いつもの言葉を哲学する

いつもの言葉を哲学する

880円 (税込)

4pt

哲学者のウィトゲンシュタインは「すべての哲学は『言語批判』である」 と語った。本書では、日常で使われる言葉の面白さそして危うさを、多様な観点から辿っていく。サントリー学芸賞受賞の気鋭の哲学者が説く、言葉を誠実につむぐことの意味とは。

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いつもの言葉を哲学する のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言葉への重み。最近言語化することに対しての本がたくさんある。言葉がいかに大事にされているか深くのしかかる。日本語を大切に、責任を持って使っていきたい。エモいやメロいは使いたくない。

    ・おしり一丁!

    ・子どもたちは自分たちで「生んでくれ」と頼んだわけではない。勝手に投げ込まれた各々の場所で必死に生

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。子どもは特に親、先生の言葉が権威を持つようになると思います。実際私もそうでした。しかし、自己が形成されるにあたり言葉を扱うことの重要性が見えてきて、彼らの使う言葉が本当に正しいのか悩んできました。本書は、そんな私の心の中を解いてくれるような本になりました。ありがとうございます。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    言葉は生活であり、社会であり、そして政治だ。言葉が劣化すれば政治も劣化する。がんばれジャーナリスト。

    0
    2023年05月26日

    Posted by ブクログ

    言葉にして伝えるって難しい。何気なく使っている言葉の定義や語源を十分に理解することなく、気づけば軽い気持ちでコミュニケーションをとっている自分がいる。人と会話する機会が増え、コミュニケーションがフラットになりつつある今だからこそ咀嚼するように読み直したい新書。ウィトゲンシュタインの「言語批判」をベー

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    言葉について考えることは、それが息づく生活について考えること p.37

    「お父さん」や「お母さん」等々も、そして「先生」も、子どもから見た自分の立場にはほかならない。それを一人称として用いることによって、いまの自分が、子どもを保奏し、ときに教え諭す役割を担う者であることを、自ずと示しているのである

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    最初は本当に素朴な日常のちょっとした言葉や、子どものちょっとおかしな言葉からなぜそう言うのか?を考えていくところが入りやすくそこから段々と正しい言葉を使うことの有用性を明らかにして行く感じだった。
    確かにと思ったのは子どもに対して自分のことをお父さん、お母さん、もしくは先生と呼ぶのはなぜか。それは自

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    素朴な視点で言語を考える。

    なぜ「三角い」や「緑い」と言ってはいけないのか。自然発生したものなら、どんな言語にも、必ずしも規則的ではない慣習的な言葉がある。また、文化由来の「高飛車」なんていう言葉もある。オノマトペを多用する文化としない文化の違いとは。言葉は、自然的な事実、歴史、音韻やリズムなど、

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    とっても面白かった!割と言葉に対して敏感な方だが、そうかこういう点もあるのかとたくさんの発見があった。
    角度が異なるけれど、本当に難しくて苦しくてわからない!と英語学習の悩みの中にいる私にとって、一つ悩みを減らしてくれるものだった。生活に根ざしており感覚的に使っているため、母国語でないと難しいのは当

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    哲学的な本だと難しいかと思ったが、日常にある様々な言葉を題材にして、正しい言葉を使うことや文章を書くことの大切さがわかる。
    英語や流行り言葉が多様化しているが、歴史の中で作られてきた日本語や漢字のニュアンスなど、他に置き換えることができない表現の違いなどが書かれているのがおもしろ

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    歯切れのよいコラムでは時勢についても触れられ、そこから深掘りした提言や教育論についても。

    再読。

    0
    2023年10月08日

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