岩本正明のレビュー一覧
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経済的自立をする為に何をすべきかを、実際に30代の若さで自立を達成した著者がまとめた本。アメリカ人の生活の中での経験であり、日本人には対応が難しい内容も多いが、基本的な部分は世界共通であり、充分実践が可能と思う。
貯蓄などお金に対する考えについてはしっかりしている方だと思っているが、著者の対応は想像以上にストイックで凄いと思った。(自分の妻以上にストイックなのでちょっと引いた。)この本を読んで自分に足りていなのは、慌てて株価急落時の現金化をやってしまう事。長期視点で持ち続ける事が出来るか、この部分を貫いて経済的自立を確実なものにしたい。ちなみに妻はどんな急落相場でもしっかり持ち続けているので、 -
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・お金は手段であり、自由を勝ち取り自分の人生をなるべく長く謳歌することが目的
・その為には「できるだけ短い時間」で「できるだけ多く」稼ぐ事ためのhowを本書では指南
・肝要は、より多くのお金を、できるだけ早く、より頻繁に稼いで投資に回すこと
・経済的自由への7つの段階
レベル4(安定)6ヶ月分の生活費を貯めてクレジットカードなど悪質な借金を返済したとき
レベル5(柔軟)少なくとも2年分の生活費を投資した時
レベル6(経済的自立)投資からの収入だけでいつまでも生活ができ、働くことは選択肢になる
レベル7 (有り余る富)自分が必要以上のお金を手にしたとき
・お金は本質的には無 -
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30歳でファイアした人の本
ぶ、分厚い笑
この本を読んで働いて稼ぎ、貯蓄して、投資に回すということはやっていたが節約やちょっとしたお小遣いで生じた数百円、数千円を投資することを忘れて放置していたことに気づいた。時間を最大限味方につけるためにその都度積み重ねていこうと思いました。
他のFIRE本と比べてストイックで貯蓄率を1%上げてさらに収入を増やし、増やしたお金を投資でどんどん回していく。筆者はインデックス投資が95%で個別株は5%ほどの株メインの投資スタイル。
ハウスエクスチェンジについては全く知らなかった。この本では不動産として所有し、他人に貸して住居費を節約することが目的として書かれ -
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個人的なまとめ
FIREについて
大好きな作家業でも髪をむしりたくなるほど嫌な事もあり、続けられているのは食べるためにやっていないため。必ずしも情熱はいい仕事には結びつかないし結果は後からついてくることに期待するのは危険である。
まずはお金を追いかけて好きなことはその後にした方が良い。
早期退職者のほとんどがサイドビジネスを持っている。
筆者は起業に何度も失敗している。
お金持ちになるカギは自分に最もあったやり方を選ぶこと(ハスラー・投資家・オプティマイザー)。
我が道を行きましょう。一時的なコミュニティの喪失は恐れなくて大丈夫。
投資について
現金クッションで5年分も持っておく、世界恐慌 -
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【目的】
お金のために働く日々だが、お金への執着を手放してお金から自由になるための思考を学ぶ。
【印象に残ったポイント】
・節約旅行。物価安の地域に旅することで、節約になるという発想。これは今まで読んできたお金本には書いてなかったので、斬新だと感じた。
・現金クッションと利回りシールド。配当資産も確保しておくことで相場変動にも耐えらえる現金を確保。これはよくあるインデックス全振りとは異なる生活の知恵と感じた。
・モノの所有は飽きが来るけど、経験はにはそれがない。なので、モノを少なく経験や学習にお金を使うことで人生が充実する。これは納得感ある。
・(まだ)自らの情熱に従うな、やりたいことはお -
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FIREするためには、戦略が重要、というのが本書の主張なのだろうが、本書の主人公である2人には圧倒的な入金力があった。貧困層から成功へと昇って行った成功譚ではあるが、成功者バイアスを抜きにして受け取るのは宝くじに縋るのと同じになってしまうため要注意。
また同時に、コーラが飲めるだけで幸せ、のような、欠乏マインドも非常に重要なポイントになる。
投資戦略×大きな入金力×出費を抑える節約。
どれが欠けてもいけない。
投資戦略は再現性が高いが、一方で投資資金を大きく稼ぎ続ける力と節約を長年続ける力は素質が試される。
特に投資は若いほど複利効果が高いが、同時に実行も難しい。
著者のように幼少期に臨死に近 -
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なかなか興味深い本だった。翻訳はちょっと残念。
31歳でFIRE(リタイア)した中国系カナダ人カップルが、早期退職するためのノウハウを解説している。著者は極貧の子ども時代を過ごし、幼少期に家族でカナダに移住した。貧しさから脱却するにはどんな学位を取得したらいいか、その後どういう仕事を得ればいいか、どう節約するか、を徹底的に数値化し研究したようだ。もうこれ以上働かなくてもやっていかれる、という計算をし、夫婦で1000万ドルの投資ポートフォリオを作った。仕事を辞めて世界旅行をしながら暮らしている。
この本が良く考えられていると思うのは、再現性が高いことである。誰でも真似しやすい。私も似たバックグラ -
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貧しい環境で育った筆者が、資産を築き30代で早期リタイアするまでのサクセスストーリーと、筆者が実践してきた資産運用や支出のコントロール術などのノウハウを学ぶことができました。FIRE実践術としては、王道の手法が比較的多かったと思いますが、実体験がベースになっていますので、信憑性、再現性は高いのかなと感じます。生活支出を下げるために、世界中を転々とする生活は、かなりハードルが高いと思いますが、ごく普通の生活の中で実践できる内容や、インデックス投資の運用術などは非常に参考になります。また、FIRE後の負の側面などにも触れているところも興味深かったです。所々、筆者の表現がおもしろくて、非常に読みやす
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ネタバレ中国内陸部の貧困家庭から父に伴いカナダ移民となった著者
● お金を効率よくドーパミンに変換する
・「幸福感」の切り口で「支出」を考える
・最初のアドバイスは「あなたを幸せにしない基礎的な支出を削る」
・朝のコーヒーやちょっとした贅沢(幸せ)よりも、「銀行の手数料」を削減しよう、という発想
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・支出で満足感を得るかどうかは脳が決める
●進路選択
厳しい経済環境の中、進路選択に用いたPOTスコア(Pay over Tuition)の考え方
「その仕事につくために必要な学位の経費」を「給与の中央値−最低賃金」で割る
・医学は中央値は高いものの、大学院の経費が乗るためスコア0.78
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