岩本正明のレビュー一覧
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一文なしからFIRE(経済的に自立し、早期にリタイアすること)を達成したミレニアルズとして数々のメディアに取り上げられた著者の本。
アメリカの制度や生活をベースにしているが、日本でも参考となることも多い。
実際の著者の体験を元に以下を具体例を交えながら解説;
ーお金と時間や人生の幸せとの兼ね合い
ーFIREに向けた発展段階
ー具体的な生活費の削減方法(ドラスティックな住居費の削減方法まであり、全部が現実的でないが、柔軟な発想が面白い)
ー今の仕事や会社との付き合い方
ーリスクやコスト、時間に対して割のいいリターンを得られる運用方法
ー実際の著者のポートフォリオ
などなど。 -
Posted by ブクログ
経済学の命題はすべて条件付きの命題なので、命題を適応する前に現実の状況が前提条件を満たすのか考えないといけないと主張していて勉強になった。
また、単一の普遍的モデルによって世界を説明する学問ではなく、複数のモデルを状況に応じて使い分ける学問であること、古いモデルが新しいモデルに完全に置き換わるのではなく、新しいモデルが増えていくことで発展する学問であるということも主張していた。
それゆえ、経済学は数学の言葉を使うからといって自然科学とは違い、状況に応じてモデルを選びとる技芸の要素が入るものだそうだ。
この主張は経済学に限らず社会科学への不満や不信が言語化されているように感じ共感した。
経済学の発展により合理的選択のモデルから行動経済学的なモデルに置き換わったのだと思っていたが、これは誤解だとわかった。 -
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「このまま働き続けるしかないのだろうか」
そう感じたことがある人に、本書は静かな希望をくれます。
『FIRE 最強の早期リタイア術』は、特別な才能も起業も必要としません。やることはシンプルです。まず無駄を減らし、収入を増やし、低コストのインデックス投資で資産を積み上げる。それを淡々と続けるだけ。派手さはありませんが、だからこそ現実的です。そこから一歩踏み込んだノウハウも実例を交えて語られており、再現性のある方法が紹介されています。
著者が主張するのは、「お金を理解すれば、人生は驚くほど気楽になる」というメッセージ。数字で未来を見通せるようになると、不安は少しずつ小さくなる。FIREは贅沢な引退ではなく、“時間の主導権を取り戻す戦略”なのだと気づかされました。
印象的だったのは、自由とは大金ではなく「選べる状態」だという視点。読後は、すぐに会社を辞めたくなるというより、「まずは仕組みを作ろう」と冷静に思える一冊です。
時間の自由を本気で考えたい人に、堅実な道筋を示してくれます。 -
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30歳でファイアした人の本
ぶ、分厚い笑
この本を読んで働いて稼ぎ、貯蓄して、投資に回すということはやっていたが節約やちょっとしたお小遣いで生じた数百円、数千円を投資することを忘れて放置していたことに気づいた。時間を最大限味方につけるためにその都度積み重ねていこうと思いました。
他のFIRE本と比べてストイックで貯蓄率を1%上げてさらに収入を増やし、増やしたお金を投資でどんどん回していく。筆者はインデックス投資が95%で個別株は5%ほどの株メインの投資スタイル。
ハウスエクスチェンジについては全く知らなかった。この本では不動産として所有し、他人に貸して住居費を節約することが目的として書かれているが利用する側の視点で旅人としてのお金の節約術が知れたことが良かった。
本の最後の方に書かれている筆者が言う成功とは、結局、お金ではなく平穏だったというのが心に響きました。 -
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個人的なまとめ
FIREについて
大好きな作家業でも髪をむしりたくなるほど嫌な事もあり、続けられているのは食べるためにやっていないため。必ずしも情熱はいい仕事には結びつかないし結果は後からついてくることに期待するのは危険である。
まずはお金を追いかけて好きなことはその後にした方が良い。
早期退職者のほとんどがサイドビジネスを持っている。
筆者は起業に何度も失敗している。
お金持ちになるカギは自分に最もあったやり方を選ぶこと(ハスラー・投資家・オプティマイザー)。
我が道を行きましょう。一時的なコミュニティの喪失は恐れなくて大丈夫。
投資について
現金クッションで5年分も持っておく、世界恐慌時に価値が戻るのに5年かかったため(中央値は2年)。
利回りシールドでETFや高配当株による配当収入を持ち、株式は基本はbuy &hold
感想
缶コーラを飲んで鼻血出すほどの美味しさの衝撃って、どんな笑顔か喜びか驚きか、その表情が見てみたいなって思いつつ、いつまでもちょっとしたことでも喜び続けたいなと思いました。
地元の人と同じように生活した場合、世界を旅行することで1つの場所にとどまるよりも生活費を安く抑えられることもある話にとても興味が湧きました。今の生活に耐えられなくなったら挑戦してみてプチ海外移住体験してみたい笑。 -
