柴宮幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
柴宮先生の描くじめっとした美男とカラッとした美女のカップルは相変わらず最高。じめっと気質なのに胸元はだけがちなリハルト様なんなの……?読者をどうしたいわけ?
新キャラの第三王子・カイに振り回される3巻。仮に相手のことを思っていたとしても、それが相手を軽んじたり哀れむようなものであれば、それは対等な関係性ではない。そんな違和感を見過ごさず、否を言える主人公・ミラがかっこいい。
後半では、未亡人とその夫(悪霊)とその未亡人を妻に迎えようとする第三王子の三角関係が始まった。クスリとする展開から、美しい三角関係の美しい幕引き至るのがとても良かった。ミラとリハルト様仲も深まってなお良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ己の我儘により処刑となってしまった主人公のミラ・ローズ。目を覚ますとそこは多くの幽霊がはびこる幽霊城。表向きは死んだことされたミラは、城主のリハルト・ロストブラオンの「妻となり跡継ぎを残す」という役目を課せられることに。その身を厭わず悪霊を封じるリハルトに、強い想いを抱えて災いを起こす幽霊に接するうちに、自分のため、人のために「思うままに生きる」ことの大切さを見つけていく。
ストーリーもキャラクターも最高な柴宮先生の最新作。柴宮先生はほんとうに湿度の高い男性キャラを書くのがお上手で……。カラッとした性格のミラと湿度高めのリハルトの二人の関係がどう変化するか、ニヤニヤしながら見守っていきたい。 -
不敬罪で○刑となったわがまま令嬢のミラは、幽霊城城主のリハルト様の妻となることで一命を取り止める。
好きなものを“お気に入り”と言ったり、ミラのわがままは感情表現がうまくないだけで根はいい子。
しかしある時、リハルト様の体に限界がきて──!?
それにしても柴宮幸先生の描かれるヒロインはお胸が豊かな子が多くてちょっとドキッとします。 -
ネタバレ 無料版購入済み
「風は邪を払い実りをもたらす」
風を呼ぶ役割を持つ「風呼び」と、風の精霊のような存在の「風の民」が存在する世界。
風呼びの少女マカナと、珍しい人の姿をした風の民フーガが出会うところからこの物語は始まります。
フーガのビジュアルが文献の天使のようで好み。でも性格は横暴で全然天使じゃない。笑
一度読んだだけではなかなか世界観がつかみづらい作品ではありますが、今後の展開の期待値を込めて星5つで。 -
ネタバレ 購入済み
完結おめでとうございます
やっぱりルカがレネの両親を…。
許せん。まあ、可哀想な人であるのは間違いないのですが。
王子様のキスで目覚める、ってお父さんの書いたハピエンとまさしく一緒の展開に胸熱。
いつも一生懸命にレネに想いを伝えていたアルベール。やっと2人の想いが繋がって良かった〜。
ルカにめちゃくちゃにされたグロワール国も、今まで2人が訪れた国が手を差し伸べてくれて復興し、無事アルベールも背が伸びていた笑
つか、特装版とかあったのかー。
買った時は知らなかったよ泣
後日談とか読みたかったから、そのうちお得なクーポンきたら買おうかな。
絵も綺麗で素敵な作品だったので、終わるの寂しい。
楽し