は、データハッキングのタイミングを知ることが可能
    4.企業は、サービス設計時にプライバシー保護についても設計が必要

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    2019年06月07日