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【目的】
お金のために働く日々だが、お金への執着を手放してお金から自由になるための思考を学ぶ。
【印象に残ったポイント】
・節約旅行。物価安の地域に旅することで、節約になるという発想。これは今まで読んできたお金本には書いてなかったので、斬新だと感じた。
・現金クッションと利回りシールド。配当資産も確保しておくことで相場変動にも耐えらえる現金を確保。これはよくあるインデックス全振りとは異なる生活の知恵と感じた。
・モノの所有は飽きが来るけど、経験はにはそれがない。なので、モノを少なく経験や学習にお金を使うことで人生が充実する。これは納得感ある。
・(まだ)自らの情熱に従うな、やりたいことはお金を稼いだ後でやる。
・マイホームは最悪の投資、というかそもそも投資ではない。
・欠乏マインド(生存のための金稼ぎ)はためこみマインドに変化し、やりたいことの実現の壁となってしまう。
(あとちょっとだけ、あと一年、といった先延ばしが後悔のもと。イノベーションオブライフでも触れられていた)
→冷静に自分の資産状況と生活を見つめ、システム2でフリーダムマインドへ移行させる。お金で自由を買うのである。
・本物の銀行強盗は銀行にいる、は言い得て妙なる表現
【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
・効率的に資産を働かせるべく、市場に投資するとともにポートフォリオの見直し。インデックス全振りではなく、一定の配当資産への投資も必要と感じた。
(たぶん、長期運用だとインデックスの方が効率はよいが)
・いらない支出、多少の痛みを伴う支出の削減、高いものを減らし、ご褒美を設定する。
(これはすでにできているかも)
【ふりかえり・気づき】
ファクトフルに自分の現在位置を確認することが大事。年一時間で億になるbyニコラベルべでは放っておけという教えだが、早く仕事を辞めたい人にはこちらの書籍のほうが実践的。
過度な節約はストレスになるので、金を稼ぐために活力を生み出してくれるなら無駄ではないと割り切っていい。
【要点】
・貧困からの脱却
Shenは中国で貧困の中で育ち、その後カナダに移住。彼女の経験は、資産形成と早期退職の動機となった。
・戦略的なキャリア選択
収入を最大化し、支出を最小化するためのキャリア選択の重要性を強調。
・積極的な貯蓄習慣
収入の大部分を貯蓄し、生活費を抑えることで資産を築く方法を紹介。
・投資戦略
株式市場への投資や地理的アービトラージを活用し、資産を増やす戦略を解説。
・4%ルール
年間生活費の25倍の資産を築き、その4%を年間で引き出すことで、永続的な収入源を確保する方法を提案。
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Posted by ブクログ
FIREするためには、戦略が重要、というのが本書の主張なのだろうが、本書の主人公である2人には圧倒的な入金力があった。貧困層から成功へと昇って行った成功譚ではあるが、成功者バイアスを抜きにして受け取るのは宝くじに縋るのと同じになってしまうため要注意。
また同時に、コーラが飲めるだけで幸せ、のような、欠乏マインドも非常に重要なポイントになる。
投資戦略×大きな入金力×出費を抑える節約。
どれが欠けてもいけない。
投資戦略は再現性が高いが、一方で投資資金を大きく稼ぎ続ける力と節約を長年続ける力は素質が試される。
特に投資は若いほど複利効果が高いが、同時に実行も難しい。
著者のように幼少期に臨死に近い強い体験を得てない人が、20代の多感な時期を節約と労働に全力で向かうのは難易度が高い。 -
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なかなか興味深い本だった。翻訳はちょっと残念。
31歳でFIRE(リタイア)した中国系カナダ人カップルが、早期退職するためのノウハウを解説している。著者は極貧の子ども時代を過ごし、幼少期に家族でカナダに移住した。貧しさから脱却するにはどんな学位を取得したらいいか、その後どういう仕事を得ればいいか、どう節約するか、を徹底的に数値化し研究したようだ。もうこれ以上働かなくてもやっていかれる、という計算をし、夫婦で1000万ドルの投資ポートフォリオを作った。仕事を辞めて世界旅行をしながら暮らしている。
この本が良く考えられていると思うのは、再現性が高いことである。誰でも真似しやすい。私も似たバックグラウンドで、実家は経済的に豊かでなく、若いころに必死で節約した資金を投資で増やし、30代とは言わないが40代で経済的自由を達成した。
本書ではさらに、想定可能なあらゆる反論に対して、答えを提示している。例えば子どもがいたら30代でリタイア可能か、家を買うべきか、株価が暴落したらどうすべきか、物価が上がったら、などである。30代でリタイアすればまだまだ気力も体力も有り余っており、好奇心も旺盛で、世界旅行も楽しめるだろう。
著者も言っているが、FIRE出来るステータスが与えてくれるものは、お金ではなく時間なのだ。もっと簡単に言うと、選択肢が増えるということだ。
具体的な資産を守るポートフォリオの作り方の提案も載っているので、FIREに興味がある人は一度読んでみるといいかもしれない。