古田徹也のレビュー一覧
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こういう難しい本や古い本は頭をしっかり使いながら読まなきゃ理解ができないからしんどいけど、まずは乗り切れてよかった。
本書については、解説や訳はある程度理解ができたけれども、その解説必要?とか文の構造がおかしくて理解し辛いとかいう部分があったので、そういった点で理解に苦しんだ。
魂を優れたものにする...続きを読むPosted by ブクログ -
全く予備知識はなく、なんとなくウィトゲンシュタインに興味があった、ただそれだけの理由で読んだがとても面白く、知的好奇心を喚起させられた。
彼の人生と思想の骨組みを様々な具体例と実際の文から浮かび上がらせてくれたので、これを読めば原著にあたる上でのハードルがかなり下がるように思われる。とりあえずまで...続きを読むPosted by ブクログ -
運ってなんなんでしょうね。抗うものか受け入れるべきものか。まぁどっちもなんだろうなぁ。とりあえずあたふたしないようにしときます。思考が止まってしまうしね。しかし、この著者の本は読みやすくてよろし。読みやすいって大事よね。Posted by ブクログ
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ソクラテスの最期について、プラトンの手によって語られる真相。自分に正直に、まじめに生きたソクラテス。悪と分かりつつ見て見ぬ振りをする。ダイモーン、心の中で正直になれない部分でのザワつきが多い限り善を求めるには時間がかかる。Posted by ブクログ
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就職、結婚、ギャンブルみたいなもん!人生すべて博打!!\(^_^)/大金をかき集めるのでなく気高く生きる(^o^)Posted by ブクログ
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1年2ヶ月ほどかかったようだ。しかも、湯船に浸かりながらの読書だったので、ぽやぽやしててまばらな記憶になっている。それでも資本主義批判としては、当たり前だが論理的な展開で納得感がある。これからは、雑なマルクス主義と判別がつくようになるだろう。Posted by ブクログ
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各章毎に筆者独自の解釈、要約。その後につづいて抜粋が並べられている体裁。構造を把握していれば読みやすい作品
現代にそのまま適応できる論理かは微妙だが、少なくともこう言った人間が現代に少ないのは間違いない。
個人的に第5章でのエミールの教育成果から逆算して現代に沿った教育を模索するのが良いと思う。フレ...続きを読むPosted by ブクログ -
すべての哲学は、言語批判である。
ウィトゲンシュタインの言葉だという。
この立場から身近なことばの在り方を観察し、批判的に捉え返したのが本書だということだ。
ことばの中には過去の文化が蔵されている。
新しい言葉の中に、新しい世界の見方が表れている。
発言という行為には応答の責任が伴う。
ことばの...続きを読むPosted by ブクログ -
この本自体は分かりやすかったけど、ウィトゲンシュタインの哲学が面白いとは思えなかった。科学、数学が発展する中で哲学が重要性を失っていく時代に起きた話と感じた。哲学界では重要な話かもしれないが、世の中全体での重要性はよく分からなかった。Posted by ブクログ
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ヴィトゲンシュタインの標準的な理解を得るためになにか読もう、という人にまず勧めるようなものではないが、さすがにアドの書くものなだけあってふつうにおもしろい。というかアドがヴィトゲンシュタイン読んでたのを知らんかった。Posted by ブクログ
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ジェンダーに関する言葉について考えるきっかけを与えてくれた。基本は時々哲学者の言葉が引用される言葉に関する違和感をテーマとしたエッセイ集。Posted by ブクログ
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『純粋理性批判』の内容を解説している本です。
著者はすでに『カント哲学の核心―『プロレゴーメナ』から読み解く』(2018年、NHKブックス)を刊行しており、そこでカントの理論哲学を概観していますが、本書はカントの主著である『純粋理性批判』を、その構成にしたがって詳細に読み解いています。「ですます」...続きを読むPosted by ブクログ -
『資本論』のうち、マルクス自身が執筆した第一巻について解説している本です。
本書は、『資本論』のテクストから数多くの引用をおこない、著者自身のコメントを差し挟むというかたちで構成されており、読者自身がマルクスの文章を読む体験ができるようになっています。
『資本論』の注釈的解説書としては、平田清明...続きを読むPosted by ブクログ -
何度か読んだ『弁明』も、こうして章ごとに平易な解説付きで読むと、今まで読み流していた重要なぽいんとに気づかされ、有益。Posted by ブクログ