越島はぐのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ※1~3巻までの感想をまとめてこちらに。
大人気小説のコミカライズ。大輔じゃあないけど、私は小説をさくさくっと読める方ではないので、マンガを読んでみることにしました(^∀^)
栞子さんがとても可愛いですねv
『漱石全集』の回も『落ち穂拾ひ』の回も、なんだか切ない話(;´Д`;)
『論理学入門』の回で、ようやくあったかい気持ちになれた気がします。隠れてた謎は、これまでで一番重かった気もしますけど‥ね(⌒~⌒ι)
でも、坂口夫妻は見てて癒されました。私も、しのぶさんはバカなんかじゃなくて、むしろ賢いしデキた女だと思いますっ!
なんか閑散としてる店のイメージだったけど、事件解決後に、それまで関わった人たちが古書堂に立ち寄ってくれるようになったのが、なんかいいね♪
ただの骨折にしては入院長いなぁ~と思ってた栞子さん。
単なる事故じゃなくて、誰かに突き落とされただなんて‥そんなおっそろしーことがあったんスか( ̄□ ̄;)!
志田さんが『晩年』復刻版の話題に触れて、じゃあ本物はどこに?って流れになった時から、まさか男爵(笠井)=大庭なんじゃ‥!?と私も思ったけど、やっぱ本当にそうなのかな(?д?)
続きが気になるーっ! -
Posted by ブクログ
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」
店主の篠原栞子さんは古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性
栞子さんは触れたら壊れてしまいそうなイメージです。
古書の知識は並大低ではなく本には人一倍の情熱を燃やすけど
初対面の人とは口もきけない人見知り。
持ち込まれた本にまつわる『日常の謎』系です。ちょっとした謎や事件を
栞子さんが安楽椅子探偵となり小さな手がかりから謎を解いていきます
そして、本を読みたいのに読めない、読もうとすると体が
拒絶してしまう五浦大輔が語り部の助手として奔走します。
人の手を渡る古本ゆえに本を巡る思いやそれまでの時間経過が
丁寧に描かれていてるところは良かった
会話が多い本書、一気に読めます。
四話収録の連続短編集でタイトルには4冊の本のタイトルが
付けられています、本の内容や豆知識的なことも書かれているので
それはそれで楽しめました。
物語が進むにつれ人見知りの栞子さんと大輔の距離が縮んだかに
見えたのに、栞子さんが大輔君を信頼していなかった事が
露呈してしまいます。彼女が描くシナリオ通りに物事が運ぶことに
かすかな疑念が生じたのは私だけでしょうか
この疑念が続くのか続かないのか続編も読んでみたいとおもいました。
ドラマが放送されているのでちょっとミーハーぽいな・・・と
思いつつ手にしました。
設定はだいぶ違うようです。古書についてのあれこれも
私は活字で読む方がいいかなっ。 -
Posted by ブクログ
小説「ビブリア古書堂の事件手帖」のコミカライズ。思い描いていたイメージと幾分誤差はあっても、これはこれで楽しめました。
大体原作に忠実だから、具体的に雰囲気がつかめて、内容を追うのには手ごろだと思います。
漫画だから、原作どおりの美人で清楚で物静かな栞子さんでは話が弾まないのか、容貌としぐさが原作イメージよりかわいめになってました。
そんなに萌えや笑いを追及しなくても充分面白いマンガになったと思いますが…
ただ、話はリンクしていくけど形としては1話完結になっていたので、中途半端に次巻に続くのはどうかと思っちゃいました。
ラスト9ページ、つまり原作第二話の6ページ目くらいのところで「続き」になっているけど、これ次の巻でよかったんじゃないかと…? -
Posted by ブクログ
“「綾……俺はさ、もう綾に死んでほしくないんだよ。せっかく生きてる綾と話ができた、それだけで嬉しいんだ。綾にはさ、俺のことなんて忘れて幸せになってほしいんだ」
「なんでそんなこと言うのよバカバカバカバカ!!一哉がいないのに!一哉がいないのに一哉がいないのに一哉がいないのにどうやって幸せになれるって言うのよ!私は一人でも犯人を捜す、一哉の力なんか借りなくても絶対捜す!」
「無駄だってのがどうしてわからないんだよ!」
「無駄って何、一哉に私の何がわかるの!?私に何が必要で何が無駄かあなたにわかるって言うの!?」
「もういい、勝手にしろ!」
「言われなくたって勝手にするわよ!」
思い切り乱暴に通話を切ると、とたんに辺りが静かになった。
私は涙を拭こうとして、片手にお菓子を握りしめたままだったことに気がついた。強く握りすぎて、月はほとんどバラバラになってしまっていた。
ティッシュの上に粉が落ちて、そのたびに胸が痛くて。
床に叩きつけようと振り上げた携帯を、そっとクッションの上に置いて、そして私は思い切り泣いた。”
綾の世界で一哉が事故死した。
だけど、通夜の晩を境に、彼女は所謂パラレルワールドの一哉と接点を持つことに。
一哉の世界では綾が誰かに殺されていた。
唯一の繋がりである携帯電話の通話を頼りにこっちの彼と向こうの彼女を殺した犯人を探す二人が見つけた真実とは。
「あ」と思わず呟いてしまうようなあっけない終わり。
後悔するにはあまりに遅すぎて、今まで続いてきた魔法が、一本の細い糸がぷっつりと切れてしまう感覚。
虚のような衝撃と、遅れて追いつく思考が終わりを告げてくる。
うー。
これは泣ける。各章の題名にも。
全ての章が綾視点だったため、「綾が自分で自分に描いていた夢のような現実逃避の作り話」と笑われてしまいそうな。
だけど、その考えには「綾がラメルと知り合えた理由」が穴を開ける。
それが、少し救われる。
向こうの一哉は一哉であって一哉ではない。
綾が向こうと途切れたときにこっちの一哉と向き合う展開は良かった。
ピヨホワイト。風邪薬。パラサイト。
複数のキーワードが繋がってひとつの答えを導き出す瞬間が良かった。
あと、二人が逃げる時の臨場感とか。
イラストも素敵。
“その笑顔を見て、涙がこぼれそうになった。ああ、なんでだろう、すっかり忘れていた。
「そう、ですよね」
<こっち>の一哉には、お通夜の日以来会いに行っていなかった。
<こっち>の一哉、私と同じ世界の一哉。私はどこかで彼の死を認めていなかったのかもしれない。仇をとると、彼のためだと言いながら、ずっと目をそらしていた。
「ラメルさん」
「ん?」
「今日だけ、泣いてもいいですか。明日からは元気になりますから」
彼女は長い髪を横に払うと、不思議そうな顔をした。
「別に今日に限定せねばならん理由もないだろう。泣きたければいつでも泣けばよい」
信号が点滅する。そうですねと言う代わりに、携帯電話を握りしめた。
そうだ、明日も泣いて、明後日も泣いて。
そしていつかまたこの電話が鳴ったときに、笑って話すことができればそれでいい。
今はまだ、その決意を口に出すこともできなかったけれど。”