近藤たかしのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大量殺人事件『アララギの子事件』を追う刑事の瀬戸 真人。
囮捜査により真相を掴みかけた時、取り返しのつかない過ちを犯してしまう...
犯人追跡中に、何の罪もない女性に大怪我を負わせてしまう。彼女は、一生車椅子の生活を送ることに...
刑事を辞め、リハビリ専門の理学療法士(PT)になり、忙しい日々を送る。
ある日、火事で大怪我を負った女性が運び込まれる。その彼女の腕には、忘れられないあのタトゥーがあった。この患者は、あの時、自分が追っていた犯人なのか?
後半の『頑固親父のヒストリー』は泣かせます。
物理的な痛みと、心の痛みはリンクしているんですね。
『梨状筋症候群』や『心室中隔欠損症』、 -
Posted by ブクログ
今の日本の社会仕組みに大きな影響を与えた渋沢栄一の歴史を知れる内容だった。現代訳が個人的に読みにくかったため漫画を読むためこの本を選択した。
今の日本が良くも悪くも活気がなく、何年も変化していない状況が続いている理由を理解できたと思う。
今の日本は安全志向が強く、向上心が弱いと感じた。それは若い世代の考えもあるが守りや楽さ、安全さを身につけてしまっている上の世代の影響もあるのではないかと思う。
もちろん、この考えがすべてではない。また、今後の日本は上の立場と下の立場との差が今以上に大きくなると思う。生き残れるものはのこり、変わらないものは永遠に同じところにいる。人それぞれ適材適所あるが前に進 -
Posted by ブクログ
ネタバレ当時、日本が西洋に最も遅れているのは経済だった。江戸時代からの朱子学の流れで「金儲け=卑しい・非道徳的なもの」というイメージがあった。しかし渋沢は、論語の教えを「富を得ることができるなら卑しい仕事でもするべきだが、それでも富が得られないからと言って不正はしてはいけない」と解釈しており、金儲けを否定していない。
慶応3年、渋沢(27歳)は水戸の徳川昭武に同行しパリへ留学。そこで、自分の使命が日本の殖産興業にあるのだと気づいた。
パリではフランス全土をつなぐ鉄道が走っており、その事業が合本会社(現在の株式会社)によって作られたものだと知る。百姓や小僧でも、株券さえ買うことができれば融資に参加で -
Posted by ブクログ
平生の心掛けが大切=問題の起きていないときにも備えを考える。
権威ある人格養成法=高尚なる人格をもって得た地位でなければ、完全なる成功とはいえない。
天は人を罰せず=天命には必ず服従を読儀なくさせられる
仁に当たっては師に譲らず=道理が正しければ自己の主張を通すべし。
すべからくその原因を究べし=結末だけを見ない、原因を探る。
人生観の両面=社会を主とし、自己のことを客と心得る
防貧の第一要義=人は一人では何事もなしえることはできない。
人物の観察法=動機も行為も正しくても本音が正しくなければ正しい人とは言えない
現在に働け。
細心にして大胆なれ。
自ら箸を取れ
国家の発達進歩=成功や失敗は丹