岩谷誠治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会計の本ではあるが、財務諸表が出来上がるビジネス活動の流れを通して、見えない価値、のれんを生み出すことがビジネスにおいて重要であることが理解できる本。
PBRなどの指標についての理解も深まった。
学びメモ
・売上や費用は分解して考える、そこで何が原因かを突き止めて解決策を錬る考え方を改めて認識した。
・のれんは時価総額と純資産の差額で、BSに載らない価値である、純資産に対してどれくらい時価総額があるのかを図る指標としてPBRがある、PBRはのれんの価値を生む力を示している。
・PBRはPER×ROE、ROEで短期的、PERで長期的な視点を見ることにつながり、総合的に会社の価値を判断できる重要な指標。
・PBRを上げるためには、PERを高める、長期的な取り組みが重要になる(人材投資、研究開発、女性管理職登用、など)
・負債が大きいとROEは高くなりやすい、借金をしてリスクを取り財務レバレッジを上げるなど、意図的に操作ができる、そういう意味でROEだけを見るのではなく、ROICという指標を見るのも重要と言える。ROICは利益を分子にして、有利子負債と純資産を足したものを分母にしたもの。
目に見えない価値こそが社会に求められ、ビジネスにおいてはそれをどう作り出すかがカギとなる。