サイモン・シネックのレビュー一覧
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本書は「操作型」リーダーから「インスパイア型」リーダーに脱却する方法が書かれています。
それは「WHYから始め、常にWHYとWHATを一致させる」でした。
営業やチームのマネジメントに悩んでいる時に出逢った一冊でした。
私自身、ずっと「HOW」が好きで、そういう本を読む機会が多かったですが、違和感を感じていました。本書にはアップルなどの具体例がふんだんに盛り込まれており、WHYの重要性がわかりやすく解説されています。
個人的に参考になったのは、「最前線はメンバーに任せ、リーダーが本来なすべきこと」です。メンバーとの1on1で実践します。
「WHYをどう発見するか」については著者の他の作品 -
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著者であるサイモン氏が、2009年に行われた世界的プレゼンテーションイベントである「TED Talks」で披露した内容がベースとなった本。
組織や事業の動かし方、プレゼンの上手なやり方のフォーマットとも言えるのが主題となる『ゴールデンサークル』。
◯優れたリーダーはどうやって行動を促すか
・WHY(なぜ) HOW(どうやって)WHAT(何を)によって、優れた組織やリーダーが他にはない力を得た
・「WHY」が原動力となる
・優れたリーダーは、「人を操作するのではなく鼓舞させる」ような方法で行動しコミュニケーションをとっている
・WHYから始めることによって、人々を操作するのではなく、鼓舞させる -
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1.リーダーになることが多くなってきたことと、自分の説明に説得力がなく、綺麗事のように感じられることが多いので読みました。
2.人をインスパイアすることができる能力は非常に大切です。これはリーダーならチームを、社長は社員を率いるためには必ず通る道です。上からの一方的なメッセージだけではフォロワーの心には響かず終わってしまいます。
本書ではWHY→WHAT→HOWの順番で自身に問いかけていき、言語化していくことが大切だと言ってます。なぜこの順番だと人の心に響くのか、なせ人は動くのかということが書かれています。
3.人は誰しも応援したくなる生き物なのだと思いました。例えばマンガがわかりやすい例 -
Posted by ブクログ
WHY 創業者の想い:創業理念
HOW 創業者に共感した(インスパイアした)信奉者の行動
WHAT その結果:利益、売上
創業時は、 WHY→HOW→WHAT で成長を続けるも、
創業者の退出で、WHAT が目的となり、WHYとの乖離が行われる
その結果、WHYも、共感したHOWもなくなり、WHATしか残らなくなる
創業当初の目的、理念からは大きく外れ、企業は別の道を歩むことになる
心に残った言葉
・従業員が幸せになれば、客もまた幸せになれる。そして、客が幸せになれば、株主もまた幸せになる。
・自分に尽くしてくれる人のために、自分も尽くす。
・信頼とは数値に表せないもの。信頼は理詰めで -
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ネタバレWHYとは何を意味しているかというと、「理念」とか「志」。サブタイトルが示すように「インスパイア型リーダーはここが違う」というのはインスパイア型リーダーは顧客にも従業員にも自分たちの会社あるいは商品に対する理念や志を語るということですね。理念に共感できれば、従業員もそれから顧客も付いてくる。だから「WHY」を語らないといけないということ。もちろん、そういう人だけで会社が成り立つわけではなく、こうした理念を共有しながらも、計画し、実行する人は必要。でも、計画や実行があってもWHYが無ければ共感されないし、無意味な企業間競争に発展するだけ。そこが違うということかな。凄く良く判るけど、こうした理念と
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Posted by ブクログ
ネタバレ- [ ] 感想
3年ぶりぐらいに読んだのですが、深い内容でした。
読んでいて気づくのですが、Whyは意外にこの本の中でも言語化されていないです。
明確な一言というよりは、Whyを示す明確な一言が散りばめているという印象です。
Whyを権化する人、というキーワードも出てくるので、Whyはもともと言語化できないものかも知れません。
- [ ] メモ
- [ ] リーダーには信奉者が必要
- [ ] TIVOはWhyから始まるキャッチコピーを作っていなかった
- [ ] 信じる人間をどう集結させるか?
- [ ] ジョブズにはビジョンがあり、ウォズ -
Posted by ブクログ
リーダーはたくさんいる。
でも人の行動に影響を及ぼす人は一握りの謎に迫る。
人間の行動に影響を及ぼすのは、操作か鼓舞(インスパイア)しかない。そして本書は鼓舞の重要性を問う。
操作されてる気なんて無かったけど、我々がどれだけ操作されているかに驚愕する。
こんにちの世界は、操作が標準になっている。価値観や信条に共鳴する人々の集合体であったはずが、目先の利益重視のため、操作を選択している。
以下の3つの順でアプローチする。
Why 理由(お金を稼ぐため、は含まれない)
↓
How 手法
↓
What していること
自分の仕事をHowとWhatは説明出来るが、Whyはなかなかできない。
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Posted by ブクログ
就活時に参加したNTTデータの座談会で、社員さんがこの本を読んで会社のコーポレート部に異動を決めたのを聞いて興味を持ったのがきっかけ。著者の定義する「ゴールデン・サークル」の中心には「WHY(理念)」が根源として存在していて、その外側に順に「HOW(WHYを行う方法)」、「WHAT(具体的な行動)」が表れる。Appleやビル・ゲイツの例を見てみると、具体的な行動である「WHAT」の部分は変化しているが、それらは共通の「WHY」を具現化しており、表現の仕方が変化したに過ぎない事が分かる。また、ゴールデン・サークルが3次元の円錐状の形をしていて、組織の理念(WHY)の権化がCEO、理念を実現する方
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