大窪晶与のレビュー一覧
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匿名
購入済み血で血を洗う
とはまさにこのこと。完結巻まで裏切りの応酬で、とてもたのしませて貰い有り難くとても読み応えがあった多謝。
それにしても吸血鬼ドラキュラを生み出したブラム・ストーカーはドイツ語で書かれたドラクラ公の物語から着想したのだろうが、物凄い解離だと思う。今なら名誉毀損では? と思わずにはいられない。
ただ一方で、別の作品になるが吸血鬼ドラキュラを、彼に魅了された若者たちの視点で描かれたゴシックホラーコミックも読んでいる。こちらもゾワゾワして面白い。
こんなに題材とされるご本人様が、草葉の陰でどのように思っているのか、聞いてみたいところ笑。 -
匿名
購入済み読み応えある政治劇
ドラキュラのモデルという面ばかり有名なヴラドですが、この漫画はそんな彼がどんな時代、どんな場所、どんな地位で生きていたのかをリアリティを持って描き出しています。
しっかりとしたストーリーで展開する政治劇や大国との駆け引きが素晴らしい!
暗めの話ですが、静かに冷酷に地位を築き上げてゆく主人公の姿には爽快感があります。貴族や国同士の関係も分かりやすく描かれているので、ワラキアってどこ?という人にもおすすめできます。
残酷な場面もありますが必要最低限ですし、そういう売り方をしないで、ストーリー重視なのはとても好感が持てます。
東欧という、日本ではあまり知られていない地域が舞台でも、こうして漫画として描かれてちゃんと出版されるなんて、日本の漫画界すごい! -
無料版購入済み
しっかりした歴史マンガ
オスマン帝国、ハンガリーという大国に挟まれ、国内では貴族が強く、権力が弱い公が主人公。自身の権力が弱く、国の状況も不安定な中、それでも強い意志をもち、考え、策をめぐらすことで、国を安定させようとします。面白い内容です。日本人からすると、なじみのない主人公であり、地域であり、時代ですが、とても読みやすいです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ待ってました3巻!吸血鬼伝説ではなく、人としてワラキア公として生きるヴラド三世が描かれる本作品。刊数を増すごとに面白さが増していきます。
アルブとの決着は思いの外あっさりと終結しましたが、逆にそれがヴラドの冷徹さと賢さが際立って良かったと思います。シュテファンとのトランシルヴァニア時代の回想、メフメト2世との出会いと別れ、結婚、書き下ろしの番外編。読み応えはたっぷりです。
女っ気の無い本作品の中で登場した数少ない女性キャラ・イロナ嬢。初対面時にヴラドがハンガリー語で挨拶し、イロナ嬢がルーマニア語で安心したと伝えるというお互いに好感触な始まり。ただ政略結婚なだけあって、一筋縄ではいきません。イロナ嬢はあくまでハンガリー王マーチャーシュの密偵としてワラキアに送られただけに過ぎず、そして彼女自身もその役目に対して忠実です。王の縁者として自身の役目をよく理解し、祖国と王への忠誠心は揺らがない。しかしそんな彼女の思惑はヴラドに見透かされ利用されるのですが、その一件でイロナ嬢はヴラドの味方になりました。
史実でのヴラドの一人目の奥様に関しては史料が少なく謎が多いのですが、しかし作中の描写には全く違和感が無い。いつ敵国同士となるか分からない情勢の中、政略結婚で嫁いだ自身の身の上を悲観する事はなく、王の名代・密偵として務めようとする彼女には逞しさと同時に清々しささえ感じます。そしてそんな彼女を真の味方に引き入れる事が出来たヴラドの手腕も流石です。続きが早く読みたくてたまらないです!
余談ですがイロナ嬢、従兄弟マーチャーシュとはあまり顔は似ておらず美人ですが、やや太めの眉毛は少し似ています。そこがなんとなく可愛いです。ヴラドの従弟シュテファンも、ヴラドと一見あまり似てないようでいてよく見ると鼻や輪郭など、少し顔立ちが似ています。ちょっとだけ似てる、という親戚の描写が絶妙で、そんな所も素敵な作品だと思います。 -
ネタバレ 購入済み
頭に杭を打ち込む……w 可笑しみが湧いた。真面目にヤッてるから余計にwww
白い結婚だったということで良いのかな? 嫁が間諜なんて政略結婚ならば当たり前? だから、白いまま? -
ネタバレ 購入済み
串刺し刑、圧巻の絵面です。R15… と今更ながらに気になってしまいました。
主人公自身が見込んだ者たちが次々に暗殺され、最後には最大の功労者である爺まで落命。そして伝説の串刺し…
中世は人の命を軽く扱っていたことを、改めて認識。それでも面白い! -
ネタバレ 購入済み
西洋史はよく知りませんが、いわゆるドラキュラ公には非常に興味があります。1巻を拝読し、嵌りました。とても面白いー! なんとなくですが、家康公を陰キャにした感じ?