紺野天龍のレビュー一覧

  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とある村の少女が姉を助けて欲しいと空洞淵の所を訪ねてきた。
    空洞淵と綺翠はその村を訪れて、神に孕まされ死ぬと言う現象が、月詠によって作られた感染怪異で、実は日本住血吸虫による感染しょうで、腹水などの症状がでてると見破る。
    村人は神の信仰をやめ、犠牲者を今後出さないことを選ぶが、今まで厄災がなかった村に、蝗害がおとずれる…

    1巻でも思ったけど、論理的に話してるせいで惑わされるが、矛盾してる気がして仕方ない。
    感染怪異になる経緯や認知がイマイチ理解できず、入り込めない…
    そして、月詠の真相って何?

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    2023年03月08日
  • 幽世の薬剤師3(新潮文庫nex)

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    シリーズ3作目。今回は、エクソシストと錬金術師。西洋の術師が主題。薬剤師が彼女達が関わった事件のからくりを解き明かす。
    シリーズ通しての謎、なぜ霧瑚が幽世に転移させられたのかについては、ちらっと影が見えるだけで、まだ五里霧中というところか。霧瑚と綺翠との仲の方が進行が早そう。

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    2023年02月25日
  • 幽世の薬剤師3(新潮文庫nex)

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    今回は笑える展開が多く十分に楽しめました。

    一方、推理のほうは少し強引なように感じました。
    前半は霧瑚の勘がたまたま当たっていたのと大差ない内容でしたし、後半は今回の患者である錬金術師についての前提がやや強引に思えました。
    錬金術師は神秘の再現を目指すなら、本当にできるなら実際にやりたがるのが人間ってものじゃないでしょうか?神秘に至ってはいけないのが錬金術という学問なのだと決めつけるように書いているのは少し変な気がします。
    また、化学者だってもしも既知の真理が揺らぐような事態が起きればそれについて研究したくなると思うのですが。簡単に真理は覆らないといっても、それで自分の研究は無価値だなんて決めつけていたら事象の可能性を追求することをやめることになるわけですから、研究者としての自分の存在を自分で否定することなりますが、研究者ってそういうものなのでしょうか?

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    2023年02月11日
  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    前回は吸血鬼、今回は神の子を宿す娘。伝説をベースにした症状の謎を解く。
    物語としては良いのだけれど、リアリティーは薄い。
    なぜ異界に転移させられたかの謎は深まるばかり。さて、何が待っているのだろうか?

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    2023年01月15日
  • 無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる

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    ネタバレ

    前半はハ○ヒ+ラブコメで、後半はミステリー要素が加わる、楽しい作品。あくまでラブコメの為か、ミステリー要素の解決方法は突拍子も無く、突っ込みたくなる事必死である(その発想は無かった、と素直に思った)。次巻以降も期待。

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    2021年12月19日
  • 錬金術師の密室

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    錬金術なるファンタジックな要素がメインとなっているものの、筋立てや論理の展開はいたって古風。あとがきに書かれているような講談社ノベルスの新本格系統を思い出すような、ロジカルに意外性を導き出すお話でした。

    なので推理を組み立てていく過程を行っていくと頭でっかちというか、読んでいて平坦な印象になりかねないときもありますが、この作品では主人公の錬金術師とその相棒の軍人の水と油なペアのやり取りそのものも楽しく、早くいえば「キャラ立ち」しているので、その楽しさでするすると読めました。新鮮というほどでもなくても、読んでてストレスフリーな奇天烈風味なキャラクタの匙加減が自分にはちょうど良かったです。

    真相にどれだけ綻びがないかまではともかく、錬金術という架空の魔術をメインとしてはいても、きちんとルールを敷き、「なんでもあり」にはしていないので、論理が通ったミステリとしてもしっかり収束していると思いました。

    ただキャラクタものの宿命なのか、彼らのバックボーンについては「続編を待て!」というか、続編ありきな書きかただったのは、この物語そのものはちゃんと解決はしているとはいえ、仕方ないかぁ、と思うしかないかなと。その辺はお約束なようなもので、突っ込むのも野暮なのでしょうけれども、少し気になったのでした。

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    2021年05月27日
  • 錬金術師の密室

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    ネタバレ

    ファンタジー系の特殊設定ミステリ。
    謎解きに破綻なども少なく面白いのだが、後書きにあった「好きな作家」からの影響がそのまま作品に出ている感じだった。(特にトリックや動機)
    かなり強く続編をにおわせる終わり方をしているので、次回作に期待。その時は作者オリジナルの捻りがもっとあるとうれしい。

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    2020年08月30日